
今日は夕方からコピー屋にて、8月末にリリース予定の新譜3タイトルのリリースインフォメーションのコピーをやってきました。
その数1,200枚。
ウィーン、ウィーンとコピーされる紙をただひたすら眺めていた1時間。
コピーされた紙をただひたすらホッチキスで止めていた1時間。
その作業の連続は、例えばEAST FLATBUSH PROJECT "Tried by 12~Autechre Remix"とMANUEL GOTTSCHING "E2E4"が頭の中で同時に鳴り続けるような、そんなかなりイルなアドレナリンを含んだサンプルソースを緻密にシークゥエンスした麻薬中毒的ループを産み出していました(笑)。
どちらの作業も大きな労力を必要とするわけでは全くありませんが、普段はいつも他のスタッフにお願いしていたので、久々の単純作業はとても有意義で楽しい時間でした。
特に独立して以来、頭の中ではいつも何かしらを考えている(つもり?)ので、たまにこういった何も考えず同じ作業を延々とやると、逆に良いアイデアが生まれてくるような気がします。
また、実作業の大変さやその人がいつもどういうことを感じ、思いながらこの作業をやっているのかなど、実際にそれをやらなければ決して分からないことも身を以て分かりました。
巨人の上原投手も今年、初めて抑えをやったことで野球観が大きく変わったと言ってました。そこまで大それたことではありませんが、普段はやらないことにあえて足を踏み入れ、半ば強制的にでも視点/観点を変えるということは時としてとても大事ですね。
自分の指紋がついたこれらは明日、TOWERやHMVを始めとする全国のCD/レコードショップへ羽ばたいていきます。魂を込めて蒔いた種がどう育ち、成長していくのか...
いつもながらに楽しみで仕方ありません!!