マサル(記)です。
ウルフマンの引退と聞いて、グランドジャンプを買わずにはいられなかった。
ウルフマンとはキン肉マンに出てくる日本の超人だ。
名前からするとウルフでマンだから狼男かのようだが違う。
力士の超人なのだ。
なんで力士がウルフ?と思うだろうが、これにはキン肉マンが連載された時代背景の説明がいる。
キン肉マンは主に80年代のマンガ。
その当時の人気力士といったらやっぱり千代の富士。
その千代の富士のニックネームがウルフ。
ようは千代の富士をモデルにした、千代の富士の超人なのだ。
と、直接「千代の富士マン」と名づけるわけには行かないだろうから、一ひねりしてウルフマンなんだろうけど、アニメではさらに名前を変えて、どストレートに力士の超人としてリキシマンとなっている。
僕はアニメのキン肉世代なので原作を読んだ当初はウルフマンという名前にしっくり来なかったんだけど、今ではウルフマンのほうが馴染みがある気がする。
と。
そんなウルフマンは、主人公のキン肉マンと同じ日本代表としてのライバルなのはもちろん、キン肉マンを支えるアイドル超人の一人でもある。
故に、登場した超人オリンピックに出場する多くの他のライバルたち、という立場以上の扱いでストーリーの後半まで活躍する。
まぁ、たびたび一時的に出てこなくなるけど。
出てこなくなった理由が幾つかある。
そりゃあ、ジャンプ漫画の特徴であるライバル→仲間方式の弊害である、主要キャラクターの大量増殖やパワーインフレっていうのもあるが、
とにかく、ウルフマンはよく死ぬのだ。
死ぬ。
ホントによく死ぬ。
3回死んでる。
主要なストーリーのたびに死ぬので、その都度、ストーリーから姿を消すのだ。
悪魔超人編ではスプリングマンに体をバラバラにされ、悪魔騎士編では死に掛けたキン肉マンに命を分け与え、タッグトーナメントではスクリューキッドとケンダマンにブロッケンと一緒に体を貫かれて。
最後なんて生死不明だったのに、いつのまにか死んでる扱いにされた。
(アシュラマンは死んだ超人の腕を奪うことができる、というくだりでウルフマンの腕が生えて、いつのまに死んでるんかい!というツッコミ状態)
しかも、だ。
最初と2回目はちゃんと生き返るくだりがあるんだけど、最後はこれまたいつのまにか生き返っていた。
実にさらっと。
なんだそれは。
あれだけ他の死んだ超人が、超人の死の世界=超人墓場から復活するのに苦労してたのに、だ。[1]
まぁ、それだけ仲間の為に体を張ってるわけなんだけどねウルフマン。
そんな死んでも死んでも復活するウルフマンの引退理由は体力の限界。[2]
くしくも千代の富士と同じ。[3]
というか、超人やめると何になるんでしょうか。
今後は超人相撲の親方として 後進の指導にあたるんだろうかね。
とにかく、ウルフマン、長い間お疲れ様。
[1] ひょっとすると死んでも復活する、という隠れた能力があるのかもしれない。
[2] そんだけ死んでるのに今さら体力の限界言われても、っていうツッコミもあるが。
[3] いや、狙ってるんだろうけどさ。