大晦日のNHK-BSプレミアムシネマ「年越し映画マラソン!名作・大作目白押し!」のトップバッターを飾ったのは、この名作だった!
アメリカ映画初出演となるオードリー・ヘプバーンと名優グレゴリー・ペック共演のロマンティックコメディ。ヨーロッパを周遊中の某小国の王女アンは、常に侍従がつきまとう生活に嫌気が差し、滞在中のローマで大使館を脱出。偶然出会ったアメリカ人新聞記者ジョとたった1日のラブストーリーを繰り広げる。監督は巨匠ウィリアム・ワイラー。アカデミー賞では主演女優賞、脚本賞、衣装デザイン賞を受賞した。1953年製作で54年に日本公開。日本ではその後も幾度もリバイバル公開されており、2003年には製作50周年を記念して「製作50周年記念デジタル・ニューマスター版」でリバイバル公開された(パラマウント・ホーム・エンタテインメント配給)。2020年8月には、人気声優による名画吹き替えプロジェクト「NEW ERA MOVIES」で新たに制作された吹き替え版(アン王女役=南條愛乃/ジョー・ブラッドレー役=堀内賢雄/アーヴィング・ラドビッチ役=高木渉)で公開(モービー・ディック配給)。
1953年製作/118分/G/アメリカ
原題:Roman Holiday
配給:モービー・ディック
日本初公開:1954年4月27日
この映画は、ずっと以前に見て、もしかして私の一番好きな映画かも。。。と思ったほどの印象を残した。もちろん、リアルタイムではなく、後になってから見たのだけど。
久しぶりに見直してみて、最も感動的かつ印象的だったのは、フィナーレの会見の場で、カメラマンがライターの隠しカメラで盗撮?した特ダネ写真を王女アンにローマの思い出として差し出したシーンだった(^^) 売れば、高値で売れるのは必至なのに、こういうプレゼントをするなんて。。。
オードリー・ヘプバーン(1929-1993)
かつて「ローマの休日」を見てからは、オードリーのファンになってしまったのだった!
グレゴリー・ペック(1916-2003)
もちろん、グレゴリー・ペックの存在感も大きい。
こんなプリンスになれたらいいなあ・・・と思わせるような展開で、監督ウイリアム・ワイラーの手腕も素晴らしかったわ!