最近は某栄養カウンセラーさんの配信が面白くて毎日見てまして更新が遅れました。

今回はCOMTです。VDR Taqはドーパミン合成に関与しますが、COMTはドーパミン分解です

 

COMT/V158Mはダウンレギュレーションで変異がある(++)場合は、ドーパミン、ノルエピネフリン(アドレナリン)の分解が低下します

 

また女性ホルモンの解毒を行っており、変異があると女性ホルモンが悪さするような疾患に確定ではないものの、かかりやすい可能性があるということにもなります

 

図から分かるようにCOMTとVDRTaqともに代謝にSAMeを使用し、変異によってどれだけメチル基を必要とするか目途をつけることが出来ます。もしサポートしたメチル基が適正でなければ気分の変調をきたします。

 

以下COMT VDR Taqの変異による、ドーパミン合成分解とメチル基必要性(消費)をまとめます

 

COMT VDR Taq

++    --

分解少 合成多

消費少 消費少

*メチル基消費が少なく必要量少ない。たくさん入れなくても効果がでる

 

--  ++

分解多 合成少

消費多 消費多い

*メチル基消費多く必要量多い。メチル基バンバン消耗してしまいたくさん入れる必要がある、反応性悪く栄養をたくさん入れても効果を示すのに時間がかかる

 

メチル基を含む栄養を挙げます

・SAMe

・クルクミン

・MSM

・DMG

・TMG(ベタイン)

・メチルB12

・メチル葉酸

・メラトニン

・カフェインを含む飲料

・チアミン

・CoQ10

・ケルセチン

・カルニチン

・DMAE

 

COMT++の方にはメチル基を含む栄養はサプリメント摂取してみて気分のムラが出るようなら制限します

 

次の記事に続く