ミステリアスバンド、Naming Rights (from Brooklyn) | 自由の女神になりたくて。(New York 理想と現実ライフ)

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華やかな理想的街で、庶民的な現実生活を Enjoy する方法! 好奇心と向上心だけで生きる。合言葉は、「やったモン勝ち!」 仕事、恋愛、アメリカンドリーム、日々のつれづれ語ってます。



サタデーナイトのNRのライブは、どうだったのよ?


このバンド・・・、



コニュニケーションも上手く図れず、(こりんごちゃんの英語のせいで・・・)
時々、リハーサルもスキップしやがる怠け者で・・・


だけど・・・

イヤよ、イヤよも、好きのうち?

着かず離れずで、今月末で、バンド結成一周年になる。

先週のサタデーミッドナイトショーのご報告もかねて・・・。


このバンド、いちばん気楽で、いちばん気が重いバンドで・・・

こりんごちゃんにとっては、まったく持って矛盾バンドなのである。


矛盾バンド?


他のバンドに比べて、このバンドのメンバーの姿勢は、趣味の延長って感じ・・・

そんなにシリアスじゃないから、気軽に構えてればいいわけよ。

なのに・・・

英語のことで、一番、気を使うし・・・
新曲の数が、一番多いし・・・
ドラムプレイは、一番楽しいし・・・

だから、個人練習でも、一番NRの練習に、時間割いてる・・・


一番、楽に構えていいはずのバンドなのに、一番力入ってる・・・(汗)



コニュニケーションも、ぎこちないんだな、これが・・・

ちょっと、ヨソヨソしさがあったりして・・・


今度こそ、こりんごちゃんから打ち解けるぞ!

と、今回のライブをきっかけに、なんとか彼らと親密になろうと目論んでいた。 (同じバンドメンバー同士なのに・・・。(汗)

(↑ そんなことより、ライブに専念してください!)



ライブハウス移動中の車内にて・・・

ロバート君が、また早口英語で聞いてきた。

「こりんご、Coke は、ゲイだけがやるもんだと思う?」 (なんちゅう質問やねん!)

「えっ、コーク?」



さわやかになるひと時?


こりんごちゃんが、???って顔してると、JJが慌てて通訳に入る。(英語だけど)


「こりんご、ゲイって言うのは、男が男を好きになる人のことで・・・」

そんなことは、通訳しなくてもわかるっちゅうの!

「コーラは、ゲイだけが飲むとは限らないと思うけど・・・」


「ああ、そっちか! Coke(コーク)は、 Cocaine (コカイン)のことだよ。」

「ああ、コカインかぁ!」 (違った意味で、さわやかになるひと時?)


そんな中、カーラジオから、Nirvana の Breed が流れて来て・・・

ダカダカダカダカダカダカダカダカ!!!!

って、ドラムを口ずさんで、エアードラムしてたら、ロバート君が、

「こりんご、もしニルバーナの曲やりたかったら、俺、全部出来るから、言ってな。」

「・・・・・。」
 


(こりんごちゃんが、出来ないよ、ニルバーナのドラムなんか・・・。)


「ああ、こりんご、俺の言ってることがわかんねぇのね。」

「あんたの言った英語はわかるけど、ニルバーナは無理!No thank you!」

助手席のロバート君、前方向いたまま、後部席のこりんごちゃんに、中指立ててくれました。


こんなに仲のいいバンドですけど『汗)、やっとライブハウスに着きまして・・・



機材運び込み、出番待ち。

サタデーミッドナイト、ウチラ、取りなんだけどさ・・・

ウチラの前の、取り前バンド、スゲー客引きよくて、盛り上がってた。


Bryan band


ドラマーもめっちゃ上手かった!



Brian drummer

彼のことだけ、食い入って見ちゃったよ。


この人、ちょっと普通の人より出来ると見た!


あれだけ叩いてるのに、その余裕。

腕の動きとか、アクセントのつけ具合とか、その正確な流れるような叩きっぷりとか・・・



ジィィィィィ~~~~っと、彼を見つめる その視線。(怖)



みんな、酒飲みながら、楽しんでの観賞なのに・・・


ただひとり、その日本人女子、眉をひそめて、ドラマー凝視。




この後に、やるのヤダなぁ・・・


あれだけ盛り上がってた観客達ですが・・・
みな、前のバンドの友達でしょうから・・・

ウチラのステージスタンバイ中には、雲の子を散らすかのように帰ってゆくわけで・・・


おーい! Naming Rights Show 始まるよ!


NR 3-31-07

観客は、半分ほど減り、10人ほどで・・・


(ローカルバンドは、そんなもんよ。 前回のフィンガーズは、観客2人だった・・・(汗))



演奏自体は、そんなに悪いライブでは、なかったんだけど・・・


ドラマーこりんごちゃん、Guys がノッテないこと、直ぐに悟ったよ。



観客が、プレイヤーをエナジティック盛り上げるところ大きいからね。


そこを何とか、こりんごちゃんのビートで、盛り上げたい!

(彼らのこと、ワッショイ盛り上げたい!)



リハでも、こりんごちゃんが冴えると、奴等も冴えるの知ってたから・・・


ここは、ドラマー腕のみせどころ!


エイヤっ! ババンっ!



KF


ち~ん・・・



「Thank you. we are Naming Rights. Good night!」


ライブは、淡々と、そして アッサリ終ってしまった・・・(涙)



何故か、敗北感を味わう、哀れなドラマー・・・



NR red



ライブの後、JJのガールフレンドが、


「こりんごちゃん!よかったよ!

すごく迫力あったし、ニコニコスマイルで、楽しそうだったよ!」


「えぇ、まぁ・・・、ありがとう・・・・」


(だけど、その頑張りは、我が Guys には、届かず響かずで・・・(落胆)



「こりんご、お疲れ! good job!(よくやったな!)」


「だけど、みんなのエナジー感じなかったよ・・・」


「そりゃ、分るだろ? もっと客いたら、気持も高ぶるけど・・・。」



こりんごちゃん、心配です・・・


もう、今後のライブブッキングの予定入れてないし・・・

彼ら、これを機に、バンドやめるか、おろそかになるか・・・



こりんごちゃんが、もっと有名なドラマーで、客引きが良かったら、NRのライブも盛り上がって、彼らのやる気を取り戻せるのか?


チョッと待て! 


なんで、そんなにしてまで、このバンドのこと、気を使わにゃ、アカンのか?



女心は、揺れるわ・・・


男に、貢ぐ女って、こんな心境なのかしら?



何で、こりんごちゃんは、NRに、これほどまで執着しているのか?

何か、このバンドに、魅力を感じているのだろう・・・


それが、なんだかわからないから、またミステリアスに惹かれるのか?



くそー! NRに踊らされてる! 


だったら、気の済むまで踊ってやるわ!逆切れ?)



NR 3-31-07


ミステリアスバンド、Naming Rights を、今後とも、よろしくね。 


(いつ解散するか、わからないから、チャンスのあるとき、ライブ見逃すなよ!)




女神度は?

ミステリアスな女神になれるよう、こいつらから、学びます!

星、☆☆(ふたつ)