傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。

今回は「傷つくならば~」の166日目のお話です。


【コミットメントによって、より大きな自己表現ができる】


「コミットメント、つまり自分自身を与え続けようという決意が、

あなたに安心と自由と気楽さをもたらします。

それによって自分の才能を見つけて表現する機会がより大きく

なるのです。

互いにコミットメントをし合った関係では、安全網のような安心

が与えられます。

それを感じると、その関係のなかで両方がさらに大きな創造性と、

より高いレベルでの自己表現を見出すのです。

二人の関係が始まってから、あなたのなかで新たに目覚めたもの

について、パートナーの存在の価値を認めましょう。

パートナーがいままで与えてくれたことに感謝しましょう。

この関係にコミットメントがあるおかげで、あなたの新たな側面が

成長するチャンスが生まれたことをパートナーに伝えてください」

とチャックはいっています。


自分自身の力を100%与えるコミットメントが、シンクロニシティ

の扉を開け奇跡の連鎖を呼ぶことは、過去の記事「シンクロニ

ティ」に何度も出てきたテーマであり、チャックのこの本でも何度も

コミットメントの大切さに触れています。


コミットメントについてはこちら の記事に解説してありますので、

ご参考にしてください。


ふだん、わたしたちは自分自身の力をいろいろに振り分けて使う

ため温存させようと、なかなか全部を投入するようなことはしません。

どうでもいいようなことまで100%の力を使っていたら、重要なこ

とに取り組むためのエネルギーが枯渇するので、力を制御して使

うのは当然の動きです。


しかしこれがあまりに習慣化してしまうと、すべてにおいて力の出

し惜しみを心がけてしまうのです、

小エネや節約に目覚めた人が、すべてにおいて切りつめることを

善としてしまい、使うことに罪悪感を感じるようなものです。


使うべきところに惜しみなく使い、少なくてよいところに過剰に流さ

ないのがエネルギーをムダなく使うポイントなのですが、節約が

習慣化するとエネルギーの循環そのものを小さくしてしまうのです。


そのうち、最小出力量は知っていても、最大出力量がどれほどの

ものか忘れてしまいます。


「力」と表現されるものは、すべてこのエネルギーの性質を備えて

いますから、同じことが起きるのです。


つまり、力の出し惜しみ(本人は節約と思っている)は、自身の能力

の可能性を狭めてしまうということです。

エネルギーは循環させていないと、低下してしまうものなのです。

逆に良い流れに乗っていると、無理なく供給されるものなのです。


だから、「ない」といって循環させる努力(一歩前に進む決断)を怠

っていると、救援物資に素晴らしい医療用機器があるのにもかか

わらず電気が来なくて使用不可能なんて、もったいないことになり

かねないのです。


ホロスコープ(星図)リーディングをしていると、クライエントの方から

よく聞くことが、「たしかにこのホロスコープに描かれているような人

生なら素敵だなあ。そんな夢もてたらいいなあ。でも、周囲が許して

くれないだろうし、それにかける時間もないし、そこにかけるお金も

ないし、それをやり遂げる自信もないし・・・」という、「夢の実現」と

聞いた瞬間から出始める「○○がない」という言葉の条件反射です。


これはご本人は自分で考えていっていると思い込んでますが、変化

が嫌いな保守的なエゴが、必死に「ナイナイリスト」をあげ連ねて抵

抗しているのです。


だからわたしは「しなきゃならないことなんか、なにもないのですよ。

自分自身に夢見る自由を与えるだけです。夢さえ浮かばなかったら

夢を見つけられるように、至福を感じるセンサーの感度を上げるだけ

です。好きなことを思いっきり制限なしに、自分に与えてあげてくださ

い。そこに自分の夢のヒントがないと気づいたら、次の至福を追うの

です」といいます。


エゴの「ナイナイ」攻撃が激しい人ほど、「好きなことをやっているだ

けで、夢は見つかるのですか?」と驚いた顔をされます。

「好きでもないことを夢にして、100%の力を投入できますか?」と

わたしが逆に聞き返すと、そこで笑いが起こります。

エゴに変なことをいわされたご自身に気がつくようです。


自身の未開発の能力、隠れた才能、自己実現の夢は、自身の100

%の力がどんなものなか信頼できなければ、見つけられません。


だから没入できるようなものを見つけたときは、自分の力の最大出

を試す絶好のチャンスなのです。

与えたいと思うもの・人・ことにコミットメントしてください。

与えたいという気持ちが湧き起らない人は、ご自身のインナーチャイ

ルド(子供意識)が満たされていない証拠です。

見えないインナーチャイルドが欲しがっているものを尋ねて、できる

範囲で叶えて満たしてあげましょう。

自分自身にコミットメントすると、インナーチャイルドとの信頼関係が

強化され、楽しいことが見つけやすくなり、ほんとうの夢に辿り着く

ための近道を教えてくれます。


明日もこの続き167日目のお話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。