溶解から受容へ
完璧な人間はいない。等身大の自分で生きていこう。どんなにつらい出来事でも、最初の一歩を踏み出せば、全ては過去のものになる。真実なんてないのかもしれない。目の前の状況を自分がどう見ているのか、自分の頭の中でどんな世界を作りだしているのか、ただそれだけかもしれない。自分の気持ちにまっすぐに生きればいい。世間体を気にした「損得」基準ではなく、自分の心が感じる方向へ、前向きに行動できることが誇らしいことである。人生に起こるすべては必然、うれしいことも、つらいことも、彩り豊かな人生をつくるスパイス。今起きていることは、「今このタイミングの自分に必要なこと」である。あなたのためだからって自分に言い聞かせながら、成果をあげることだけに必死になっていると、家族に対して、仕事においては、部下や周りの人への尊敬や感謝の気持ちが無くなってしまう。仕事はやって当たり前。やらない人が悪い。私がこんなに頑張っているのに、何でまわりの人は頑張らないのか?気がつくと、いつの間にか成果をあげることだけが目的となり愛を見失っている。なんのための人生なの…。人は誰しも臆病で不完全な存在。人は、自分のためには頑張れないが、誰かのためには頑張ることができる。自分の弱さを全て受け入れることで、心の芯から強くなる。弱さを受け入れることが、本当の強さである。自分が心から望んでいることを明確にして、弱くても、今のありのままの自分を認めることができたら、未来に向かって歩き出す勇気が湧いてくる。<自分を知って、未来への一歩を踏み出す10質問>①あなたの両親や故郷はあなたにどんな価値感を与えましたか?②あなたの意志で大事なお金や時間を何に使いましたか?③あなたは、どんな状態を手に入れたいのですか?④その状態から、どんな感情を味わいたいのですか?⑤あなたの本当の望みは何ですか?⑥どんな人たちにどんな貢献をしたいですか?⑦これらの答えに一貫している共通の思いは何ですか?⑧なんの制約もなく、自信と勇気があればやってみたいことは何ですか?⑨それができている理想の自分はどんな自分ですか?⑩その理想の自分に近づくために今すぐできる小さな一歩は何ですか?