5/5(木) 船橋11R かしわ記念(JpnⅠ)
JRAから出走の5頭はいずれもGⅠ馬で力拮抗している上に展開や脚質面、適性などを加味していくと中々難解な一戦。
展開は、1番枠を引いたコパノがスタート五分なら先手を主張するだろう。ベストもそれなりに出して行くだろうし、行けるならソルテ、外のモーニンも外枠だけに早めに位置を確保したいところ。流れは平均からややハイで推移して、中弛みあるかどうか、モーニンの仕掛けのタイミングがレースの動き出しに繋がってきそう。
◎①コパノリッキー
昨年のチャンピオンズCから3連敗しているが、敗因ははっきりしていて、チャンピオンズCは先手取るも絡まれて全く息が入らない流れになった上にタルマエに早めに来られて、そのタルマエですら潰れる乱ペース。2走前の東京大賞典は、距離も多少はあるが、このレースもタルマエが早めに動いたことで仕掛けどころが手前になりラスト失速。
前走のフェブラリーSにしても内枠で二の脚がつかずポジションを徐々に下げてしまい、四方を囲まれて結局何もできずで競馬に参加していない。
敗因はそれぞれ明確なので、衰えは心配しなくていいという判断になるわけだが、今回はどうか。1番という好枠を引いた以上、生かさないことはないので、他馬との兼ね合いだが、ベストは自らハナという馬ではないし、周りに合わせる騎乗が多い戸崎、ソルテも行き切るかというと微妙ではある。外のモーニンはスタートが良くない上に鞍上デムーロで1角の入りはやはりコパノが取れるだろう。
展開を支配できるとこの馬は強く、マイル戦なら持久力面でも問題はない。後方組に押し上げのタイミングを与えるような息の入れ方はせず、平均ペースくらいで流し、4角で加速して差を広げるような競馬ができるだろう。上位人気馬にそれなりの不安がある以上、ポジションと展開面でのアドバンテージは大きいので勝つか惨敗かのような極端なことにはならず安定して走ってくると思う。
○④ベストウォーリア
展開に左右されず安定して走ってくるならこちらの方が上だとは思うが、前走の負け方は酷かった。それもこれも鞍上戸崎に原因があるのだが・・・。
この馬の良さは、少々速いペースでも楽に追走できる先行力と、終いも落とさない持久力が武器。ペースが遅くなって動き出しや加速を求められても対応はできるので、展開面であまり注文がつかない平均的に優れた馬であること。
どれかに強力なポテンシャルがあるわけではないので、特化戦になった場合今一歩というレースになってしまうが、大崩は考えにくい。
コパノが引っ張る展開でほぼ緩まない流れでも先行できるだろうし、終いも踏ん張れるだろう。鍵は仕掛けどころで、コパノの動き出しほど加速が良いわけではなく、ノンコやサウンドの持久力で及ばない。それならポジションが取れることが前提だが、コパノよりも早い仕掛けで抜け出せるかどうか。悪い意味で協調性のある戸崎だとそこまで積極的に乗ってくれないかなと思うので対抗まで。ただ、番手は確保できそうなのでフェブラリーほど仕掛けも遅れないだろうし、上位には走ってくると思う。
▲③サウンドトゥルー
昨年からの成長力で言えば、目を見張るものがあると言っていい。ノンコほどポジションが取れない馬ではないし、おそらく向正面から押し上げてロングスパートを決めて、コーナーも無難に捌き、どこまでという競馬にはなると思うが、同じ追い込みのノンコよりは反応もいいし、器用に動けるタイプだけに人気面を考慮するならノンコよりは上に取りたい。昨秋の日本テレビ杯のような美味しい展開までは望めないと思うので、いかに自分で勝ちにいけるかが鍵になる。前走の川崎記念もタルマエと接戦を演じていて、6歳馬ながらまだ成長が見込めるので一発期待ならこの馬かな。
△⑨ノンコノユメ
毎回人気過剰になるのだけど、追い込み一辺倒の馬で地方ダートは非常に怖い。前2走は結構恵まれていると思っていて、前走のフェブラリーSにしても序盤のポジションが取れないのは毎度のことだが、中弛みが大きく、押し上げていくタイミングがあったことと、ルメールが確りレースに対応したことが大きかった。チャンピオンズCにしてもHペースで前が潰れたことと内がきれいに開いたこと。そこを突く騎乗技術があったにせよ、条件としては今回はあまり良くないだろう。
序盤の位置取りは定位置だろうけど、上記のサウンドで考えているようなロンスパができる器用さがないことが一番のネック。仕掛けてからの反応が遅いのでエンジンが掛かりきるまでに時間を要すので小回りの船橋ではどうか。これで穴人気くらいならそこに賭けてもいいのだが、これだけ人気していると軸にはできないかなと思っている。中盤から直線まで結構緩んで、その間で押し上げて4角で射程圏に入れてるとかそんな展開は考えにくいのだが。
△⑪モーニン
戦績を見れば1人気は納得のものだが、ここ3戦は全て高速決着の馬場。今日も朝は稍重だが、メインでは良まで戻るかもしれない。時計勝負に強いのは周知だが、乾いた馬場でどうなのかが未知。
今回は船橋の4つコーナーを回るコースで外枠。スタートがあまり良い馬ではない上に、鞍上デムーロで序盤の位置取りに不安が残る。早めのリカバリーはしてきそうだが、これまでのようなスムーズな競馬ができるのかどうか。
コパノが緩めず流した場合でもポジションを押し上げられるかも正直わからないので、断然人気の今回はある意味試金石になるのかな。
見解
展開面を考えるとコパノリッキーとベストウォーリアの優位性は大きいと感じる。向正面でレースが動きやすいコース形態ではあるが、そこでコパノが緩めるとも思えないので、ポジショニングが重要になるレースかなと。そうなるとコパノとベストは上位評価にして、ロングスパートが得意なサウンドの追い込みにノンコがどこで上がってくるのか。モーニンが全てこなして圧勝する可能性もあるとは思うが、そこまで強い馬かどうか。ここまでいくつかの幸運が重なっての結果と見ているので、何か一つでも欠けたら惨敗まであるのかなと思うが。
買い目
3連複 ①-④③-④③⑨⑪ 5点
3連単 ①④-①④③⑨-①④③⑨⑪ 18点