今年は、「源氏物語」をテーマに構成されたわ(^^)
第三景:「夕顔垣根納涼(五条辺)」(長唄)
第四景:「葵上(葵上御殿)」(浄瑠璃)
第五景:「須磨明石(須磨の浦・明石の浜)」(長唄)
この三景が見ものである!
「夕顔」では、紫色の着物の帯に源氏香のデザインが刺繍されていて、目を惹く。
さすがに芸が細かい(^^)
なお、「葵上」では、重要無形文化財「義太夫節三味線」保持者である、鶴澤津賀寿がセリ舞台の上で見事な太棹三味線を披露してくれる!
全八景という構成の中で、中ほどに浄瑠璃を入れるのは、地方さんたち・囃子方さんたちの休憩の意味合いももっている。
地方さんの一人である君鶴さんと、囃子方さんの一人である紗矢佳さんは顔見知りといっていいほど何度も出会っているのだわい(^^)
君鶴さん:地方さんたち(後列の左から2番目) 紗矢佳さん:芸妓さん
座席は、一階のほぼ真ん中で前列から8番目の8列15番という特等席に近い(お茶屋さん経由だといい席が手配してもらえる)。
観劇前には茶席券を買っているので、ずらりと居並ぶようにしてお点前と上饅頭(とらや)を頂く。この上饅頭が旨いのだ(^^)
もちろん、食べた後の団子皿はお持ち帰りで、観劇のいい記念の土産になるわ!