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ななこROOM

海が好きでGuamや沖縄などで自分を初期化します。度々の網膜剥離に落ち込んでも仕方ないので上手く付き合っていこうと思いblogスタート
16年7月に左眼を剥離。18年8月に右眼も剥離。そして翌月に右眼再剥離の経験者です。ポジティブにいこう!

今回は
裂孔・剥離は12時と3時の方向でした。
 
3時は新しい剥離でしたが12時は再剥離。
 
術前に自分で確認出来ていたのは
鼻の位置に欠損が見えていたの3時のみ。
 
再剥離は早いスピードで進行するので
このまま気づかなかったら
どうなったことやら滝汗滝汗滝汗
 
 
真面目にうつ伏せに5日間耐え
6日目から90度座位。
寝る時は60度左下でした。
 
 
うつ伏せが辛いので座位になったら
寝まくりましたニヤリ

座位が辛くなったら
またうつ伏せとかもしてました。
空気の残量は見えるので
黒い輪っかをできるだけ12時と3時の方向に当てるように気遣いました。
 
1日5回の目薬は
1つを点眼したらきちんと1分、眼を閉じるのを
3種類やり遂げました。
(看護士さんがやってくれる時は3種類をササってうつのでなるべく自分でうちます。)
 
前回までは空気を置換したので
10日くらいで完全になくなったのですが
今回はガス(六フッ化硫黄(SF6)だったので
10日経っても黒い輪っかが残りました。
見え方も空気のときは眼内の水平線が見えたのに
ガスだとぼんやりしていて
空気と体液の境があまりわからなかったなぁ。
 
結局2週間経ってもまだ少し残ってたけど15日で退院しました。
 
いつ再剥離してもおかしくない状況と言われ
今回は復職は伸ばして
退院後6週間の自宅加療の診断書をもらいましたショボーン
 
前回までは2週間くらいで復職して
このザマですし
自分自身もかなり不安
 
 
まぁ
運転もできないし
細かいものは見づらいし
夜はギラギラするし
仕方ないかなぁにやりにやり
ゆっくり休ませていただける仕事環境に感謝。
 
会社に出す診断書を貰うのに退院後3週間かかりましたが(チャラなのに早い方でした)
再剥離の確率が高い1〜2ヶ月の時期を
安静に出来るので良かったぁウシシ
 
ちなみに朝の診察ですが
やはり自由な時間で呼び出されたのは
変わりませんニヤニヤ
退院も前日に看護士に「退院聞いてる?」という
前回の流れと一緒。
そういう病院なのかと思ったので
他の方に聞いてみたら
きちんと診察時に退院予定予測から始まり
では何曜日にしましょうと相談あるとのこと。
 
 
でしょうねニヤニヤニヤニヤニヤニヤ
 
退院前日にはこれくらいかかります!という
精算予定がくるのですが
事務方も退院を聞いてないらしく
(いつもギリだけど)今回はとうとう無かった。
 

でも
退院はうれしいニヒヒ
 
なので良しとしよう!
 
 
 
一生抱えて過ごすであろうとは思うショボーン
でも
きっとまだまだマシな方なのだ。
 
大切に使おう!
 
3度目の入院は終わり。
とりあえずお家に帰ろ口笛口笛口笛
手術室。
 
 
手術台の目の前で
術式変更(硝子体→硝子体&サークリング)を宣言され
 
動揺(|||O⌓O;)
 
落ち着け私!!!
 

えーーー!って
口にしながら時間をかせぎ
考える。
 
 
考える。
 
 
考える。
 
 
バックリングとかサークリングとか
調べて知ってはいるけど
どうなんだろう。
確か自分は「絶対やりたくない」と決めていたはず。
でも
いまこの術台を目の前に
断れる環境ではない。
 
手術はメリット、デメリットがそれぞれあるだろうが
いまはデメリットしか思い浮かばないえーん
 
 
勇気だせ!ななこップンプンプンプンプンプン
 
 
「嫌です。無理です。
ココロの準備が出来ておりません」
 
「ななこさんの眼の状態ではベルト巻いた方がいいんですよえー
 
「今回は無理ですえーんえーん
次回は覚悟して来ます。本日は硝子体手術でお願いします」
 
「そうですかぁえー
じゃー
今回はぁー」
 
 
「でもねぇー
次はグルってまくかんね!グルっとぉー!
 

↑↑↑
言いながら両手を伸ばして
大きな眼球をグルって巻く仕草をチカラをこめてやっているチャラ先生
 
 
危機回避ゲロー
 
 
だいたい次ってなんだと自分でも思いましたねー
 
 
 
ようやく術台に移り
硝子体手術開始。
ブツブツ言いながらもサクサクと手際良い。
 
イソジンをどくどくと眼にかける時は
ピリピリしみる。
早く麻酔ガッツリしてくれと願う。
 
軟膏的なものを瞼の内側にグリグリ塗ると
まもなく痛みが減っていく。
今回もいつ麻酔が完全に終わったのかわからないまま三本の針が白目に入ります。
  
 
 

1回目(左)のときは
眼窩に刺した麻酔が驚く程痛かったポーン
術台の手すりをギュッと握り耐えました。
術中も三本の針は見えて硝子体が
ギュルギュル吸い込まれて
アイプチみたいな器具が動くのも
眩しい中見えてました。
 
2回目(右)からチャラ先生で
麻酔は全く痛くなくて
しかし術中は薄暗く何も見えなくて
少し不安だった。
終わってから「何も見えなかった」と言ったら
「麻酔が効いてるから見えないんだ」と
オラオラで話してた。
 
3回目も同じ。
あまり痛くないし
見えない。
 
でも耳は聞こえます。
 
「うーん」
「これかなぁ」
「裂孔がないなぁ」
「あぁーこれかぁ??」
 

自信満々俺様が
探り探りやっている。
 
レーザーの時に後頭部に
重く鈍い痛みがありましたが
90分くらいで終了。
今回はガスが入っているとのこと。
 

車椅子に移り
うつむきスタート。
 
出口までチャラ先生が車椅子を押すという
驚きの行動滝汗
 
移動しながら
〇ガスは抜けにくいこと
〇うつ伏せのあと座位になること
そして
◎裂孔は見つからなかったので不安が残るとのこと。
 
 
ガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーン
 
おい、
車椅子押しながらコソコソを話しやがってイラッ
どうりで珍しいことしたわけだな。
 
「裂孔がマイクロレベルでわからなかったけど、これかなーってとこ治療したから多分大丈夫」

そして 
 
「もしダメならグルって巻くからね」
 
 
ちくしょーニヤ

もう再剥離したくない。
うつ伏せスゲー頑張る。
重いものもたない。
走らない。
カラダ冷やさない。
 
だって
次は巻かれちゃうえーん
 
 
どうか裂孔が塞がってくれますようにと

毎日祈りながら過ごしていきます。

さて
まさか入院になるとは微塵も思わず
今回は手ぶらで来てます。
 
簡単に家族に緊急入院&手術をお知らせして
入院手続きをします。

入院カウンターで

「退院したばかりですねー。
病院と入院の説明どうされますか?」と聞かれ
「あー、要らないですにやり
 
そのまま住み慣れた眼科病棟に向かい
ナースステーションへ
 
「あれ!?ななこさん!」
「やだぁー帰ってきちゃったー」
「ちょっとぉー大丈夫なのぉー」
 
スタッフのみなさんに
目を真ん丸にされました。
病棟のルールや説明なども飛ばして
そのまま部屋へ。
 
広い大学病院の眼科フロアで30近い部屋があります。
 

同じ部屋にチェックINしたいなーなんて
看護師さんと笑いながら
廊下をあるいていくと、、、
 
今回も同じ部屋!!びっくりびっくりびっくり
 
先月2週間いた部屋に
また2週間(予定)
 
前回、帰省した気分と思ってたけど
ちょっと頻回ですよねショック
 
あと数時間で手術室にいくのかぁー
 
ココロの準備は全然できていないけど
前回と同じ硝子体手術。
手術の同意書にもサインしました。
 
チャラ先生はいい加減なひとだけど
前回手術が全然痛くなくて
痛くないから不安も少なかったし
今回も身を預けようと思っております。
 
夕方18時過ぎ頃
車椅子を持って看護師さんのお迎えがきました。
 
3回目の硝子体手術真顔ショックぼけー
 
もう流れもわかるけど
不安は拭えないよね。
 
今回も
ミドリン
ネオシネジン
ベノキシール
を点眼しているので
手術室までのななこの興味をそそるものは
ぼやぼやで見えなかった。
 
1番奥の手術室はいつもと同じで
今回は2つあるうちの左側で
最初の硝子体手術をした椅子だ。
 
チャラ先生登場
 
「ななこさん!
手術頑張りましょう!」
 

チャラ先生ーー
普通の先生みたいーニヤニヤニヤニヤニヤニヤ
 
なんだかいい人かもー
 
 
「今日はねー
眼球にスポンジをグルってまこうと思うんだよー。
大変だけど頑張りましょう」
 

「は?」ポーン

アタマの中に?????
 
えと
あの、
 
「聞いてないしッ💢」
 
 
頑張ろうと声掛けられ
いいひとだーなんて思った気持ち返してー!