こんな映画を観た(COCON烏丸:京都シネマ)。![]()
本当は、「ケルン 1975」を観たかった(キース・ジャレットの伝説的コンサートの経緯を辿る)のだけど、上映時間が変わっていたので、代役として観たのだけど。![]()
ドキュメンタリー形式の映画で、フランスと日本とのコラボ作品。
繭と蚕から、そして絹糸へと時間軸で辿り、さらに、絹糸を染める、そうして織るという工程までいわば染と織の伝統工芸を一覧できるという優れものだ。
時間と労力がかかり安い化繊に席巻されるまでの戦後まもなくの時代背景は今は昔となり、しかし、セヴェンヌというマリー・アントワネットゆかりの絹糸への拘りがわが国とフランスを突き動かしたのだった!![]()
興味を惹いた一つは、坂東玉三郎がナレーションを務めているということで、どんなナレーションが聴けるかという興味もあった。![]()
歌舞伎舞台での台詞とも、会話や対話とも、また朗読とも異なる語りは、いささか玉三郎の口跡の癖が出ていて拍手というわけにはいかなかったなあ。![]()
こうしてみると、どうしてナレーターに玉三郎を起用したのかという疑問も頭をもたげてくる。
しかし、セヴェンヌという最高級のシルクの復活を追ったドキュメンタリーは、観た甲斐があったなあ!![]()
キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」はかつてLPレコードを購入して聴き入っていたのが懐かしくもあるけど、この際マリー・アントワネットゆかりのセヴェンヌ絹の物語を観れたのも良しとしよう!![]()


