こんにちは、リブラです。
今回も「タフティ・ザ・プリーステス」の解説です。
レッスン10 再プログラミング
前回のおさらい
・カタツムリのようにすぐ殻(思考の枠組み)に引っ込むあなたは、現在のコマに囚われている。
・その罠から解放されるために、能動的態度にシフトしなければならない。
・待つことも、期待することもしてはいけない。ただ現実を構築する。
・その必要条件として、未来のコマをコントロールすることを常に練習する。
・期待、意図、問題を感じたときには、すぐに三つ編みを持ち上げて、コマに光を当てる。
タフティ語録
映画;わたしたちが「現実」と呼んでいるもの。台本に従い登場人物も物事も展開する人生ライン。
台本;「自己認識」ができない人(眠りこけている人=内部か外部のどちらか一方のスクリーンに意識を向けっぱなしの人)を所有し、コントロールをする映画のシナリオ。
意識;気づきの状態に関わる。
意図;行動に関わる。ex.どこかにいこう。何かをしよう。
意図の三つ編み;不可視のエネルギーが三つ編みになったもの。
先端は背骨から突き出るように斜めになっている。
幻肢感覚のように感じることができる。
映画の台本に従いながらも、目を覚まして、意識を向ける先をコントロールして三つ編みを起動し、視覚化し、能動的態度にシフトするならば、あなたは自分の現実を構築することができます。
現在のコマから意識をそらして「これから来るコマ」を照らすと、その瞬間、その映画の中のあなた(マネキン)に命が宿り、自分の裁量で自由に動き始めます。
「これから来る現実」は、永遠の保管庫に存在しているものの、常に多くのバリエーションがあります。
まだこれからどの映画が流れるかは最終的には決まっていません。
その最終シーンのある映画は誰のものでもありません。
もし、誰かがやってきて、ゴールシーンのコマに光を当てれば、それに合う映画がその人のものになります。
その誰かがあなたであれば、それはあなたのものになるというわけです。
しかし、現実が本当にあなたのものになる前に、再プログラミングをしなければなりません。
なぜならそれは、あなたのカタツムリの殻(思考の枠組み)に新しいプログラムを埋め込むためです。
自分自身で何度も体験しないかぎり、現実が自分の意思に従うということを信じるのは難しいでしょう。
最も効果的なトレーニングは、シンプルな出来事でコマの動きをコントロールすることです。
「タフティ・ザ・プリーステス」Lesson10を要約
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「今、ここ、この瞬間」にいる自分の存在を自覚することはとても大切なことです。
なぜなら、「今、ここ、この瞬間」にいる自分の存在を自覚するときは、無意識状態で台本に操られるマネキン(映画の登場人物としての自分)ではなく、映画を観察する側の自分になっているからです。
それは目覚めた状態であり、「気づきの中心点」にいる状態です。
この目覚めて「気づきの中心点」にいる状態で意図の三つ編みを起動し、「これから来るコマ」に意識向けてを照らすとそれを投影する現実を構築することができます。
身体と意識が共にある「今、ここ、この瞬間」にグランディングして「これから来るコマ」に意識を照らすとき、「今、ここ、この瞬間」の自分の存在は映写機として働くからです。
ですから、「今、ここ、この瞬間」にいる自分が信じられないような未来を「これから来るコマ」に描いても、現実化は難しいでしょう。
また、「今、ここ、この瞬間」にいる自分を切り離して、現実逃避するような未来を「これから来るコマ」に描いても、やはり現実化は難しいでしょう。
映写機となっている「今、ここ、この瞬間」にいる自分のマインドがその現実化を拒むからです。
そこで必要になってくるのは思考の枠組みの再プログラミングです。
今の思考の枠組みにしがみつき新しい考え方を拒むマインドを突破するため、「これから来るコマ」に「望む未来のゴール」を繰り返し描き、意識を拡大して慣らしていくのです。
実はネガティブな思考もそうやって何度も繰り返し意識し続けた結果、自動的に働く制限のプログラムとなったのです。
ならば、「望む未来を想定する思考習慣」も同じ方法で再プログラミングできますよね。
そして、「これから来るコマ」に描きたいのは、制限だらけの今の映画の延長ではないはずです。
そんなコマは意識を照射しなくても、台本どおりに展開するのですから。
「これから来るコマ」に描きたいのは、今の映画と全く違う、望む未来が展開する映画のはずです。
ところがいざ「望む未来の最終ゴール」を描こうとすると、今の思考の枠組みに邪魔されて自由にイメージすることすらままならないのです。
今の思考の枠組みに「望む未来の最終ゴール」を描くのを邪魔されないためには、今の思考の枠組みを日常生活の中で変えていく必要があるのです。
その最たるものは、「望まない現実を想定する思考習慣」です。
この思考習慣がある限り、「望む未来の最終ゴール」を描くのを邪魔されます。
例えばわたしの母は、何でも悪い方に捉えて心配する思考習慣がありました。
毎晩のように台所に一升瓶を抱えて座り込み、生活苦を嘆いていました。
不眠症とアルコールが胃を蝕み、母はいつも胃痛で苦しんでいました。
ある日曜日の朝、わたしたち4人きょうだいが寝ている子ども部屋に、突然、母が「わたしのことをバカにして!わたしの頭に猫草をバラ撒いたのは誰!」と怒鳴りました。
みんな休日で朝寝坊をしていたので誰も母の頭に猫草をバラ撒いた人はいませんでした。
よく見ると、父と母が寝ている部屋から玄関までの襖が10センチくらいずつ開いていて、そこに猫草が転々と母の枕元まで落ちていました。
玄関にあった猫草を母の枕元まで運んだのは、我が家の飼い猫の仕業だったのです。
きっと、母が胃痛に苦しんでいるのを猫は察知して、猫草を食べれば治るのではないかと玄関から母の枕元まで何往復も猫草を運んだのでしょう。
それに気がつくと、わたしは胸が熱くなると同時に罪悪感も感じました。
母が深夜キッチンドリンカーになっているのは見慣れた光景になっていたのと、それで胃が痛くなるのは自業自得だと無関心を装っていたからでした。
酔っ払いの愚痴に関わらないようにと無関心を装う思考回路がわたしの中にできあがり、母が不眠症や胃潰瘍を患っていたのにも気づかなかったのです。
一方母は「みんなにバカにされる」のを防ぐ思考習慣が働くため、猫が母を心配して猫草を運んできたことに気づけず、子どもたちにバカにされたと思って怒りをぶちまけてしまったのです。
このように、既に「望まない現実を想定する思考習慣」があると、思いやりに溢れた行為や自然な成り行きにさえも悪い展開を想定して警戒し、事実を受けとめられなかったり、気づきを失わせてしまうのです。
「望まない現実を想定する思考習慣」がない猫だけが母の心身の苦痛をストレートに察知して、素直に思いやりの行動ができたのです。
人間って高機能な脳を持っているが故に複雑でまわりくどい態度になりますよね。
今回タフティが勧めた「シンプルな出来事でコマの動きをコントロールすること」は、
「○○にならないように△△しよう!」という「怖れの意図」の思考習慣を、
「○○になるようにしたいから△△しよう!」という「喜びの意図」の思考習慣に改変することから始めるのはいかがでしょうか。
日常には「○○にならないように」と考えるシーンはいくらでもありますから、思考習慣を改変するチャンスに事欠かないと思います。
「○○になるようにしたいから△△しよう!」が定着して「○○にならないように」という考えが意識に上ることが減れば、「望まない現実を想定する思考習慣」が自動的に働くのを制御できます。
次回も「タフティ・ザ・プリーステス」の解説を予定しています。
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