ボンジュール!アシシです。
先日、カメルーンの首都ヤウンデ滞在中に、カメルーンサッカー協会に行って参りました!
12月4日にW杯組合せ抽選会でグループリーグ初戦でカメルーン代表と日本代表が当たることが決まってからまだ1週間ちょっとしか経ってない状態で、カメルーンサッカー協会を訪問した日本人はきっと僕らが初でしょう(・∀・)
今まで南ア、日本、韓国、オランダ、スイス、イタリア、チュニジア、スペイン、ガーナと、成功失敗含め、出場・不出場関係なしに9カ国でサッカー協会に突撃して参りました。(※スイスはFIFAハウスですが)
今回は記念すべき10回目のチャレンジということで、飛行機遅延トラブルで仲良くなったカメルーン人ジャーナリスト、ブルーノの協力を得て、韓国サッカー協会訪問以来、2回目のアポあり訪問となりました。
とりあえずCFFに向かうタクシーの中からカメラをまわしつつ、意気込みながら協会建物に乗り込む姿を動画に収めましたので、ご査収ください。
動画の通り、いつものアポなし突撃訪問で繰り出してたLibero特有の「軽いノリ」は、アポあり訪問だと一切通用しないことが判明致しましたw
動画が見れない人のために状況を説明しますと、協会建物前にいる警備員にアポイントの旨を伝え、建物内に案内されるところまでは、いつもの軽やかなノリで乗り込めたわけですよ。
がしかし、アポあり訪問イコール、事前に連絡した担当者がフォーマルな形で僕らを迎え入れるわけで、そこに何か突発的なイベントが起こることもなく、「で、要件は何ですか?」と至極当然な対応を英語でされて、とてもかしこまった形でインタビューが始まってしまったわけです。
ということで、協会マネージャーのマーティン氏に30分程、英語にてやりとりした内容を下記にまとめてみます。
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・日本代表メンバーについて
「日本代表の選手で誰を知っているか?」と聞いたところ、最近の選手は全然知らないと前置きした上で、2002年日韓W杯の際、中津江村にも来ていたマーティン氏が最初に挙げた選手は、なんとSUZUKIでした。次に挙げたのは、彼の言葉をそのまま借りると、「NAKA something」でしたwww
今はスペインリーグでプレーしてる選手、と説明してたので、中村俊輔が2番目に挙がった形。「彼はカメルーン代表GKのカメニとチームメンバーだよ」と補足してあげたら、「そうそうエスパニョール!」と思い出してました。
それにしても、SUZUKIの名前はカメルーンの街でもよく聞きます。ジャパンブルーのユニを着て歩いていたら、サッカー通のカメルーン人に「ジャポネ!ジャポネ!」と声を掛けられ、NAKATA!SUZUKI!とか呼んできます。やはりW杯で点を決めた選手というのは、ワールドワイドで知名度が高まるもんなんだなと感心しました。
・ワールドカップ開催中のキャンプ地について
カメルーン代表はダーバンにキャンプ地を構える予定とのことでした。「あくまで予定」と前置きした上で、これから現地の施設と契約条件を詰めていくと話していました。
カメルーンの予選日程は、6/14vs日本@ブルームフォンテン、6/19vsデンマーク@プレトリア、6/24vsオランダ@ケープタウンというスケジュールになっており、ダーバンは距離的にも毎回移動が激しい立地条件な気もします。とはいっても、日本代表もブルームフォンテン、ダーバン、ラステンバークという開催都市に対して、キャンプ地を全然関係ない南端ジョージに置く予定なので、人のことは言えませんがw
・ワールドカップ開幕前の強化試合について
初戦の日本代表に備え、同じアジア地区を勝ち上がった韓国代表との親善試合を本戦前に組む形で、既に調整に入っているそうです。開幕前のキャンプはどこでやるのか?という問いに対しては「まだ決まっていない」と、はぐらかされてしまいました。標高の高いラステンバークでの試合に向けて高地トレーニングはするのか?という質問も投げてみましたが、有効な回答は得られず。。意外と手ごわい相手でした。。
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てなわけで、マーティン氏も忙しそうにしていたので、そこまで大きな特ダネなどをゲットするわけでもなく撤収。。外まで見送りに来てくれたので、建物の前でパシャリ。
ということで、今回の訪問で得た結論。
サッカー協会ネタは、突撃アポなしで行った方が俄然面白い、ということ。
やはり突発的に起こるネタを楽しむLiberoスタイルは大切にしたいなと。
そんなLibero得意の偶発的事件で拾えたネタをここで紹介します。
前述した飛行機遅延事件で、偶然知り合えたジャーナリスト、ブルーノが彼の新聞でLiberoの活動を紹介してくれました!
裏表紙の丸々半分を使って、僕らの「世界一蹴の旅」企画について記事にしてくれました。
写真は先日、ブルーノに連れられてカメルーンのローカルリーグを見に行った時に撮った奴なんですが、妙に逆光で僕らの顔が黒過ぎます。。こういったクオリティの写真でもそのまま新聞に載せちゃうところがカメルーンらしいというかw
le jourのウェブサイトにも僕らの記事が載ってるんで、見てみてください。
http://www.lejourquotidien.info/index.php?option=com_content&task=view&id=8249&Itemid=59
日刊紙ナンバーワンのCameroon tribuneのスポーツ欄にも載りました。その新聞なくしちゃったので、画像はないんですが。。
ちなみにこれらの新聞が出た当日、たまたま入ったレストランのウェイターに「おまえら!今日の新聞に出てたよね?」って聞かれました。
何気にカメルーンでも有名人になっちゃいましたw
こんな感じで、カメルーンに大きな足跡を残しつつ、カメルーンを後にします。これだけ友好的に僕らを迎えてくれたカメルーンですが、6月14日の本番は手抜きはしませんよ!
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