単純作業 vol.2 | Listening is Believing

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RUGBY Dinner No Side Club店主/リバイアスミュージック代表 竹内方和のプライヴェート日記


昨日に続いて、今日は同じ新譜3タイトルのサンプル用CD-Rのスタンプ押しと不織布への詰め込みをやりました。

その数600枚。

枚数が枚数なので、CD-Rのコピーはもちろんコピー会社へお願いしているのですが、盤面のクレジットは油性インクのスタンプで一枚一枚全部手で押しています。これがまた昨日のコピーと同じで、かなり"ZONE"にハマる作業なんです。初めは、その動きに"慣れ"ていないので、不器用に時間をかけてゆっくりやっていくのですが、機械のようにずっと同じ動きをしていると、人間の学習能力は凄いもので、そのうち"慣れ"てきて、スムーズかつ効率的な動きへと変わっていきます。
ビジネスシーンにおいて、一般的にこの"慣れ"という言葉はどちらかと言うとネガティヴな意味で使われることが多いですが、こういった単純作業の時だけは、この"慣れ"が大きな功を奏しますね。
後半は、全神経をスタンプ押しに集中させ、それこそ職人のようにただひらすら一心不乱に長州力スタイルでスタ(ト)ンピングしまくりました。

ちなみにこの油性インクのスタンプはDJ Ductに教えてもらったのですが、自分の好きなように自由に色々な文字が組み替えられるし、CD盤でのインクのノリもとてもカッコ良いのでめちゃくちゃ気に入っています。全て人の手でスタンプを押すので、時に失敗したりすることもありますが、その失敗で生じたインクのかすれ具合が、またB-BOYマインドをくすぐる感じで好きなんですよね。盤面に機械で刻印された文字よりも人間味があるように感じるし、僕達の魂を産地直送スタイルでレペゼンして運んでくれる感じがグッとくるんです!