昨夜は丸尾と一緒に渋谷のクラブをHA・SHI・GOしてきました。
事前に立てていた「渋谷で待ち合わせて軽く呑んでからクラブへ行こう」という緻密かつ完璧なスケジュールを最初に行った居酒屋で案の定、「大酒をあおる」という形でいきなり覆しながら、まず向かった先は渋谷PLUG。この日は今、クラブシーンで徐々にその名を広めつつあるngomaというバンドのパーティーだったのですが、そのパーティーにKZAがゲストとして出演するので行って来ました。
ギネスレコードのkorosuke君が牽引するngomaは前にもここで紹介しましたが、和太鼓とパーカッションにベース、そしてMPCとターンテーブルという極めてユニークな編成の5ピースバンド。この日のライブは前回下北で見た時よりも、さらにアイデアとスキルがパワーアップしてて、広大な大地の息吹を感じさせてくれるような躍動感溢れる力強いライブがとても印象的でした。ngomaは、そう遠くないうちに必ずや大きく躍進するのではないかと思います。
もちろん我らがKZAも生音のFUNKやBREAK BEATSからスタートし、徐々にKZAワールドへ誘っていく貫禄のDJでフロアを心地良くロックしていました。
途中、ギネスレコードのYan君とTAKEちゃんも遊びに来てくれたので、「振る舞いロンリコ」という最高のおもてなしをもって、歓迎の意を表しました。
そして次は代官山air。
この日はマルス共々、いつもほんっ~~~~~~~~とにお世話になっている某CDショップのバイヤーの10qさんが広島へ転勤されるということで、そのお別れ会的なパーティー。僕もその勇姿をもう一度、きちんと目に焼き付けつつ、これまでの感謝の気持ちとお別れを是非、直接伝えたいと思い、行ってきました。
10qさんとは初めてお会いしてから、もうかれこれ5年以上、お付き合いさせて頂いているのですが、今となってはコウノトリと同じぐらい希少な名物バイヤーの一人です。その個性溢れるチョイスと展開は、辿ってこられた横浜~渋谷~池袋に大きな爪痕を残したのではないかと思います。また同時に10qさんはその豊富な音楽知識と類い稀なる文才を生かしたライター業もやられていて、2004年にリバイアスからリリースしたレーベル・コンピレーション"Listening is Believing"では、ライナーノーツも書いて頂きました。独特の言葉選びと極めて効果的な体言止めを用いた10qさんの文章が僕はとても好きです。間違いなくそこには、本物のB-BOYとしての魂が宿っています。10qさんは、こちらでブログもやられているので是非、見てみて頂けたらと思います。
airでもロンリコをあおってしまい、フリーズまでのカウントダウンが始まろうかという頃にイベントが終了。その後、早朝カツカレー&ソバという荒行をこなしたにもかかわらず、なんと眼鏡を無くしてしまうという大失態を犯してしまい、周りがほとんど見えない中、心身ともにふらふらになりながら丸尾君みたいな目をしながら帰路につきました。