自分の無力が情けなくて悲しい。
前は玄関の門扉を潜り、ドア前まで来ていたのに・・・
門扉の外、コンクリートのタタキにいたのに声も立てずにじっとしてる。
あの子の為に、これなら食べてくれるかも…と買って置いたパウチパックのフードを開けてる間に立ち去ろうと道の向こうまで歩いている。チョッ、ちょっと!
フードの皿を手に声をかけながら追い、道の端っこで、小さな鳴き声でふりかえってくれた。
触れないし、「おいで」と言っても来てくれないから、已む無く私も傍らにしゃがみ皿を置いたら食べ始めるが近くに
車の音を感じただけで逃げ腰になり、食べ られない。
3台目のクルマで逃げた。
近くにいても私の所迄、来られない。
私もまた、とても厭な、向かいのセクハラ爺が目を、合わせようと待ち構えていて、長くは、家の前辺りにはいられないから白黒にゃんに皿を見せながら門扉の所に置いて、家の中に入った。
何回か見に出たけど、残りを食べてない。
汁気の多い、50g の約 半量しか食べてない。
ほとんど、食べてないに等しい。
もう、泣きそう。
どうしたら良いか判らない。