太陽のように高く、そして、優しく -7ページ目

太陽のように高く、そして、優しく

小説書いてます。読んでばっかりで書いたことは無いですが、頑張ってます!! 下手ですが、よかったら読んでってください。

 昨日、スカイさんからメールが来て、10時に会社に来てほしいと言ってきた。


 何か理由があるのかと聞いても、大人の事情だと言うだけで、何も教えてもらえなかった。


 スカイさんはスマートな人だから意味のないことなんてしないはずだけど、陽子さんにも他のスタッフさんに訊いても何も答えてくれないので、仲間外れにされた気分だ。


 10時に来てくれ、遅れても良いから早く来るな、念を押された結果、9時過ぎに家を出た。


 美紀さんも買い物に行くから、と駅までついてきてくれた。


 雲が少し出ているけれど、きれいな青空。何か良いことがありそうだ。



 言われた時間の10分前に到着した。


 入ろうかどうか迷って入り口の辺りをうろうろしていると、自動ドアの向こうに制作スタッフ1の若手・小林君が目をギラつかせていた。その目つきなど、全身から出ているオーラのせいで近寄りがたい。


 小林君は高校・大学とラグビーをしていたらしく、体がゴツイ。


 小林君が私に気づいたらしく、そのランクがさらに上がった。


 ここを突破するのは、ただの女子中学生には無謀だし、そんな気もなかったので、中に入るにはやめた。


 今日もビルに隣接されているショップにはかなりの人が整理券を求めて並んでいた。


 その様子を少し離れたところから見ていた。



 10時なって、あえて堂々と自動ドアから入っていった。


 小林君が「おはよう」と声をかけてくれたので、一礼してから、ケータイを取り出して、「今日は一段と威圧感ありました」と打って見せた。


 「ごめんね。社長に、何しても良いから阻止しろ!!って言われてね。」


 今日はそこにいるだけで、番犬以上の働きしてましたよ

 ずっと立ってたら、セコムとかいらないほどでした


 「そこまで言う?せめて人間扱いしてくれ。」


 分かりました

 じゃあ、あの人に制服借りたら?


 そう打って、笑いながら入り口近くに立っている警備員さんを指差した。


 もういい加減にしろよ、とちょっと怒った様子だったけれど、楽しそうだった。


 

 エレベーターが来て乗り込んでからも、小林君イジリは続いた。