久しぶりに優勝争いが混戦模様になった、大相撲九州場所・・・
11日目を終わって、1敗(日馬富士、鶴竜、石浦)、2敗(白鵬、稀勢の里)と、大混戦で、数字上では今場所での綱取りが厳しくなった3敗の豪栄道まで可能性を残している!
なんだか面白そうな終盤戦の予想を試みてみたくなった・・・
横綱・大関陣は、星のつぶし合いで、抜け出す力士がいないと、もしかして新入幕の石浦が賜杯をさらってしまう結果になることも充分に考えられるわ。
石浦(東前頭15枚目)
新入幕力士の幕内最高優勝となると、歴史的快挙になる・・・
過去には、両国勇治郎(1892年3月18日に秋田県大仙市で生まれ)1909年夏場所で初土俵を踏む。100年以上前の1914年(大3)夏場所に新入幕を果たすと東前頭14枚目で9勝1休の成績を挙げて優勝。
とまあ、気の遠くなるような歴史がある。
2年前の秋場所(2014年9月)では、新入幕の逸ノ城が大関を連覇し、あわや・・・とまで騒がれたのが懐かしい(その後、ケガなどで番付を大きく下げてしまったけど)
鳥取出身の宮城野部屋所属の石浦(26歳)は、小兵力士(173cm、114kg)で、技で勝負する小気味いい相撲を取るから、人気もある。
初日に黒星を喫してから、10連勝と破竹の勢いに乗る石浦の敵は、これから対戦する上位力士よりも、自分自身にあるだろうか・・・
今日からの4日間、連日の横綱連覇(白鵬と鶴竜)した稀勢の里も不気味な存在だわ!
何度も、優勝を惜しいところで逃しているだけに、実力派としての稀勢の里の面目躍如なるかどうか・・・
稀勢の里(西大関)
そろそろ賜杯を手にしてもらいたい力士である!
賜杯の行方は、順調にいけば、3横綱の中から出そうだけど、ダークホース・石浦と対抗馬・稀勢の里の頑張りに期待したいなあ!