日本の 気遣いに苦戦 (元旦 親子 大ゲンカ!) | 自由の女神になりたくて。(New York 理想と現実ライフ)

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華やかな理想的街で、庶民的な現実生活を Enjoy する方法! 好奇心と向上心だけで生きる。合言葉は、「やったモン勝ち!」 仕事、恋愛、アメリカンドリーム、日々のつれづれ語ってます。

 
 
そろそろ、ストリートにお役目を終えた クリスマスツリーがご苦労様と、出されるシーズンのアメリカ。
 
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こっちは、大量にまとめられてる。
 
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日本では、生の木をクリスマスツリーに使う家庭なんて滅多にないことでしょうから、
 
 
こんなことで 季節の節目を感じることなんて、あまりないでしょうね。
 
 
 
こうやって、生きてる場所が違うから、感じ方も変わって来たりするもんで・・・、
 
 
 
では、昨日続きで、
 
 
15年ぶりの正月帰国を果たした こりんごちゃんが、日本の常識や礼儀を 忘れていたと言うか知らなかったと言うか、
 
 
果てしなく長い間、遠い異国で暮らしていたことを思い知らされ、
 
 
悪気のない無知から、日本の礼儀を 重んじず、
 
元旦早々から、親子大喧嘩を勃発させてしまったわけで。
 
 
昨日のブログでも言ったんだけど、
 
 
日本の厄介なまでの繊細さ、
 
おもてなし、心遣いに、心折れた こりんごでございます。
 
 
ことの発端は、
 
 
元旦の日の ダルマ市。
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新年早々、家で静かにゴロゴロしてればよかったのに、

元旦 に、実家から車で1時間ほどかかる 高崎だるま市がやっていると知り、
 
あら とってもお正月っぽいじゃない!
 
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こんな経験なかなか出来ないからと、母に頼んで連れて行ってもらった。
 
 
田舎の生活は、NYのような公共機関は期待できないので、車社会が当たり前、
 
海外からのお客様なアタシは、家族を頼って国際免許を取得して来なかった。
 
だって、免許があっても、車がなくちゃ意味がないし、
 
実家に滞在するのにレンタカーだなんてって、
 
 
 
毎年、母の楽しみであるニューイヤーズ駅伝を中断させてまで、だるま市に送り迎えしてもらった。
 
これは、完全に家族への甘えであった。
 
 
おかげで、楽しい経験が出来たのだが・・・。
 

 
 
 
その夜、
 
 
 
だるま市を満喫したジョンと こりんごを、母と妹が迎えに来てくれて、
 
 
どうやら、仕事帰りの妹をピックアップした後に、その足で ウチらを迎えに来てくれたらしい。
 
 
妹は、ちょっとムーディーで、仕事の疲れからか、遊んで過ごしているジョンと姉に なんだか冷たい空気を感じた気がした。
 
(こりんご空気読めてるじゃん!)
 
 
帰りに、そろそろアメリカの食べ物が恋しくなっているジョンが、朝食にシリアルが食べたいと、コンビニに寄ってもらった。
 
 
車で待っている母と妹に、
 
 
「何か必要なものある?」
 
「別に何も、」
 
 
と言われ、コンビニにジョンとシリアルを買いに行った。
 
 
ジョンがアイスクリームでも、ママさんとシスターに買って行ったら? なんて気の利いたことを言うので、
 
 
それもいいなと、レジ前のアイスクリームショーケースを覗き込む。
 
 
母はサンド系のアイスクリームが好きで、妹は口が肥えているからブランドアイスクリーム好きかなと、
 
 
げっ!
 
 
日本のアイスクリーム、超小さいのに超高い!
 
 
 
アタシの15年前の記憶では、アイスクリームなんて、100円で、ちょっと豪華なアイスクリームは150円、
 
ハーゲンダッツとかだと280円くらいだった記憶だが、
 
 
なんと、どれもこれも普通のアイスクリームが300円以上した。
 
 
こんな小さなアイスクリーム4つで、1300円とかしちゃうの?!
 
 
ちなみに、当時50円だったガリガリ君は、70円になっていた。
 
 
でも、ガリガリ君 買うのもなぁ。
 
 
 
結局、アイスクリームは買わずにコンビニを出る。
 
 
車に戻ると、母が、
 
 
「アイスクリーム見てたみたいだけれど、買わなかったの?」
 
「うん、驚くくらい高くって!」
 
「あぁ、コンビニは高いかもね。 スーパーだったらもっと安いんだけれどね。」
 
 
「どれも300円以上もして驚いた!」
 
 
そして、妹が、
 
 
「ふ〜ん。」
 
 
確実に冷たい相打ち。
 
 
あれ、なんか、やっぱり買ってくればよかったかなと言う雰囲気?
 
もしかして、母も妹もアイスクリーム買って来て欲しかったとか・・・?
 
 
 
「ごめんね、みんなにも なんて思ったんだけど、買えなかった〜。」
 
 
 
 
「たったの300円でしょ!ムキー
 
送り迎えまでしてもらってるのにっ!ムキー
 
 
 
 
グサっと刺さった妹の罵声。
 
 
 
だって、何もいらないって言ったじゃん!って言い返せなかった。
 
 
 
アメリカでは、「何か必要なものがあれば買ってこようか?」と言って、「No」と言われたら、本当に買って来ない。
 
だってアイスクリームが欲しいのならば、ちゃんと アイスクリーム買って来てって頼めるから。
 
 
でも、日本では、そうじゃない、
 
決して、アイスクリームを買って来て欲しいわけでもない、
 
No と言っても、思いやりや気遣いを見たいのだ。
 
 
母が1時間もかけて、だるま市に送り迎えしてくれたことを考えれば、300円のアイスクリームなどなんでもないことで、
 
 
そう言うところで、アタシの感謝の気持ちを見たいのだ。
 
 
繊細過ぎて厄介〜。
 
 
日本在住、もしくは海外在住でも、日本の心を忘れていない人は、こう言うことが、ソツなく出来るのであろうなと、結構 凹み、
 
でも、それ、わからなくもないが、ニューヨークに帰りたい一瞬でもあった。
 
 
 
そして、人生というものは、タイミングで、
 
 
悪いタイミングで、あの お年玉騒動が起こった。
 
 
 
そして、その夜、あの悪夢のような 元旦 親子 大喧嘩 がはじまった。
 
 
お年玉を 挨拶に来ない姪っ子にあげないと言う娘に怒りの母、
 
感謝の気持ちを ちっとも表現しない姉に怒りの妹、
 
送り迎えが嫌なら、ハッキリ No と行ってくれ、
 
アイスクリーム食いたいなら、ハッキリ Yes と言ってくれ の こりんご。
 
 
そこから、
 
 
「親子だから甘えてた、自分で運転も出来ない、着物も着れない、何も出来ないので、でも親子だから甘えてもいいと思ってた。
 
送り迎えしてもらって、迷惑かけて悪かったわねっ、迷惑なら ちゃんと迷惑って言ってよ!」
 
 
「別に、構わない!」
 
 
「でも、厄介な感謝を期待されても、困るから、ちゃんと No なら No って言ってよ!」
 
 
「迷惑だったら、送り迎えなんかしないっ!
 
 
母と娘の言い争いが お年玉問題に引き続き勃発。
 
 
 
「もう、みんなの手を煩わせるから、着物もキャンセルしてよ。」
 
 
「あら、そう?
 
ちょうど、その日、お通夜が入っちゃったのよね〜。」
 
 
 
「お母さん、何言ってんのよ!
 
親子でしょ!本気でそんな事言ってるの!
 
どんなにお姉ちゃんが着物楽しみにしてたか知ってたじゃない!
 
で、お母さんも、お姉ちゃんに着物来させたいって思ってたじゃない!
 
そのいつも思ったことと反対の事言う逆撫でしたような言い草やめなよね!」
 
 
今度は、妹が母をなじり、
 
 
「母親に、自分の事棚に上げて、その口のきき方やめなよねっ!
 
あんたもムーディー過ぎて、気ぃ使っちゃってめんどくさいんだよ!」
 
 
今度は、姉が妹をなじり、
 
 
「お姉ぇは、感謝の気持ちを もっと表しなよっ!
 
なんでも独立しようとしないっ!」
 
 
もう、誰が誰に怒鳴って喧嘩してるかわからなくなって、
 
 
3人で大泣き!
 
 
「親子の縁は切れないんだよ!」
 
と言う妹に、
 
 
「アタシ、みんなの厄介ものなら、ニューヨークに帰ったってかまわない!
 
自分で対応出来ないで、おんぶに抱っこなんて まっぴらゴメンだ!」
 
 
「ニューヨークにでも、どこにでも帰ればいい!」
 
 
母と姉は、それの一点張り!
 
 
 
「じゃ、親子の縁切るって事?!?!」
 
 
もう、妹は、泣きじゃくったまま和解も出来ず 寝床に行ってしなった。
 
 
翌朝、顔がパンパンに腫れたまま出勤して行った妹で・・・
 
 
 
ブログでは、鮮明に、あの恐ろしい 罵り合いを臨場感あふれては言い表せないが、
 
それは、もう恐ろしいほどのなじりあいでしたよ。ドクロ
 
しかも、元旦、新年 始まりの日ですよ!
 
 
 

でも親子って不思議。

 
 
何にも言わなくても、
 
 
時間がわだかまりを癒してくれる。
 
 
これが他人だったら、一度入った亀裂の修復は不可。
 
 
 
元旦大ゲンカの翌日の2日は、ちょうど東京に天皇陛下の一般参賀に行くことになっていて、
 
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あまりのロイヤルファミリーの威厳と忠誠心を、我が腐ったニッポン人の心にも感じ、
 
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とても厳粛に感動したのでございます。
 
 
とてもタイミングの良い、家族との間が取れまして、
 
 
天皇陛下を拝んで、心が穏やかになり、
 
 
その帰り、東京の池袋で、ドンキホーテや、ビックカメラ、ヤマダ電器に囲まれ、ゲームオタクのジョンがショッピングに没頭している中
 
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アタシは、母が、
 
「職場に持って行く魔法瓶を探しているんだよね。」
 
と言っていた何気ない言葉を思い出し、
 
 
感謝の表現ベタだから、物で釣るしか出来なくて。
 
ビックカメラアウトレットで、こんなん買って見ました。ニヤニヤ
 
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妹にも、スタイリッシュボトル買ったら、
 
 
「もう、持ってるから気を使わなくていいのに〜。」
 
 
難しね、感謝の表現って・・・。
 
 
 
それでも、無駄なボトルでも、見え透いた魔法瓶でも、相手を思い出して購入した その気持ちが嬉しいんだよね。
 
 
 
その翌日。
 
 
親子の縁を切る、着物はキャンセルだ!
 
 
と騒いでいた この親子。
 
 
妹が髪をセットし、
 
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メイクを施し、
 
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母が着付けを手伝って、
 
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家族に頼って、着せて頂きしたよ。
 
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3人で撮るの忘れちゃったね。
 
 
 
人はさ、持ちつ持たれつで、
 
意地はらないで、
 
 
思いやり、心遣いが、まだぎこちないんですが、
 
 
家族への感謝の気持ちを表現しきれない思いでした。
 
 
 
ちょっと、今日は、なんだかジンとあったかいブログで、閉めたいわ〜。
 
 
 
忘れちゃいけない、心遣い、
 
 
どうやって表現したらいいかまだわからない こりごちゃんで、
 
 
 
心遣いは、
 
 
 
 
金だからっ!
 
 
 
 
 
ひぃぇ〜っ!滝汗
 
 
 
ブログ、あったかく閉めるんじゃなかったんですか?
 
 
急に現実的!
 
 
 
と言うことで、驚きの現実!
 
 
次回は、チップ王国アメリカからやって来た こりんごちゃんが、
 
チップ制度では ないはずの日本に帰国して、
 
 
 
実は、どんでん返しだった日本のチップ制度の お話しと、
 
 
現実、親子東京観光 腹割って話そうツアー お送りするわ!
 
 
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