こんな素敵な企画展に足を運んできた。
毎週のように通っているギャラリーだ。
「水上勉 先生 生誕100年記念展」
会期:2019年3月5日(火)~3月10日(日)
会場:ギャラリー・ヒルゲート
昨年、開廊30周年を迎えたギャラリー・ヒルゲートは、水上勉の提案で産声を上げた。。。
この企画展では、錚々たるメンバーが居並ぶ。
秋野不矩(日本画家)、加藤登紀子、水上さんを中心とする陶芸グループ「赤土舎」など水上さんと親しかった文化人22人の作品が。(2019年3月7日付け「京都新聞」朝刊で紹介)
◆出品作家
故 水上 勉(書画・骨壺・著書) 安達 忠良(絵画・立体)
荒井 まき子(絵画) 市田 ひろみ(書)
乾 千恵(書・絵画) 甲斐 扶佐義(写真)
加藤 登紀子(書) 小林 勇超(弘幸)(陶)
小山 久美子(竹紙) 角 りわ子(陶)
高橋 弘子(竹面) 田島 征彦(型染・シルクスクリーン)
司 修(絵画) 司 香菜(平面・立体)
東 亮(立体) 故 船山 滋生(絵画・彫刻)
日置 恒人(陶) 故 松本 全廣(画・陶)
松本 冬美(版画・立体) 向坂 典子(陶)
山本 宣子(陶) 故 渡辺 淳(絵画)
市田ひろみ、甲斐扶佐義などの名も見える。
(画像は、いずれもヒルゲートのサイトから)
「雁の寺」、
「五番町夕霧楼」など京都を舞台にする名作をつむいだ作家水上勉さんは、書画にも秀でていて、展示されている作品を見て唸ってしまった。
価格は、20万円くらいの相場?なので、ちょっと手が出ないなあ・・・
(これは展示されている書画とは少し違うが)
水上勉さんの写真もあって、晩年の作家の姿を偲ぶこともできる。(1999年、2001年)
こういう文化人の存在がが京都の奥行きを感じさせてくれるわ!
水上勉(1919-2004)