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グランツの馬券ミステリーの旅

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8/8(土) 小倉9R 都井岬特別



今夏の小倉は、芝の状態は悪くはないと思うのだけど、中距離戦に至ってはそれほどスピードに比重が置かれているわけではないかなと感じる。11秒台半ばのラップで持続させることができればそこそこ勝負になるかなと。



このレースは逃げ馬不在で、位置取りに行きたい馬では外に入った人気のウインリバティ、前々で結果出しているテイエムサンビカ、内のフェイトカラーくらい。どれも逃げたいわけでもないし、自分でレース作って押し切る形を得意としているわけではないので、序盤から中盤にかけてはゆっくり入り、中盤以降仕掛ける馬が出てくれば後半持久力型のレースになる。



◎⑦カゼルタ

戦績は7戦1勝で1.0.0.6と数字だけのインパクトでは心許ないが、この馬は条件が合わなかったり陣営も試行錯誤しながら適性模索してたり、ジョッキーに考えもなく乗られたりと不運が重なって結果が出ていなかっただけで、確実に走れる条件であれば出たとこ買いのつもりだった。

ここ数戦の負けで確実に人気も落としているので、買うならココしかないという気持ち。

5走前の未勝利勝ちから簡単に振り返るが、未勝利勝ちは今回と同じ小倉の芝2000mで、このレースは序盤過ぎの1Fのみやや緩んだ後は後半5Fをほぼ落とさないラップの流れを外を回して押し切った内容から持久力面で高いパフォーマンスを見せた1戦だった。

4走前のフラワーCは、格上挑戦ながら条件は悪くなかったので見せ場以上あるかと思ったが、輸送による馬体減の影響からか何もせずただ回っただけなので度外視できる。

3走前の忘れな草賞では、ミッキークイーン、ロカと言った強敵相手に善戦したわけだが、道中13秒台が3Fも続くような超Sペースで終い3F12.0-11.1-11.6と加速とスピードの持続力が求められるレースだった中、終い2F目の最速地点で詰めることができていないことからも高速馬場で加速が求められたりSペースから動き出しとスピード勝負になると厳しいのかなという印象。

2走前も高速馬場の京都でSペースになり、ポジションは取れたもののラスト2F11.1-11.2の区間で前と離されて負けている。

前走にしても溜めに溜めて終い勝負でも加速が良いわけではないので、バテてはいないのだけどスピード負けしているので、未勝利勝ちのような後半持続力戦で更に11秒台前半のラップを刻まない流れが好ましい。

ポジション面では心配するほど悪くはないし、好位を難なく取れると思うので、後はある程度流れて徐々に加速していきながら脚を出し切れる展開になればこのクラスはすぐ卒業できるだろう。

似たタイプではアプリコットベリーがいるが、こちらは位置が取れる馬ではないし、動き出しと加速でもカゼルタの方が計算しやすいかなと思う。人気はウインやパラダイスが持っていきそうだし、アプリコットの方が上になるかもしれないと思っているので、5人気くらいで落ち着いてくれれば積極的に買って良いだろう。



○③アプリコットベリー

カゼルタが勝った未勝利戦の3着で、同じような適性は見せていた。続く同条件の小倉で勝ち上がったが、序盤は押してもポジションが取れる馬ではないし、エンジンの掛かりが早くもないので位置は大目に見る。後半尻上がりに速くなるようなラップでは苦しいが、持久力戦のような流れであれば終い確実に脚を伸ばせるし、小柄でも勝負根性もあるので小倉の中距離戦であれば大きく崩れることはないのかなと考える。



▲⑨メイショウグレア

△⑬ヤマニンエルフィン

△⑫ウインリバティ

△④フェイトカラー



結論

前日の23時のオッズだが、目立った実績もないパラダイスリッジが1人気というのはどうかな。このクラス実績のあるウイン辺りがポジション取れて立ち回りの上手さ生かせるなら人気になるかなと思うが。

アプリコットもやや人気先行のオッズとなっているので、実力的に差がなく条件や適性面でも確実に前進が見込めてまだ信用されていないオッズのカゼルタから入るのが自然。

面子が落ちてやや人気が上がっているのだけど今よりも過度な人気にはならないと思う。

これが京都の2000mだったら危険もあるが、小倉なら未勝利以降の敗戦は無視して本命で買うべき。

相手も同じような適性見せているアプリコットを本線に中京の2000mで良さ見せたメイショウとヤマニンの2騎を上に見たい。その中でも立ち回りの上手さと反応が良い分、メイショウを上位にする。人気馬ではウインは外枠に入ったのは痛い。出して行けばハナは切れるかもしれないが、ハナ切りたいというよりはインでロスなく進めて出し抜きたいタイプなのでこの枠だとこれまのでようなレース振りだと案外脆さを見せる可能性もあるかなと思う。

パラダイスの方は血統と馬主で人気になっているのかもしれないが、強調できる材料が見当たらない。前走は岩田が全くやる気なしの騎乗だったので度外視できるのかもしれないが、それにしてもクラス上がって通用するのかな。アンドリエッテの勝った未勝利戦を見ても終い落とすラップだと伸び切れていないわけで、どちらかというと高速馬場でスピードを生かせる展開の方が良いのかなと。例年の小倉はそういう条件にもなるのだけど、今年はやや時計が掛かっている印象があるし、捲りをする馬も散見されるので、望むような展開は期待できなさそう。それならいっそ切った方が妙味はあるわけで。



買い目

馬連  ⑦-③⑨⑬⑫④ 5点

3連複 ⑦-③⑨⑬-③⑨⑬⑫④ 9点



8/2(日) 札幌11R クイーンS(GⅢ)



頭数も少なく展開読みはしやすいメンバー構成。

互角にスタート切れればノットフォーマルが押してでも行けるだろけど二の脚が速いわけでもないので、行けないなら外からショウナン、内のブランネージュの方が前に行く可能性もあるかなと思える。ノットが逃げても番手でもそれほど流れず、序盤から中盤はSに振れる。

札幌コースだし、動き出しのポイントが早めになる可能性は残るが、自在性と加速力が決め手になりそう。



◎③ブランネージュ

この馬の良さは欠点があまりない点かなと思っている。ポジションが取れて、動き出し、加速においては良いものがあるので、少頭数で自分で勝ちに行く競馬ができることは非常に大きい。一転、持久力面では特筆するレベルではないが、今回は展開面からも求められることはないだろう。前走にしても条件戦とは言え、ラスト2F目最速で1.1秒も加速するレースで完全に抜け出して見せていたし、人気のレッドリヴェールやフーラブライドが持久力タイプなだけに今回想定される展開で脚を出し切れるかどうか不安要素が残るのであれば、ポジション面も含めてアドバンテージが見込める。



○①フーラブライド

距離実績はあるが、本質的にはもう少し長い方が良い。それでも札幌コースを考慮すれば、早めの仕掛けにならざるをえない。頭数が少ない分脚は出しきりやすい上に、馬場が速くても時計が掛かっても問題ないタイプなのも良い。ブランネージュとはタイプが全く違うが、S寄りの流れと少頭数を考慮すれば、レッドよりは計算できるのではないかなと思う。



▲⑥イリュミナンス

近走は後ろからの競馬を試みてはいるが、位置を取りに行くこともできるし、仕掛け時の反応が悪い馬でもない。ペースが速くなるよりは遅い方が脚を溜められるし、序盤急かされずに位置を取った上で脚を出し切れるような展開を見込めるのであれば重い印を打つべき。



△②レッドリヴェール

桜花賞の大不振から今春復活の兆しが見え始めているのかもしれないが、2.3倍の1人気まで信頼できるかというと不安が残る。馬の本質は完全に持久力型だし、スピード面でそれほど劣るとは思っていないが、前走のヴィクトリアMにしても絶好の位置にいながら逃げたミナレットも交わせないわけで、Hペースからのバテ差しのような展開になればまだ期待を持っても良いかなとは思うが、パフォーマンス面でまだ信頼できない以上は相手が落ちても控え評価に留めておきたい。



△⑤フレイムコード



結論

頭数も少なく上位人気も拮抗しているので、点数は絞らなければならない。ポジションと動き出しで優位性を確保できるブランネージュが一番計算できる。相手には長く脚が使えるフーラとイリュミナンス、さすがに無印にはできないレッドを回す。展開を握りそうなノットは逃げ馬にしては致命的なくらいスピードが無いので、どれだけ恵まれても掲示板レベルかなと。



買い目

3連単 ③-①⑥-①⑥②⑤ 6点

3連複 ③-①⑥-①⑥②⑤ 5点

馬連  ③-①⑥②⑤ 4点


◎⑯クリノスイートピー

○①フロリアード

▲⑫マーシフルハート

注⑧ハイオンザリスト

△⑨クラウンシトラス

△⑦サワヤカムスメ

△⑭ハコダテローズ



見解

先行馬が多く揃い、テンから速くなりそうな展開。これだけ揃うと緩む地点がなさそうなので長く脚を使える馬を中心にする。

本命は大外のクリノスイートピー、前走は、急緩急の展開で加速地点で動き出しが遅れたことで脚を余した形で届かず負けたレース。一貫ペースで流れそうな今回は、先行各馬を見ながら脚を出し切りやすいはずなので、大外は却って好枠になる可能性が高い。

相手は先行力あるフロリアードだが、ワンペースタイプなので前々でやりあった中でも踏ん張れるならこの馬だろう。速い馬も多いので、最内が不利になる可能性もあるが、地力面でも上のものは窺えるので、上位評価しておく。

3番手のマーシフルハートは、テンに置かれる可能性があるが、自分のペースで位置を守って進めれば終い脚を伸ばせるので、好発でなるべく無理なく中団は欲しい。

その他では、出遅れて外を回らされて競馬にならなかったハイオンザリストの巻き返しに、先行馬の粘りこみを警戒した馬券で組み立てたい。



買い目

3連複 ⑯①-⑯①⑫-⑯①⑫⑧⑨⑦⑭ 13点

馬連  ⑯①⑫⑧ボックス 6点


7/12(日) 福島11R 七夕賞(GⅢ)



土曜の馬場を見る限りは芝の状態は良好で、フラット。内も伸びるし、力があれば外でもいい。このくらい良ければ内を上手く立ち回る方が有利ではあると思うので、進路取りやポジションのちょっとしたが勝敗を分けてもおかしくはない。



展開面では、トウケイヘイローが逃げ宣言をしているが、メイショウナルト、グランデスバルも前の位置は欲しいし、グランデッツァも先行するだろう。これだけ揃うと前が速くなるのではなく、逆に隊列が落ち着いて淡々と流れると考える。



◎⑪グランデッツァ

好走条件が非常に限られる馬で、合えばGⅠでも好走できるが、適性と真逆のレースになれば脆い面を見せる。前走の鳴尾記念は非常に買いやすいと思っていたが、結果的に最内枠がアダになった形で自分の競馬ができなかったことを考えれば度外視できる。

好走条件としては、高速馬場であることは必須なので、今の福島の良い馬場であれば2000mでも好走は可能。レースの流れが速くならず内の経済コースを通れればなお良いのだが、グランより内に前に行きたい馬が揃ったのは好材料。すぐ隣のトウケイが好位までのポジションの誘導をしてくれるだろうし、位置は取ってくれるだろう。後は流れだが、トウケイも勝ちに行くのであれば、どこかで落として緩急はつけてくる。動き出しは良いが使える脚がそう長くはないので、使いどころ次第の面はあるのだが、人気のレコンダイトやトウケイなどが持久力で勝負するタイプなのでこの馬の仕掛けの速さや加速力が生きるメンバー構成であることも味方する。

距離面での不安というよりは持久力勝負になった際の不安は少し残るが、ここ数戦しっかりポジション取って脚を出し切れていないので、それができれば当然上位の存在。似たタイプのいない今回は狙い目だし、5倍近くもつく2人気なら中心視して良い。



○⑩トウケイヘイロー

長期休養明けの前走鳴尾記念は大敗したが、本来自在の逃げが打てる馬で離しても引きつけて競馬になるくらい買っている。昨年の海外遠征から精彩を欠いてはいるが、体調面に関しては、使いつつ上向いていると考えたい。

馬場は高速馬場程度であればこなすし、展開も自分の形に持ち込めそう。そこまで想定しうるのであれば、後は状態面だけなので、オッズとの相談になるが、前日で12倍の5人気であれば重い印を打っても良いかな。



▲⑬ヒラボクディープ

距離や持久力面でそれほど不安ないタイプ。好走しているときは、脚を溜めての動き出しとスピードの持続力で良さを見せているので、13番枠を引いて鞍上横山であれば、おそらく後方追走からイン突きかなと。これはもう嵌るかどうかだけだし、10人気辺りならそういう一か八かの戦法もアリかなと。外を回して地力で勝ち切るほどの強さはないので、嵌れば鞍上込みで一発に警戒しておきたい。

瞬発力は良いものがあるので、全くのノーマークは危険だと思うが。



注⑫ステラウインド

おそらくこの馬の評価は「長距離馬」ということなのかなと感じるのだけど、私的には長距離ではなく中距離馬。なのでこの距離でこそ買うべき。20倍もつく8人気に甘んじているのも前走目黒記念で大敗したり日経賞、ダイヤモンドでも勝負になってないからなんだろうけど、本来の良さはそこそこ良いポジションを楽に取って仕掛けの反応や加速面であって、長距離でスタミナ面で優位に立つ馬ではない。

七夕賞で一番不当なオッズだなと感じるし、近走の着順は度外視して狙って良い馬。ハンデはもう少し軽くてもと思わなくもないが、高速馬場の動き出しタイプはグランに通ずるし、勝負になるだろう。



△⑥レコンダイト

好走の距離幅はあるが、2000m以上で持久力勝負になる方がより好走できるかなと思う。

動き出しとスピード面で優位のグランを上位に取る以上レコンダイトの評価は少し下げておく必要があるかなと。枠は内の良いところに思えるが、内外の馬が前に行きたい馬だし、スタートがあまり上手くないデムーロなので想定よりも後ろの位置になる可能性も高い。小回りの福島で内を突くような器用さがあるわけではないので、ポジションで後れを取った場合は真ん中か外を回すしかなくなるので、そうなるとスピードで差すタイプではないこの馬には少し苦しい展開になるのかなと思うのだけど。



△④フラアンジェリコ

△③ユールシンキング



結論

それほど速くならないと想定していること、内目に前に行く馬が揃って、絶好位を無理なく確保できそうなこと、馬場がそこそこ高速なことを加味して、条件面で噛み合いそうなグランデッツァから入る。もう少し人気になるかなと思っていたので、このくらいで収まっているのであれば本命でいい。相手も実績のあるトウケイが状態面の不安で嫌われているのであれば逃げ残りに期待したいし、人気薄の突っ込みが期待できるヒラボクに立ち回りが上手いステラまで上位評価とした馬券で手広く買いたい。



買い目

馬連  ⑪-⑩⑬⑫⑥④③ 6点

3連複 ⑪-⑩⑬⑫-⑩⑬⑫⑥④③ 12点

3連単 ⑪⑩⑫-⑪⑩⑫⑬⑥-⑪⑩⑫⑬⑥④③ 60点


◎①ゴールドグローリー

○⑬ピンクシャンパン

▲⑤パーフェクトビュー

△⑦スウィートテイルズ

△②エドノジョンソン

△④マイネルプロンプト

△⑩シーザーバローズ



見解

この時期の未勝利なので勝ち抜けできないメンバー構成だから当たり前ではあるけど、上位は力拮抗の面白いレース。



前走は馬体増の影響で大敗したゴールドグローリーは、絞ってきたし、本来持久力レースで結果出している馬なので巻き返しに期待したい。枠も良いし、他の有力馬に距離が微妙と思える馬もいるので、大きく崩れることはないかな。

相手には、大外のピンクシャンパン、人気は落ちているが、この馬も終い落ち込むような展開で我慢強く伸ばしてくるので、先行馬も揃ったメンバー構成でそれらを見ながら進めることができる展開は向く。

3番手には人気ではあるが、パーフェクトビュー、距離が気持ち長いので脚の使いどころ一つだとは思うが、この時期もう後がないので諸々厳しい面はあるが力は上位だろう。


以下はもう展開、ポジションで何がつっこんできてもおかしくはないのだけど、ゴールドとピンクを中心にするなら広めに流しても回収はできる。



買い目

3連複 ①⑬-①⑬⑤⑦-①⑬⑤⑦②④⑩ 19点