ビール大手5社が10日発表した、
平成20年上期(1~6月)のビール類の課税出荷量で、
サントリー
のシェアが
サッポロビールを抜き、昭和38年のビール事業開始以来初めて
3位に浮上しました。
首位は引き続きアサヒビールで37・5%、
2位はキリンビールで36・7%でした。
サントリーのシェアは13・0%で、
4位となったサッポロに0・9ポイント差をつけました。
各社が値上げに踏み切る中、サントリーは缶商品の値上げを9月まで先送りし、
節約志向を強める消費者の支持を得た結果のようです。
同社のビール事業部長は
「7~8月が計画通りいけば黒字化も視野に入る」と、
酒類事業での初の黒字化にも自信を見せました。
5社計の出荷量は
前年同期比4・2%減の2億1672万ケース
(1ケース=大瓶20本)と、
上期としては過去最低水準となった。
上期の5社合計の出荷量が低迷したことに、
業界関係者は驚きを隠せません。
2月のキリンビールを皮切りに各社が値上げに踏み切る中、
需要減を見込み、今年の総出荷量はアサヒビールが3~4%減、
残る3社は2%減を予想していました。
しかし、実際の落ち込みは予想を超え、
値上げによる消費者のビール離れの深刻が浮き彫りになりました。
値上げしても販売量が大きく減れば、利益は上がりません。
このため、各社は数量よりも利益重視の姿勢を強めています。
上期に発売された新商品は前年の半分以下の6種類に絞り込まれました。
下期の新商品も
「量をかせぐよりも、新たな需要を開拓する商品が多い」(関係者)といっています。
価格の安い第3のビールのシェア拡大も止まりません。
増税の特殊要因以外で初めて発泡酒を抜いた5月に続き6月も逆転。
上期ではビールが7・6%減、
発泡酒が6・3%減に対し、
7・2%増とプラスを確保し、
「逆転状態が定着し、第3のビールが第2の地位を固めるのでは」
と予想しています。
○値上げのタイミングが各社の明暗を分けた
サッポロは4月に全商品の値上げを実施したのに対し、
サントリーは缶商品の値上げを見送りました。
この結果、スーパーの店頭では
サントリーの方が6缶入り1パックで20~30円安く、
ディスカウント店では「それ以上の差がある」といいます。
アサヒとキリンの激しい首位攻防では、0・8ポイントの差で
アサヒがトップを守りました。
その差は平成19年の年間の0・2ポイントから広がっていて、
キリンが2月に値上げで先陣を切ったことが一因になったとみられています。
今後も厳しい価格競争が続きそうです。
平成20年上期(1~6月)のビール類の課税出荷量で、
サントリー
のシェアが
サッポロビールを抜き、昭和38年のビール事業開始以来初めて
3位に浮上しました。
首位は引き続きアサヒビールで37・5%、
2位はキリンビールで36・7%でした。
サントリーのシェアは13・0%で、
4位となったサッポロに0・9ポイント差をつけました。
各社が値上げに踏み切る中、サントリーは缶商品の値上げを9月まで先送りし、
節約志向を強める消費者の支持を得た結果のようです。
同社のビール事業部長は
「7~8月が計画通りいけば黒字化も視野に入る」と、
酒類事業での初の黒字化にも自信を見せました。
5社計の出荷量は
前年同期比4・2%減の2億1672万ケース
(1ケース=大瓶20本)と、
上期としては過去最低水準となった。
上期の5社合計の出荷量が低迷したことに、
業界関係者は驚きを隠せません。
2月のキリンビールを皮切りに各社が値上げに踏み切る中、
需要減を見込み、今年の総出荷量はアサヒビールが3~4%減、
残る3社は2%減を予想していました。
しかし、実際の落ち込みは予想を超え、
値上げによる消費者のビール離れの深刻が浮き彫りになりました。
値上げしても販売量が大きく減れば、利益は上がりません。
このため、各社は数量よりも利益重視の姿勢を強めています。
上期に発売された新商品は前年の半分以下の6種類に絞り込まれました。
下期の新商品も
「量をかせぐよりも、新たな需要を開拓する商品が多い」(関係者)といっています。
価格の安い第3のビールのシェア拡大も止まりません。
増税の特殊要因以外で初めて発泡酒を抜いた5月に続き6月も逆転。
上期ではビールが7・6%減、
発泡酒が6・3%減に対し、
7・2%増とプラスを確保し、
「逆転状態が定着し、第3のビールが第2の地位を固めるのでは」
と予想しています。
○値上げのタイミングが各社の明暗を分けた
サッポロは4月に全商品の値上げを実施したのに対し、
サントリーは缶商品の値上げを見送りました。
この結果、スーパーの店頭では
サントリーの方が6缶入り1パックで20~30円安く、
ディスカウント店では「それ以上の差がある」といいます。
アサヒとキリンの激しい首位攻防では、0・8ポイントの差で
アサヒがトップを守りました。
その差は平成19年の年間の0・2ポイントから広がっていて、
キリンが2月に値上げで先陣を切ったことが一因になったとみられています。
今後も厳しい価格競争が続きそうです。