狂宴@UNIT | Listening is Believing

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RUGBY Dinner No Side Club店主/リバイアスミュージック代表 竹内方和のプライヴェート日記


いやはや昨夜のUNITは凄かった。
メンツがメンツなのである程度の予想はついていたものの、その予想を上回る勢いでパーティーはその幕を閉じました。

まず、登場したのは昨夜の大きなトピックだったwoodblueの初DJ@東京。過去に東京では何度かDJをやっていたみたいなんですが、woodblueとしてリバイアスからデビューを果たしてからは初となる今回のDJプレイ。オープンするとすぐにお客さんがなだれ込み、かなりの数のお客さんがDJブースの前を瞬く間に占拠し、woodblueをまじまじと見つめていました。woodblueという名前は、その浸透度を着実に高めているようです。DJプレイの方もその体同様、堂々たる姿で幅広く色々な音楽をミックス。自身の楽曲"Lamp Reason"や"Meditate"に加え、FORCE OF NATURE "Liberate"なども飛び出し、これから始まる一晩のランデヴーのイントロを飾るにふさわしい空間を創り出していました。

FAT JONのDJプレイも良かった!90年代のHIP HOPを中心に渋~い選曲でお客さんを唸らせていました。KZAがいる前でFIVE DEEZ "BLACK RUSHMORE~FORCE OF NATURE Remix"を惜しげもなくプレイする彼のその懐の深さを僕は心から尊敬します。

そして昨夜の主演のREBEL CLIQUE。いやあ~、AMLESET SOLOMONはほんとに綺麗でした。前回の2年前のツアー時よりも、歌もさらに上手くなっていて、良い意味での余裕と芯の強さを兼ね備えた彼女の佇まいはまさに「美メロの女神」。エレガントという言葉が最も相応しいシンガーの一人だと思います。バランスとプログレッシヴさが共存したJONとの絶妙なかけあいのもと洗練されたステージはほんとにほんとにカッコ良かったです!!昨夜の主演女優賞と主演男優賞は満場一致でAMLESET SOLOMONとFAT JONで決まりですね。

DJ Ductも相変わらずのアグレッシヴさとB-BOYマインドでがっつりロック。UNIT周辺に住んでいる方に微震を感じさせるぐらいのパワーで圧倒していました。フロアにいた大勢のお客さんの視線を一台のターンテーブルだけに集めるそのスキルとエネルギーは圧巻。そこにいた全てのお客さんの心に大きな"BINDWEED"を刻み付けたことと思います。

そして最後はKZA。キャリアと造詣を搭載した円熟のDJプレイはさすがですね。ロウビートを中心としたプレイ(ELIOT LIPPが流れた時はほんとに驚きました!)から、徐々にKZAワールドへ移行。気がついたら、手にはコズミックステージ行きのチケットが握らされていました。THE ORB "LITTLE FLUFFY CLOUDS"→"TRADEROUTE"の黄金ルーティンもツアー以来、久々に聴いたんですが、やっぱり最高ですね。鳥肌 a.k.a.さぶいぼがそこらじゅうに蔓延していました。

オーガナイザーとしての激務に加え、パーティーマスターとしてもテキーラを振る舞いまくり、その責務を完璧に果たしていた樋富さん、REBEL CLIQUEの担当の山内さん from P-VINE、頼さん&山下さんのz5 Recordsクルー、Chika君 from Cradle、DJ Ryow君、Korosuke君 from ngoma、lenoさん&Buzzさん、SET UP、鶴岡さん from LOOP、T所などなど、本当にたくさん方々とお会いして、色々なお話をさせて頂きました。
あとこのブログを見て頂いているとのことで何人かの方にもお声をかけて頂きました。このブログを新たな媒体に、また世界が広がった気がしてすごく嬉しかったです。

皆さん、本当に有り難うございました。そしてお疲れさまでした!!

写真左上から順に時計回りで...DJ Ductのサウンドチェックの模様。それを左側でじっと見つめているのは江戸ッ子マルス。AMLESET SOLOMONは終始フォトシューティングに集中していました(笑)→東京デビューを果たしたwoodblue。美しさと儚さをディープに表現していました→いつも唸らされるKZAのDJ。選曲とミックスは他を寄せつけません→REBEL CLIQUE。"Beautiful"、この一言に尽きると思います。