メージュ症候群に効く? | まぶたを治す道 〜眼瞼下垂はあとかたも無くすぐ治る〜

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瞼の手術治療に関するブログ
現状治らない疾患の治療法発見に興味があります。その為には古い慣習や常識にはとらわれません。未来の医療の構想のようなものが混じっております。読者に何かをもたらすことができればと思います。

下記にリンクを貼ったアメブロ記事を発見しました。2007年の記事ですが、その内容が本当であれば、目のまわりと口のまわりに意図しない筋収縮がしつこく起き、日常生活にも支障をきたすメージュ症候群に、2007年の段階で効果のある薬がみつかっていた事になります。

 

ただしその薬は抗精神病薬であり、もちろんメージュ症候群には保険適応がありませんし、病名をつけて処方しようにも、精神科と無関係な科が、診断に精神科分野の専門性が必要な疾患名を、診断したことにしていいのか?という問題がつきまといます。

 

処方してくれる精神科医が居るのかもしれませんが、一体誰がこの話に理解を示して処方してくれるのかがわからないため、患者さんは多数の病院をめぐり、それでも処方してもらえる保証は無いので、どこかで諦めてしまうでしょう。

 

 

メージュ症候群は精神科の薬の副作用として発生する事がまれにあるので、リンク先の記事の例では原因となる薬を中止したことで改善したのか、新規に追加した薬で改善したのかはっきりしない部分もありますが。

 

もしこれが本当に効果ありなら大発見であるのですが、13年経っても誰も話題にしていないのは不思議です。医療者側も患者さん側も、現状の治療法で十分満足できているという事でしょうか。私にはそうは見えないのですが・・

 

難治性疾患に効く可能性がある薬がすでに存在していても、さまざまな制約条件のため使えないのです。保険診療という仕組みの限界なのかもしれませんね。

 

https://ameblo.jp/kyupin/entry-10026887566.html