マサル(記)です。
我が県は何気にうどん県だ。
いや、うどん県言うても香川じゃないよ。
マックよりうどん屋が多いあんなガチんとこじゃなくて。
一応ね、2位なんですよ。
うどんの生産量も、そば・うどん屋さんの店舗数でも。
山田うどんでカウント稼いでるっていう気がしないでもないが。
2位ってリアクションとりづらいだろう。
県民だって微妙なトコだ。
しかも1位がぶっちぎりだから余計に。
まぁ、それはそれとして、だ。
今でこそそんなに意識されてないことなんだろうけど、昔からこの地域ではうどんって日常食だったのだ。
理由としては小麦の生産っていうのがある。
小麦の生産量は6位でまずまずの量でしょ。
県北部がよく知られてて、加須市ではうどんが名物になってる。
実際、うちのおやじも子供の頃によく食べてたらしくって、昔の話をしているとたまにその話が出てくる。
収穫した小麦を持って行くと製粉して、一部をうどんにしてくれるとこがあったらしい。
あ、小麦粉は一部買い取られるんだとか。
そーいう問屋だったぽい。
で、行くたびにうどん持って帰るでしょ。
そうなると夕食は必ずうどん。うどんばっか。
故に子供のころはうどん嫌いだったらしい。
今じゃ大好きなのに、うどん。
あ、おやじどのの話は良いや。
近年では武蔵野うどんが注目されましたが、別に地元では多分そう呼んでなかったと思う。
何って呼んでるのかって言われると、
うどん、だよなぁ。
しいて言うなら多分つけうどん、だと思う。
特徴としてはめんもあるらしいんだけどやっぱりつけ汁だ。
カツオ出汁で醤油で黒い、濃い味の温かいつけ汁でうどんを手繰るのだ。
でも、てんぷらとか揚げ玉とかは本来はつけない。
具はねぎとか細く切った油揚げとか。
あとは煮た野菜を添えるんだそうだ。茄子とか。
キノコとかも入れるとこもある。
これを「糧」っていう、らしい(よう知らんけど)
上記のように野菜と一緒につけめんを食べるのはどうやらこの地方ではよくあるケースのよう。
昔の食事事情とかを調べると、冷麦とかも野菜を具にしたつけ汁で食べてたとか。
そういえば冷や汁もこの地方じゃあご飯ではなくてうどんで食べるなぁ。
どんだけつけめん好きなんだ。
えっと、つけうどんに戻ろう。
ようは、濃い味の野菜つけどんみたいなカンジだ。
明治期になってから肉食が一般化したので、今では肉うどん風になってきてる。
豚肉とか鶏肉とかだね。
実際、僕の実家でうどんっていうと、大体がこのパターンだ。
つけ汁は鶏肉とねぎと油揚げ、たまに白菜とか。
おやじが作るとたまねぎが入って一風変わった味になる。
かけうどんはほとんどない。
年越しそばもこのつけ汁というのが我が家の決まりだ。
で、今週にこのうどんが食べたくなって思わず作ってみた。
今回は鶏肉、油揚げ、白菜、たまねぎ。
ネギは入れるの忘れた。
具はうどんと一緒に食べやすくするために、細めか小さめに切る。
油で軽く炒めてから醤油と出汁を加えて煮る。
最後に隠し味でちょっとだけごま油。
うどんを茹で上げて、汁も熱々で頂く。
うん、美味しい。
やっぱりこの味は落ち着くなぁ。