小学校の中学年まで、都下のマンモス団地に住んでいました。
当時「日本初の近代的マンモス団地」として人気があったとか・・
もったいないほど、各棟ゆったりと建てられていて
緑豊かでおしゃれな団地だったようです。
新婚さんや子供のいる家庭がほとんどで、
バス・トイレ・キッチンが付いてるってことがトレンド![]()
両親も抽選で当たって大喜びしたようです。
幼稚園は色々あったみたいですが、お寺が経営している所に
歩いて通いました。
子供の足では相当距離があったと思いますが、あの頃は平和だったんですね。親の送り迎えなんてありませんでした。
道端のタンポポを摘んだり、歌ったり、踊ったりしながら帰りました
そんな時、近所ではないけど方向が一緒の芳子ちゃんに出会いました。芳子ちゃんは1歳年上のお姉さんです。
ある日、芳子ちゃんが
「私、同じ団地だけど引っ越すの」って言いました。
なんせマンモス団地なので、「引越す」っていうだけでパニック![]()
「もう一緒に帰れないかもしれないね」って言われて更に・・・・
「うちの隣の人が引っ越したから、芳子ちゃんそこにおいでよ
」
私としては必死です。
大人の事情なんて理解もできないし、したくない。
お姉さんの芳子ちゃんは諭すように苦笑いしながら
「そうだといいわね」って言いました。
私は神様にお願いして毎日念じていました。
困ったときだけ神頼みするのは、そのころからですね。
いよいよ隣に誰かが引っ越してきました。
廊下越しに引越しを覗いていたら・・・・芳子ちゃんが・・・
親同士も相当ビックリしていたから、本当に偶然だったんだと思いました。
「もしかしてお祈り効果か」・・・って私は信じていました。
でも芳子ちゃんとの夢のような日々は
芳子ちゃんが小学校に入学すると、少しずつ変わりました。
要はただでさえお姉さんの芳子ちゃんは
入学と同時にステップアップ![]()
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幼稚園の子とは幼稚っぽくて遊べなくなったんです。
もちろん遊んでくれない訳ではありません。ただ頻度が![]()
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私がやっと小学校に入った頃、
芳子ちゃんはお父さんの転勤でまた引越しすることになりました。
でも親同士が仲良しだったので、何回か遊びに行ったり来たり・・・
それぞれ別の場所で、違う青春時代を過ごし、そして、私の結婚の翌年、芳子ちゃんの結婚式に呼ばれました。
友達の結婚式で一度も泣いたことのない私が、終始号泣![]()
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撮ってもらった全ての写真が、全て恥ずかしいほど泣き顔。
姉の晴れ姿に感動が止まらなかったんです。
その後、お互い子育てや仕事で忙しくて中々会えなかったけど、
母が亡くなった時、いち早く駆けつけてくれて励ましてくれました。
またそれを機に、毎年欠かさず![]()
お誕生日メールが届くようになりました。
誕生日を覚えてくれていたんです。
私はわがままな一人っ子ですが、
芳子ちゃんは神様がくれたお姉さんなんだと思います。
ダメな妹ですけどこれからもよろしく![]()
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