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AKIRAの一つ前の作品。この前が『気分はもう戦争』で、当時の大友克洋のテンションの高さが伺える。
中でも、最も完成度が高いのはこれじゃないかな。
AKIRAはアクションを意識したエンターテインメントだけど、『童夢』は現代の団地で起こる怪談。
あの絵で、かつ、さまざまなドラマを描いてきた大友克洋の集大成と言った人間ドラマが、それ以前のマンガにはないリアリティを醸し出している。いまでも、これ以上の作品はあんまないかも。
その影響力も凄まじく、本作の影響で絵柄が変わったマンガ家も多い。
浦沢直樹とか江口達也とか。みやすのんきなんて、童夢のシーンそのままパクったりしていった。
ちなみに、個人的には、現代マンガの影響力でいえば、大友克洋、江口寿史、吾妻ひでおが御三家と思っている。その中でも珠玉の一作だ。
マンガ好きなら四の五の言わずに読め。
気分はもう戦争 (アクション・コミックス)/矢作 俊彦

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Akira (Part1) (KCデラックス 11)/大友 克洋

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