秋田県の鍋料理で、キリタンポ鍋というのがありますが、これは、キリタンポの代わりにダマコというものを入れています。
キリタンポというのは、太い串に、すり潰したご飯を握り付け、囲炉裏で炙って作るのですが、ご家庭でこれを再現するのは大変なので、簡易版のこの“ダマコ餅”を作ります。
ここで、そもそものお話しを。
秋田県の北東部、青森県と岩手県との県境に、鹿角 (かづの) 市があります。
昔々、そこにマタギと呼ばれる人達がいて、彼等が山に入る時の携帯食として、上記の様な、タンポというものが作られました。
それを、山で獲った熊や猪などを具材にした鍋に入れて食べたのが、キリタンポ鍋の原型です。
そしてそれが、鹿角市の隣の大館市にある比内町で産し、日本三大地鶏に数えられる比内地鶏と組み合わされ、現在の形になりました。
因みに、タンポは竹輪みたいな形ですが、食べる時は汁が染み込みやすい様に、真ん中から斜めに切り分けます。それがキリタンポであり、それを鍋に入れるからキリタンポ鍋となります。
もう一つ因みに、ワタクシ、実はその、鹿角の出身です(笑)
それでは作り方を。
材料は、熊か猪の肉… 冗談です(笑)
キリタンポ鍋の具材には、一応決まりがあります。
基本は、比内地鶏の肉、ゴボウ、舞茸、長ネギ、セリ、そして、キリタンポ (ここでは、だまこ餅) です。
他に色々入れても構わないですが、この6つはマストアイテムです。
もちろん、比内地鶏は普通の鶏肉で大丈夫ですよ(笑)
高いし。
近所のスーパー、タチヤ平針店では鶏ガラを売っていないので、出汁と身をひっくるめて、手羽元を煮込みました。
最初っから邪道を行きます(笑)
いつも書いていますが、浮いた油はしっかり取りましょう。
正式 (?) には、鶏ガラを1時間煮込んだ後、比内地鶏の肉を入れます。
出汁を取っている間に、具材の“ダマコ餅”の用意をしましょう。
ちょっとヘタッピーですが(苦笑)
香りがイイ~ ♬
ここは、そんなに時間は要りません。
ここが肝心なところですが、セリを入れるのは、食べる人が全員テーブルに着いてからにしてください。
セリを入れたら待ったなしですよ。
鶏や、根菜、キノコ、香味野菜から出た良い出汁が染みたダマコ餅は、アツアツで美味しいですよ (^^)
そして、やっぱりこれですね~。
煮込んだ手羽元!
軟骨プルプルです d(^^)/
キリタンポ鍋では普通やりませんが(笑)
最後に一つ苦情ですが、名古屋で買うセリは、岐阜県産だと思いますが、根っこを切っちゃってるんですよね~。根っこも鍋に入れたいのに(泣)
農家さん、是非、根っこを付けたまま出荷してください!お願いします m(_ _)m
そんな訳で、僕の故郷の料理、ダマコ餅の鍋でした。
それでは、また~ (^-^)/















