子どもにとって「褒められる・認めてもらえる・愛される」ことが生きる力になる | 愛情飢餓サバイバルに伴走する心理カウンセラーだんざきたつみのブログ相談室☆生まれてきてよかった実感バイブル!@宮城・仙台

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幼少期、親との関係でいつも死にたいと思っていた私が、心理を学んび、自分の奥に潜む様々なことに気づいたことで、うまれてきてよかったと思えるようになった私の日々の暮らしと活動を綴っています。

保健室に用事があり部屋に入っていくと

3年生男子生徒が横になっていた

 

熱があり、インフルエンザの疑いがあるからと

学校を早退するために保健室で母親の迎えを

待っているという

 

 

数分後、母親が迎えに来た

 

 

母親は息子のそばに寄って行くこともなく

「大丈夫?」などの声掛けもなく

 

保健室の先生の話しを

目を合わせることもなくただ聴いている

 

そして、生徒が帰る準備をする様子を

保健室の入り口でただ黙って見ている

 

そして、準備が終わった生徒が母親のそばに行くと

母親はすぐに背中を向け昇降口へと歩き始めた

 

 

 

私はその光景をみて、この親子関係に

何が起きているんだろう?と思いながら

 

生徒の背中に向かって

「頑張れ~!!」と念を送った

 

 

 

そして、保健の先生から話しを聞くと

 

 

その生徒は

「親から一度も褒められたことがない」と

 

だから

「試験もどうでもいい」

「どうせ頑張っても何にもなんないから」

 

と、言っていたと・・・

 

 

 

子どもは、親に褒められたいから頑張る

 

親に認めてもらいたいから頑張る

 

認められることで自分の存在価値を得られるから

 

 

でも、どんなに頑張っても

 

褒められない、認めてももらえない

 

 

そうなると

 

 

自分ってなんなんだろう

 

何のために生きているんだろう

 

 

こんな風に思ってしまう

 

 

 

子どもは親から

 

褒められた、認められた、愛された

 

それらの喜びや、嬉しさが

 

 

生きる力になる

 

 

この生徒のこれからの人生

 

彼のことを認めてくれる人との出会いが

 

たくさんあるといいな

 

そこから生きる力を得て欲しいなと思った