エフェクター作るネタの備忘録的に。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11201920851

上の知恵袋によると、ほんとかわからんけどMXR Distortion+に使われてるLM741CHは適正電圧が20V以上で、それをあえて9Vで使ってるとのこと。「メーカーは9Vで使えるものを選定してる」とのことだが、あえて適正電圧の高いオペアンプやトランジスタを適正電圧以下で使うことで得られる音もアリなのでは?

というのも、以前TL072CPでブースター的な回路を作った時、増幅が大きすぎると音が歪んでしまったのだけど、供給電圧を9→12→18Vと増やすと歪みが消えたんよね。これはオペアンプへの供給電圧とバイアス電圧が増えたから増幅される振幅に余裕ができてクリッピングしなくなったっていうただそれだけなんだけど、逆に言うと供給電圧を下げることでクリッピングしやすくなる→歪みエフェクターになるのでは?と思う。

そもそもオペアンプだけで歪みを作るエフェクターとしてはBlack Cat OD-1なんかがある。これはオペアンプにOP275を使ってるけど、オペアンプの特性ってよりは過大な増幅が肝になってる気がするわね。歪みやすくする何かがあるのかもわからんけど。





あと上下非対称クリッピングを狙うなら、供給電圧を下げつつバイアスをあえて1/2Vからずらした位置にするのがよさそう。

ちなみに供給電圧を適正電圧以上にするのは安全性の面からやるべきではないわね。