グッドオール盤「パルジファル」を聴く・・・! | マンボウのブログ

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さて、「パルジファル」の掉尾を飾るのは、この録音である!チョキ

 

 

   グッドール☆ワーグナー/楽劇「パルジファル」【4CD】(オペラ)|売買されたオークション情報、ヤフオク! の商品情報をアーカイブ公開 -  オークファン(aucfan.com) さん

 

 

ヘッドフォンワーグナー:『パルジファル』全曲

 ウォーレン・エルスワース(パルジファル)
 ヴァルトラウト・マイアー(クンドリー)
 ドナルド・マッキンタイア(グルネマンツ)、他
 ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団
 サー・レジナルド・グッドオール(指揮)

 録音時期:1984年
 録音方式:デジタル(セッション)

 

 

メモ1984年デジタル録音。演奏時間トータル286分という、史上2番目に遅いテンポが採択された『パルジファル』ですが(1番はトスカニーニの288分)、自然な呼吸のおかげで全くだれることがありません。
 何よりもこのテンポならではの第3幕の美しさは比類が無く、崇高としか言いようの無いその音楽はまさにグッドオールならでは。ドイツ語歌唱。

 

   

ゆったりとした音楽運びが心の奥底に染み入るような演奏である!びっくり

 

 

歌手の中では、 ヴァルトラウト・マイアー(クンドリー)と ドナルド・マッキンタイア(グルネマンツ)の二人が傑出しているようだわ(^^)グッ

 

 

 

   カルロス・クライバーが愛したリング ---グッドールの指環|耳澄 さん

 

     レジナルド・グッドオール(1901-1990)

 

 

 

なお、グッドオールは、1971年にもコヴェントガーデン王立歌劇場ともライヴ録音している。

 

メモ英国の偉大なワーグナー指揮者レジナルド・グッドオールは、コヴェント・ガーデン歌劇場の指揮者だったにも関わらず、裏方ばかりで出番が全くないという不遇をかこっていました。
 この『パルジファル』は彼が久々にコヴェント・ガーデンでオペラの指揮をした時のライヴ。当時全盛期だったヴィッカーズのパルジファルが圧倒的な名唱。グッドオールと仲の良かったヴィッカーズが、彼の復帰を強く励ましているかのようです。(キングインターナショナル)

 

 

   

 

 

 

   メモ・・・アムフォルタスが第2のトリスタンであり、それゆえもっぱら楽劇の主人公となるべく規定されていたとすれば、筋の「中心と主題」がアムフォルタスからパルジファルに移行したことは、作劇法的に見るなら、楽劇から「舞台神聖祝典劇」への転換という意義をもつのである。・・・(ダールハウス: p.191)

 

 

 

 

   <ワーグナーを聴こう!>・・・12