昨年までのJCダートから名称を替え、場所も中京ダート1800mとして新設されたダート路線のチャンピオン決定戦。中京のOP戦が少ないのでサンプルがあまりないのだが、展開から考察して予想を導き出したいと思う。
コース形態は、直線の坂の途中がスタート地点となり坂を上りきった後は1~2角は平坦になるが、向正面はまた暫く緩やかな上り坂となり3~4角は全て下り坂となり最後の直線はすぐにまた上り坂となるタフなコース。
展開予想としては、何が何でもという馬はいないが、コパノリッキーが14番枠に入ったため、スタート次第で内の出方次第では行く構えを見せ、また、9番のクリノスターオーも前々での競馬となるため、この2頭の出方でペースは決まるだろう。
おそらく人気が無い分、クリノが主導権を握り、先手を奪えば平均ペースくらいで序盤は流し、向正面で一旦中弛みのラップを刻んで、下り坂でペースアップを図るのではないかと予想する。
◎④ナムラビクター
ポジションを無理なく取れる操縦性に加え、勝負所での加速と持続力に長けたタイプで、切れる脚には欠けるが、長く脚を使うことができるのは、今回の展開に嵌る。
阪神の2000mをこなせるスタミナは持ち合わせていることから中京のタフなコースも問題なく、ペースアップ時のギアチェンジにやや難のあるクリノやスタミナに少々不安のあるコパノを直後から出し抜くことが可能ではないか。仕掛けのタイミングの幅に難がある馬ではないので、直線に坂がある方が下りを利用した惰性でゴールに流れ込むことができ、終いの切れを問われにくいことも味方するだろう。
○⑨クリノスターオー
コパノが外枠になったことで、主導権が取りやすくなったことで、展開利のアドバンテージを見込める。
上質なスピードとスタミナを兼ね備えたタイプであり、タフなコースで持久力を問われた方が良いタイプであることは過去のレースからも明らかであり、勝負所での反応という点で若干遅れをとりがちな弱点をカバーできるこの条件は嵌る可能性が高いと見ている。
前に行く馬にしては、しぶとさもあるので、直線に向くまでが下り坂の中京は動き出しのポイントでの弱点を露呈しにくい利点もある。人気的にも気楽に一発狙えると思われるので、対抗として考えたい。
▲⑪ワンダーアキュート
消耗戦になると予想しているので、条件的には何ら問題ないので3番手。人気どころのコパノ、ホッコー、アワーズよりは厳しい展開になっても崩れないと思われる。
年齢的な衰えはあるかもしれないが、近走の中では間違いなく条件は良い。帝王賞でも多少スタミナを問われるような展開になれば、コパノを負かしているわけなので、特に評価を落とす必要もないし、どんな展開でも好走できる対応力はタフなコースのときほど魅力になる。
△⑥グレープブランデー
△⑩ニホンピロアワーズ
△⑭コパノリッキー
△については、スタミナのある順番につけたものなので、評価としては大差ないのだが、人気を考えれば、グレープはバテない強みを生かしての流れ込み、アワーズに関してはコース実績もあるが、近走から全盛期の力を望むのは厳しいが、脚を溜めて直線まで来れれば瞬発力が生かせるかもしれない。
コパノは、今回が本当の試金石だと思う。これまでのところスタミナという点で裏付けが取れるレースがないのと、反応の良さが生かせるコースではないことで評価を落とした形。
人気のホッコーは、やはりドバイ後の復帰戦からの復調度に疑問があるのと、スタミナ面でどうしても終い甘くなって勝ち切るイメージができない。特に今回は流れそうなので、道中で脚を溜めにくいのではないかという懸念がある。
ローマンについては、エルムSのように前々でスタミナを生かす競馬ができれば怖いかなと思うのだが、ハナを切れるわけでもないし、前にはクリノ、好位にはナムラ、コパノがいて勝負所での仕掛けで後れを取ってしまうリスクがそのまま致命傷になりかねないことから中心にはできず、人気を考えれば切ってもいいかなと思う。
3連複 ④⑨-④⑨⑪-④⑨⑪⑥⑩⑭ 10点
3連単 ④⑨-④⑨⑪⑥⑩⑭-④⑨⑪⑥⑩⑭ 32点