グラッツィエ! ヨモケンです。
※グラッツィエとはイタリア語で「ありがとう」の意。これに「ミッレ」をくっ付けるとより丁寧になります。


今日は、ローマのイタリアサッカー協会に行ってみました!



ローマ中央駅にあたる「テルミニ駅」から地下鉄で一駅いったところから、徒歩で15分程度。

場所は事前にGoogle Mapで調べておいたものの、だいたいの場所しか把握してないで来てしまったため、若干迷子になるLibero。

地球の歩き方の地図に書き込んでおいたメモを頼りに住宅街と思われるところへ入り込んでしまった。



が、意外にもアッという間に発見!

世界一蹴の旅-審判協会の前で
住宅街?に普通に馴染むイタリアサッカー協会と思しき入口



インターフォンが設置されているので、押すかどうか挙動不審にビクビクしていると、ちょうど目の前の入り口から、おじいちゃんが出てくるところ。

これはチャンス。

不審におもったおじいちゃんは、はじめ入れてくれなさそうだったんですが、僕らが英語でいろいろ説明を試みたら、めんどくさくなったらしく、中の受付の警備員さんを呼んでくれました。

そして、警備員さんにも英語でちょこちょこ話してたら、なんと簡単にも内線で英語のわかる担当者を呼んでくれたようなフシ。

ちょっと待って、とLiberoに伝える警備員さん。

※ちなみに、今まで訪問した欧州の北のほうの国々と比較して、イタリア国民の英語力はそこまで高くありません。


待つこと数分、スーツ姿のパシッとしたビジネスマン風の紳士がエレベータから降りてきました。英語の達者なこの紳士から、何の御用か?という問いに対して、


「えーー、僕らは日本から来たサッカーファンでして・・・(中略)・・・ いま世界32ヶ国のW杯出場のサッカー協会を訪問してまして・・・(中略)・・・ なにかミュージアムでもあれば見せていただけないかと・・・(後略)」


と説明する僕。


はじめは怪訝そうな顔つきをしていた、このダニーロと称する紳士は、だんだん頬を緩ませ、


「それはグレートなアイデアだね。でも残念ながら、ここにはミュージアムはないんだよね。でも、グレートなミュージアムがフィレンツェにあるから場所を教えるよ!」


これは、好感触~(はぁと)
※もちろん、↑は電波少年風に発音しますよw




さらには、


「せっかく来てもらったから、ピンバッチとかお土産になるようなものを取って来るよ」


と言って、颯爽とエレベータに消えていく、ダニーロ氏。




さらに待つこと数分。

こんなお土産まで頂いちゃいました~!!!

世界一蹴の旅-イタリア協会おみやげ
「ペナント大小2つ・ピンバッチ3つ」のセットを2人分も




さらには、このイタリア随一のジェントルマン、ダニーロ氏と3ショットをパチリ。

世界一蹴の旅-ダニーロと3人で


ちなみに、彼は来週からバケーションで一週間友達と日本(東京・京都・大阪)へ観光旅行へ行くそうです。

なんという偶然!!

日本のブログ読者の皆様、上のダニーロさんに会ったら、良くしてあげてくださいw






最後に、感謝の気持ちを込めて「グラッツィエ、ミッレ!」と言ったら、衝撃の言葉をもらいました。


「ところで、サッカー協会そのものは、近くの別の建物だからね。ここはイタリア審判協会のビルなんだよ」


ナヌッ!!! ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


せっかくサッカー協会だと思って来たのに、最後にドンでん返しの刑。

世界一蹴の旅-審判協会の看板
表の看板も良く見たらイタリア語で「イタリア審判協会」と書いてあった。
(ダニーロに教えてもらって分かったのですが)



そういえば、受付の前にサイン入り審判服が飾ってあるのも不思議だったんですが、そういうことですか。

世界一蹴の旅-コッリーナシャツ2002
2002年W杯決勝@横浜でコッリーナ氏が着た審判シャツ(サイン入り)




まぁ、でもお土産ももらったし、いい思い出が出来たし、これでヨシとするか、なんてアシシと話しつつも、やっぱりせっかくだから、「イタリアサッカー協会」にも寄ってみることにしました。

世界一蹴の旅-イタリア協会看板
これが正真正銘のイタリアサッカー協会のエンブレム


※ちなみに、星が4つあるのは、ワールドカップでの優勝4回というのを意味します。世界で4つ星が付いているのは、イタリアとブラジルだけです。最近ちょっと新しくなった日本のヤタガラスマークに星が付くのはいつになることでしょうか。

英語の話せない警備員から、英語が少し話せる女性警備員に繋いでもらい、さっきと同じ説明をしてみたところ、

「ここはオフィスだけで何にも無いのよ。そこに飾ってあるトロフィーだったら、写真撮っていってもいいわよ」

と、いうことで、ある意味、さっきの審判協会ネタでお腹一杯の僕らは、簡単に承諾し、ワールドカップトロフィーもなく、ちょっと物寂しい感じのガラス棚の撮影をしてみました。


すると、なんとも面白いモノを発見!

世界一蹴の旅-キリンチャレンジカップ
2001年11月に行われたキリンチャレンジカップ「日本vsイタリア」


こういうモノが、ちゃんと協会の玄関に飾られているって、ちょっと嬉しいですね~。キリンも日本協会もあげた甲斐があるってもんです。

世界一蹴の旅-キリンチャレンジの皿
キリンチャレンジディッシュw


※ちなみに、このトロフィーには「WINNER ITALIAN NATIONAL TEAM」って書いてあったんですが、日本代表との試合は、日本のヤナガシワ選手の伝説のボレーシュートも決まり、結果的には1-1での引き分けでした。ヤナガシワ選手のゴールシーンは、イタリアの放送局の映像に残されていますので、興味のある方は、こちらのYouTube画像をご覧ください。


というわけで、今日から一気に親イタリア派になってしまったLibero。こうやって、来年のワールドカップも色んなチームに肩入れしながら観れると思うと、よりワールドカップが楽しめる気がしてきました。


次はどの国のサッカー協会を訪問しようかな。

ブログランキングに参加しています。クリックのご協力をお願い致します m(_ _)m → にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ