あきらめたら、そこで試合終了ですよ。 -46ページ目

季節風のオンナ~aya~vol.4

「あんたは、さっきから誠意、誠意と言うが、

誠意って何かね?」




誠意って何ですかね?

誠意をもってデートをする。

誠意をもって女子をおもてなしする。

誠意をもって・・・。



誠意のカタマリ、リクトです。



どうも。



誠意をもって、紳士的に帰るという技を披露しつつ、

次の一手を考えながら帰路についたわけですが、



続きです。



案の定、紳士な態度に食いつきを見せたaya。

その日以降、いい温度感でメールが来るようになりまして。



「今日は、リクトさんに似てるイタリア人が来たー♪」


「カボチャのブリュレ、好きですか?」


「今日はランチ来てくれないんですかー?」


etc。


こちらも、1回ゴハン行った感じでは、非常に楽しかったし、

次はそろそろGOAL決めておきたいという思いもあり、

メールにはマメに返信、好感触を持続して、次の回を迎えました。




そのゴハンでも同じく、いや、かなり距離感と親近感も近づき、

前にも増して楽しい時間を過ごしてました。

エロリクトは虎視眈々と状況を伺いつつ、アクションのタイミングを図っておりました。



そして、店を出てから、前回と同じくして手を繋いで家へ向かう。


(こんなにスンナリいけるのかしら?)


(何かスムーズすぎるんだよなー)


なんとなく胸騒ぎはするものの、道路脇に立ち止まってチューを繰り広げた時点で、それも杞憂に終わりまして、



今日は決める!



My Sonも既に離陸準備OK!右よし!左よし!立ちよし!



そんな感じで、道を歩いて行くと、



ayaが急に立ち止まります。



「ごめん、今日やっぱりダメだ。」




┐( ̄ヘ ̄)┌


これをグダと言うんでしょうか?



ダメって、おい。



この前よりさらに家に近づいたからいいか、いや、よくない!


ここはさすがのジェントリクトももの申しましたよ。



「え?今日は一緒にいたいんだけど。てか、いれると思ってたんだけど。」



「うん。アタシもそう思ってた。


けど、ちょっと急にダメになったの。ホントごめん。」



ん?

なんか、気持の問題じゃなく、ダメになる理由が発生したか?

ん?

なんか、おかしいぞ、この感じ。


もしかして、家に誰かいるのか?


こいつ、もしかして相当ヤリ手か?


とにもかくにも、ねばってみたものの、ホントにダメそうでしたよ。

さすがにちょっとヘコミましたが、それ以上にカノジョも申し訳なさそうにしてたので、

それ以上はツッコミも入れられず、またもやジェントリクトのまま帰宅という体たらく(いや、体たらくではなかったんですが)。


とりあえず、最後に濃厚なチューをかました後に、おでこにチュ。


「また連絡してや。」


カノジョ、ちょっと泣きそうになりながらも、


「今日もありがとー。

また必ず連絡するから。」


と言って、今回はayaが先に振り返って去って行きました。




やれやれ ┐( ̄ヘ ̄)┌


やれない日にはウェルカムで、やりたい日にはノーサンクスですかい。


なんとも、


「会いたいときにあなたはいない。」みたいな感じですかね。



そんなやりきれない思いを抱えつつ、帰り道を歩いておりました。

すでに終電のときは過ぎ、タクシー捕まえねば、と思ってちょっとウロウロしていると、







不意に後ろからトントンと。






あれー、戻ってきちゃったー?





やっぱりしたくなっちゃった?













振り返ると、そこにはイケメンが仁王立ち。









「今、女性と歩いてましたよね?」





・・・?





「○○○子って、知ってますよね?」





・・・?






!!!!!





○子・・・?






確か、






店で付けている、ayaの名札、







○子だったような・・・。






なんか、ヤベーか?





結構、ヤベーか?






どうする?どうなる?






続いちゃいます。スンマセン。






Licto