いやー。
昨年はここでのレースペースも圧倒的だったのになぁ。。。
サウジアラビアGP。
不調脱却の糸口が見えないメルセデス。
ダウンフォース少な目で挑むこのコースでも、ペースは好転しなかった。
FP初日の状況を見た感じだとバーレーンの時よりは好転したように見えもしたのだが、2日目以降はトップ2チームとの差がよりハッキリしてしまったように感じる週末だった。
ハミルトンに限って言えば、予選で大失敗。
まさかのQ1落ちをしてしまうのだった。
純粋なペースでのQ1落ちというのは2010年以来だとか。。。
ラッセルやメルセデスからのコメントからは、今期のマシンのスイートスポットの狭さと、攻めたセッティングを試しやりすぎてしまった結果なのだという事だが。。。
ともかく15番手スタートとなったハミルトン。
遅いマシンのペースに付き合わされる事を視野に入れ、ハードタイヤスタートを選択。
慎重にスタートし、タイヤが温まってからのペースは悪くなかった。
オーバーテイクを繰り返し、ラッセルやアルピーヌ2台の後ろくらいまで順位を上げてきた。
このあたりのクリーン且つ鋭いレースペース、レース全体を見据えた走りは流石のハミルトン。
しかし流れはまたしても?ラティフィのクラッシュによって狂わされてしまう。
セーフティカーが導入されたものの、ハミルトンは残り周回数から見てもとてもピットインできない中で、上位勢は順位を落とすことなくハードタイヤに交換できてしまった。
それもハミルトンのペースを参考にされてしまい、ピットインした全車がハードタイヤを選択した。
それでもハミルトンは、新品のハードタイヤの5位ラッセルと同じくらいのペースで6位を走行していく。
古いタイヤだという事を考えれば凄いペースだし、またセーフティカーでも入れば唯一ミディアムで、しかも順位をほぼ落とすことなく復帰できる。
トップ4を除く、5位までは見えてきた!
ほどなくしてリカルドやアロンソ、ボッタスにトラブルが襲う。
すぐにセーフティカーの出動とはならなかったが、チャンス到来のように見えた。
しかし、、、セーフティカーが出るまでに判断がもたついたメルセデスチーム。
ハミルトンがピットインする前に、リカルドとアロンソがピット入り口付近に停まってしまったため、ピットクローズとなり、しかもVSC(バーチャルセーフティカー)出動となり、ハミルトンにとっては最悪な状況だ。
結局ハミルトンがピットインできたのはVSCクリアとなった後となり、ミディアムタイヤのペースはそれほど上がらずポイント圏内の10位まで戻すのが精いっぱいとなった。
レースペースではハミルトンらしさい光る部分見せて貰ったが、レッドブルやフェラーリと戦えるマシンではなかった。
開幕戦とは逆に、運が悪い方向に働き残念な結果となってしまった。
次のレースは3年ぶりとなるオーストラリア。
インターバルも2週間あるから、なんとかギャップを埋める方法を見つけて欲しい。
新型の部品も投入されるという情報もある。
マシン改善に期待し、なんとか速さでトップ4の1台でも崩せるような週末を期待したい!
です。
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