去年、バービーと共にアメリカで大ヒットしている映画なのに「原爆開発者の話」だから日本は買い付けなかったという噂だった「オッペンハイマー」

アカデミー賞で7冠

からの、秒で日本でも公開の流れあせる

やれやれ…と感じるのは私だけではないはずニヤリ

第二次世界大戦中、アメリカで「マンハッタン計画」:原子爆弾の開発計画が始まる。筆頭のJ・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いてプロジェクトを成功させる。しかし、科学者としての開発の成功は、同時に大量殺人兵器の作り手でもあった。原爆が実戦で投下され、想定より凄惨な現実にオッペンハイマーは苦悩する。更にアメリカ政府は…

「原爆の父」と呼ばれ、アメリカで「戦争終結に多大な貢献をした」ヒーローとなったオッペンハイマーの科学者としての生涯です

この映画は、広くは「反戦、反原爆」映画ですが「一物理学者の野望と苦悩の生涯」がメインです真顔

 

3時間の長編で、前半は主にオッペンハイマーが科学者としてアメリカでの地位を高めていく過程が描かれており、後半は成功した科学者が政治に巻き込まれて行く苦悩を描いています

 

もし日本のメディアが去年「原爆」「被爆国」目線からの反発を憂慮したのだとしたら・・・

 

お金を払って映画館まで観に行く層を甘く見すぎですよ~えー

 

東宝ウエンズデイを利用したにせよ、平日の朝一に7割程度の観客がいて、誰一人席を立ちませんでしたグッ

 

原爆がどのように開発され、作られて行ったのかはてなマーク

科学者達作り手も、政治・軍事においては一つのコマでしかない

ドイツに使うはずの原爆が日本に2回投下された経緯

 

アメリカ人はこの映画を観て、自分たちに都合良く解釈するかも知れませんが(偏見に満ちた私見です)本当は日本人こそ観るべき映画だと思うので、久しぶりに土曜日に差し込みますよ~

追記:緊張感の効果音が抜群すぎて、動悸、不安感のある人には厳しいかも知れません