【新作アニメ発表】
— オレンジ🍊トライガン & ムビナナ (@cg_orange_inc) June 6, 2024
『リヴァイアサン』
1914年、戦火の夜明けに、逃亡の王子と偽りの姿の少女は出会う。舞台は生物工学の粋を集めた航空艇、HMSリヴァイアサン。その出会いは歴史の軌跡を変える。#LEVIATHANAnime#ネトフリアニメ #Netflix @NetflixJP_Anime @NetflixJP @qubicpictures pic.twitter.com/J9XOoQVbuf
スコット・ウエスターフェルドのYAスチームパンクSFの好評作品「Leviathan(邦題「リヴァイアサン クジラと蒸気機関」)」が日本でアニメーションシリーズ化されるようです。
されるようですというか、すでに製作されてて2025年のNetflix配信予定があるようです。
本編映像のごくごく一部が下の動画で見られます。
NEXT ON NETFLIX アニメーション: 2024年以降の新作
https://www.youtube.com/watch?v=XB55eFMDLGM
絵柄にもう少しクセがあるといいなと思わなくもないけど、メカや生物兵器のデザインやアクションを見ないとまだ全体の出来の良し悪しはわからないですね。期待。
原作「リヴァイアサン クジラと蒸気機関」はアメリカのベストセラーYA作家スコット・ウエスターフェルドが2009年に発表したSF小説。
世界が遺伝子組み換えによる人工生物を兵器とする「ダーウィニスト」と、発達した機械文明の軍事力を持つ「クランカー」とに分かれて争う架空の第1次世界大戦時代を舞台に、逃亡中のオーストリアの公子アレクサンダーとイギリス海軍航空隊所属の男装少女デリンの冒険を描く、スケールの大きなスチームパンク空想科学架空戦記です。
2010年ローカス賞YA部門&2009年オーリアリス賞YA部門受賞作品。
2作の続編「ベヒモス クラーケンと潜水艦」、「ゴリアテ ロリスと電磁兵器」とともに早川書房から邦訳が出ています。
古い記事ですが当ブログにレビューあります。
それにしても現代の海外YAが日本でシリーズアニメーション化されるのは珍しいですね。でも確かにこれは日本アニメに向いてそうな作品だと思う。
ちなみに原作シリーズは英語圏YAには珍しく全編にイラストがふんだんに入っている本(邦訳版にも収録されています)なんですが、これは原作者ウエスターフェルドが彼の別の作品「アグリーズ」の邦訳版に日本オリジナルのイラストがいくつも入ってるのを見て、
「日本ではティーン読者向けの小説(※ラノベ)にはイラストがいっぱい入ってるのが普通なんだ?僕もこれやりたい」
というところから思いついたんだそうです。企画の根っこが日本に縁のある作品でもあるのです。
ウエスターフェルド作品の映像化はいくつも企画がありますが、どれもなかなか実現に至らないので、この日本アニメが彼の初映像化作品になりそうです。
(上に書いた「アグリーズ」がジョーイ・キング主演で今実写映画製作中です)
スタジオは「TRIGUN STAMPEDE」、「宝石の国」のアニメーション制作会社オレンジ。
監督は「LUPIN the Third -峰不二子という女-」などに参加している日本在住のアニメーターでこれが初監督作となるクリストフ・フェレラ。
脚本、キャストなど不明。
話数も不明なので、原作のどのあたり(1巻だけなのか3部作全部なのか)までアニメ化されるのかはわかりません。
アニメーションシリーズ「リヴァイアサン」は2025年Netflix配信開始予定。
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