ドラマや映画では、問題と思えることやトラブルが必ず起こるのですが、その発端がたいてい相手に本当の想いや真実を伝えず隠す、というところから始まっているように思います。
いつもぐるぐると「何でここで言わへんねん!」と突っ込みを入れることが多いです(笑)
相手の負担になったら申し訳ないから、とかそういう理由で「・・ううん、なんでもない」と言うことが多いのですが、それが元となってとんでもない事件にまで発展するというのが、物語のセオリーなのです。
これは現実においてもよくある話で、理由は様々ですが、大切なことであれ、ささいなことであれ、相手に伝えない、ということでのっぴきならない出来事にまで発展してしまうということがよくあります。
以前やっていたドラマ「就活家族」(三浦友和さんが主人公で、会社を辞めたことを家族に言えず・・・という話でした)なんかは、その良い例で、ささいなこと、でも大切なことなのに家族に言わないということを家族全員が繰り返し、とんでもないところまでいきました。
まぁ、それがドラマです。ドラマだから最後はうまくケリがつきましたが、現実はそうはいきません。
ちょっとしたことでも伝える、ということを日ごろから練習しておくと、絆はかならず深まっていきます。
相手のすべてを知っていることだけが絆ではないですが、常日ごろ何を思い、何に悩んでいるのか、どう解決しようと思っているのか、などをちゃんと伝えあっていると、とても相手のことがよく分かるようになってきます。
あなたの思いは、誰の負担にもならないし、迷惑にもならない、言って無駄なことなんてこの世にないのです。
自分のことを話すことは、自分を主人公にすること。
あなたが何を思い、何を憂いているのか、大切な人や必要な人にちゃんと伝えていこう!
ちょっとした希望でも、ここをこう変えてほしい、ということでも何でも湧き上がった思いは表現してあげましょう!
思いを封じ込めて、相手のことばかり気にかけていると、自分の中が空っぽになっていきます。
他者に自分を明け渡すことになるのです。
そうすると、明け渡しているだけに自分を生きていない感じがして、私にはどこにも居場所がない、と感じやすくなります。
今まで気持ちを抑えて相手に沿うように生きてきた人は、自分の気持ちをその都度気軽に伝えてみる練習をしていってください。
きっと、練習の成果が人生に顕れてくるはずです
今日は「祈り日」です。【無私の愛の祈り日】
午後9時から、一緒に祈りましょう。
世界に向けて、自分に向けて。