あけましておめでとうございます!リブラです。

 

今回から、久しぶりに「リブラの図書館」にゲストをお招きして2024年の話をしようと思います。

 

それでは「チャンスと幸運」担当のジュピター(木星)さんから。

 

リブラ「ジュピターさん、2024年は5月26日までおうし座に滞在で、それ以降年内はふたご座に落ち着かれるのですよね?

おうし座滞在中とふたご座滞在中の『チャンスと幸運』のポイントを教えていただけますか?」

 

ジュピター「今はおうし座滞在中だから、まあ、焦らずに。ゆっくり話していこうではないか。

 

わたしはすべてにおいて気前よく『チャンスと幸運』をばら撒くのだから、焦る必要はない。

そういう余裕がおうし座の『チャンスと幸運』を引き寄せるのだ。

 

2024年5月26日までは、おうし座の流儀でわたしがばら撒くチャンスの種を受け取って欲しい。

 

おうし座は、五感と、体感覚を伴う衝動と直感を<神託を伝える巫女>のように受けとり、それを自分の主観として行動する。

 

おうし座のチャンスを受けとるためには、身体のご機嫌を伺う必要がある。

身体が不調を訴えているときは、まず、それをケアすることが優先だ。

 

身体を大切に扱ってこそ、おうし座のチャンスが舞い降りる。

身体は「大いなる存在(神)」が宿る神殿なのだ。

 

ただし、身体は物質的なものだけでないことを知っておくのも重要だ。

 

おうし座は12星座の中で最も豊かさと関係があるは、リブラさん、知っているね?」

 

リブラ「おうし座神話も、王女として豊かさにも美しさにも恵まれたエウロパが大神ゼウスに見初められて、人間の豊かさを凌駕する神の宮殿で家庭をつくり、幸せに暮らすストーリーでした。

 

おうし座は地のエレメントなので物質次元が直轄領域ですし、おひつじ座から数えて2番目の星座なので数秘2の女性性『受けとる力』が最強の星座です。

 

おうし座は不動サインだから、同じように衝動と直感で素早く動くおひつじ座と違って、身体の心地よさを尊重して、動きたくなるまでタイミングを待つ感じですね」

 

ジュピター「おひつじ座は最も男性性が強い星座で活動サインだから、『活動する・獲得する=わたしである』だった。

 

しかし、その次の星座であるおうし座は、『受けとる・味わう・感じる=わたしのもの』なのだ。

 

おうし座のナチュラルハウスは、2室(所有のハウス)だ。

 

おひつじ座で活動し獲得したものを『味わい愛でる(真価を認める)』ことで、真に自分の中に落とし込む、所有する

それがおうし座の役目だ。

 

いくら持っていても、自分がその真価を認めていないならば、持っていないも同然なのだ。

 

だから、おうし座はやたらに行動しようとはせず、価値あるものかどうかを見定めることに力を入れるのだ」

 

リブラ「エウロパが掴んだ幸運も、彼女だけがゼウスの化身した純白の牡牛の神々しさを感じて逃げなかったことにありました。

侍女たちは大きな牡牛が怖くて、王女を守る職務も放棄して逃げてしまいました」

 

ジュピター「『野生の牛は人間にどんな危害を加えるかわからない。怖い目に遭う前にとりあえず逃げよう』という常識的な考えに囚われ、侍女たちはその純白の牡牛がただの野牛ではないことを見抜けなかったのだ。

 

これは、世の常識的な刷り込みに頭を占拠されていたら、自分にとってのチャンスは永久に見つけられないことを意味する」

 

リブラ「だから、ヒロインズジャーニーでは、人間の女性→女神に昇格するプロセスで、『冥界下り』があるのですね?」

 

ジュピター「その通りだ。男性性優位社会で身につけた価値観を『冥界下り』で剝ぎ取らないと、真の女性性の価値観が育たず、エウロパのような目で物事を吟味することは叶わないのだ」

 

リブラ「真の女性性の価値観とは、『行動すること・Doing』よりも『存在すること・Being』を重視する価値観ですね?」

 

ジュピター「そうだ。もちろん、『行動すること・Doing』も大切だ。

 

だが、その価値観を重視し過ぎたため、立ち止まって、受けとったものを味わい愛でる(真価を認める)ことを忘れてしまったのだよ。今の人間たちは。

 

おうし座は味わい愛でる(真価を認める)ことを大切にする星座だから、豊かさが流れ込むのだ。

 

味わい愛でられる対象物は、味わい愛でる者によって観察され真価を認められるとき、喜びの波動を放射する。

 

その喜びの交流によって2つのものは共鳴し、その波動はさらに増幅して喜びの周波数を帯びるものを連れて来る。

 

『持てる者はますます与えられ、持たざる者は持っているものさえ奪われる』という聖書の言葉は、所有を味わい愛でる者と所有の獲得ばかりにフォーカスを当てる者の違いを伝えているのだ。

 

おうし座に木星滞在中は、所有したものを味わい愛でて(真価を認めて)、『わたしは、なんて恵まれているのだろう。なんて豊かな時間を過ごしているのだろう』という感覚を持つことで、『チャンスや幸運』が引き寄せる絶好の期間と言えるだろう。

 

特に、3月31日~5月13日頃は、おうし座で同居しているウラヌス(天王星)とタイトにコンジャンクションする時期だから、味わい愛でる(真価を認める)ことが身についていれば、価値観の変革によって人生を大きく変えるチャンスを掴むだろう

 

リブラ「それでは、2024年5月26日以降でふたご座に木星が移ったときは?」

 

ジュピター「おうし座にわたしがいる間は、自分の体感覚的な衝動や直感や主観を大切にすると『チャンスと幸運』がついてくるのが、ふたご座にわたしが移ったら、その心地よさをもたらすものや価値観を交流により伝搬することで、さらに『チャンスと幸運』が持続する。

 

おひつじ座→おうし座と続いた2大主観星座はここで終わり、ふたご座からは外に向けて表現することが幸運のポイントになる。

 

リブラ「次のふたご座は風のエレメントだから、情報に1番の価値を置きますよね。

そして、3番の星座だから、数秘3の男性性と女性性の統合から生まれる創造性のエネルギーを子どものように無邪気に軽やかに表現することが大切ですね。

 

柔軟サインだから、なるべく多くの人々につながるように交流の幅を拡げれば、それだけ新たな情報とも接触できます」

 

ジュピター「ふたご座は好奇心が原動力だから、好奇心が働くことは何でも聞きかじってみるといいだろう。

情報収集してさらにもっと知りたければ行動すればいい。

 

飽きたところでそれを止める潔さも必要だ。

そうでないと、ふたご座木星のときは次々とおもしろそうな情報が流れ込むから、時間がいくらあっても足りなくなる。

 

人間関係も経済も、執着を持つと風星座が木星のときは痛い目を見ることになる。

1月22日に冥王星が入るみずがめ座も風星座であるから、執着には手厳しいレッスンが待っているだろう」

 

 

リブラ「それでは、おうし座木星&ふたご座木星が1~12のハウスに入ったときの『チャンスと幸運』のポイントも教えてください」

 

ジュピター「1ハウスにおうし座木星が入っている現在は、自分の感覚を軸にして心地よさを体感し、マイペースで生きることだ。行動し、五感で味わうことで<自分を知る>のだ。

 

そして、ふたご座木星に入る5月26日以降は、自分の思いや感覚にフォーカスして表現してみることだ。自分の思いを人に語っているうちに考えがまとまり<自分を知る>のだ。

 

現在2ハウスにおうし座木星が入っている人は、所有の選択をするとき自分の価値観で選んだものを味わい愛でると、自分の個性を知る手がかりになり、『チャンスと幸運』の受け皿も拡大する

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、自分の価値観で選んだものを人に語ってみると、自分の個性を知る手がかりになりそこに『チャンスと幸運』が舞い降りる。

 

現在3ハウスにおうし座木星が入っている人は、自分が五感で感じるものを表現することで『チャンスと幸運』がやってくる。

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、自分の好奇心の湧くものを表現することで『チャンスと幸運』がやってくる。

 

現在4ハウスにおうし座木星が入っている人は、精神的な基盤になっているものや生活基盤になっているもの(プライベート領域)に五感の味わいを重視して取り入れると、『チャンスと幸運』を生み出す人生の基盤が構築される。

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、知りたい情報を先行した基盤(ライフスタイル)に変化させるとほんとうの人生の『チャンスと幸運』が訪れる。

 

現在5ハウスにおうし座木星が入っている人は、五感に響くものや芸術的なものを趣味や娯楽に取り入れ、味わい愛でる習慣がつくと『チャンスと幸運』が訪れる。

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、知性を活かした趣味や好奇心を満たす娯楽を取り入れると『チャンスと幸運』が訪れる。

 

現在6ハウスにおうし座木星が入っている人は、自身の優れた五感や価値観や芸術性を他の人々にも役立つこに目を向けると、『チャンスと幸運』が訪れる。

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、自身の明晰性やコミュニケーション能力で貢献を試みると『チャンスと幸運』が訪れる。

 

現在7ハウスにおうし座木星が入っている人は、マイペースを守った対人関係の交流ができると『チャンスと幸運』が人脈から入ってくる。

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、情報伝搬を意識した交流をすると『チャンスと幸運』につながる人脈に遭遇する。

 

現在8ハウスにおうし座木星が入っている人は、豊かな価値観に共鳴する人と心の通う深い交流をすると、その人との信頼関係により『チャンスと幸運』を掴む。

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、情報のシェアに共感する人との確かな信頼関係が『チャンスと幸運』を連れてくる。

 

現在9ハウスにおうし座木星が入っている人は、美しいもの、あるいは心地よさの本質を探求し、意識を拡大すると『チャンスと幸運』を掴む。

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、知的好奇心に任せて探求し、意識を拡大すると『チャンスと幸運』を掴む。

 

現在10ハウスにおうし座木星が入っている人は、自身の優れた五感による価値観や芸術性を社会的な活動に活かすと『チャンスと幸運』を掴む。

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、幅広い情報収集力やコミュニケーション能力を社会的な活動に活かすと『チャンスと幸運』を掴む。

 

現在11ハウスにおうし座木星が入っている人は、豊かな価値観を共有できる組織やグループと関わると『チャンスと幸運』を掴む。

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、幅広い情報収集力やコミュニケーション能力を組織やグループに活かすと『チャンスと幸運』を掴む。

 

現在12ハウスにおうし座木星が入っている人は、自身の五感や体感覚を通して感情を探ると潜在意識の無限の可能性に気づき、『チャンスと幸運』を掴む。

 

ふたご座木星に入る5月26日以降は、自身の感情に知的好奇心を持って探求すると潜在意識の無限の可能性に気づき、『チャンスと幸運』を掴む」

 

リブラ「ジュピターさん、2024年の『チャンスと幸運』のポイント、ありがとうございます!

 

次回は、2024年について、サターン(土星)さんにインタビューします」

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。