中身はトヨタなマレーシア車が、ちょっと残念だった件 | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

かなり過激な内容を

前回のブログで書きましたが、


気を取り直して

タイ〜マレーシア旅行の続きです。


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39度のタイから更に南下して

やってきたマレーシア。

タイの南に位置する国です

訪れたのはマレーシアの首都、
クアラルンプール。
クアラルンプールの象徴「ペトロナス・ツインタワー」

このクアラルンプールの特徴は、
ちょっと変わったデザインの高層建築物が
乱立してること!
やたらと建物をスカイブリッジで繋げたがる

この写真では建物は普通ですが、、、

とにかく高いビルが立ち並ぶ街です。
高層建築物の街クアラルンプール

何でこんなに高層ビルが!?
と思っていると、奥さんが
「マレーシアは
地震がほとんど無い国なんだって」
とのこと。

さらに
「台風とかも無くて、
自然災害がほぼ無いんだって」
とのこと。

なるほど、それでこんなに
変わったデザインの(つまり不安定な)
高層ビルをたくさん建てることが
できるわけですね。

空港から市内への高速道路を見ていても、
道路が上下で交差する柱が
めっちゃ細い!

日本だったらちょっと考えられない
爪楊枝のような細さ。

なるほど、
これは都市開発しやすそう、、、

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さらにマレーシアは
タイより南にあり
赤道に近いのに、
なぜかタイのようにトンデモな
暑さではない。
暑いことは暑いですが、、、30度ぐらい

もともとクアラルンプールは
ジャングルで錫(すず)鉱を中国人が
発見し、集落を作ったことが始まり。
(今から170年ほど前)

え?マレーシアなのに中国人?
と思うかもですが、
マレーシアは地形上、
貿易の航路上にあったため
(マラッカ海峡)

商売が得意な中国人(華僑)、
そしてインド人がやってきて、

ゆえに現在でも
マレーシアは現地民のマレー人、
そして中国人、インド人の
多民族国家となっています。

そしてクアラルンプールは
中国人が作った街、ということもあり、
何と人口の半数は中華系。

さらに面白いことに、
歴史的に、貿易のためイスラム商人が
多くやってきたことで
国の宗教は〈イスラム教〉。
香辛料などを求めて、イスラム商人がやってきて〈イスラム教〉が伝わりました

そしてそして、
やはり貿易の重要地だったため
大航海時代(1500年代)から
ポルトガルやオランダ、イギリスと
その時代の覇権国に支配され、

・多民族
・イスラム教ベースの多宗教
・欧米の文化(特にイギリス)

がミックスした、
カオスな国となったわけです。
イスラムのモスクが観光名所で、こちらは〈ピンクモスク〉として人気の「プトラモスク」

濃淡ピンクのコントラストが美しいドーム。女性はヒジャブを借りて着用し中に入ります(海老反りの娘、、、)

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と言うわけで、
中国人(華僑)が多いマレーシアですが、
この国の経済を作っているのも
タイと同じく中国人。

よくよく調べてみると、
華僑はなにもタイとマレーシアだけでなく
実はインドネシア、ベトナム、
フィリピンにも多く、

そこでは
経済的に覇権を握っているケースが多く、

現在のシンガポールなどは
中華系のリー・クアンユー(李光耀)たちが
作った国で有名です。

中国人すごっ、、、

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このマレーシアの首都クアラルンプール、
高層建築が建ち並び、
一見すごい近代都市のように見えますが、

実際に街を歩いてみると、
とにかく排気ガスが凄い、、、

走っている車の問題なのか
異様にバイクが多いからなのか、
ちょっと耐えられないレベルです。
車の数が異様に多い

道に車がびっしり、、、、

バイク置き場はカオス状態

タイも大気汚染酷かったけど、
マレーシアもやばいな、、、

日本(東京)はそれに比べると
かなりましな気がします。

何でだろう、やっぱり車のレベルかな、、、

そういうマレーシアの車、
よく見ると、見たこと無いメーカーの車です。
見たことないロゴのメーカー

運転手さんに聞くと、
「マレーシアは国産の車、作ってるんだよ」
とのこと。

へー、それは知りませんでした!

よく見かけるのは
「プロトン」と「プロドゥア」
というメーカー。

運転手さん曰く、
「まー、中身はトヨタの技術だけどね(笑)」
とのこと。

調べると、後者の「プロドゥア」は
(こちらの方が後進だけど売れてる)
ダイハツの技術が使われてるとのこと。
(なのでトヨタの技術が使わてるってことか?)

乗っていた印象としては、
廉価帯の一昔前のトヨタ車、
という感じでした、、、

(なので排ガスがイマイチなのか?)

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英語教育にうってつけの
マレーシア
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マレーシアは
ブルーカラーの
労働階級はマレー人、

ホワイトカラーの
ビジネスマンは中華系、
欧米系という
民族構図が見て取れるのですが、

ブルーカラーのマレー人が
本当に優しい。

めちゃめちゃ微笑んできてくれて
ハッピーな気持ちになります。

タクシーの運転手さんは
マレー人が多かったのですが、
会話はもちろん英語。

英語が公用語となっていて
基本皆さん英語を話せます。

なので、英語教育にはうってつけで
(物価も安いので)
日本で子供を
インターナショナルスクールに通わせるのは
あまりに高額で無理、、

という方が、
ここマレーシアに母と子で移住し
インターに通わせる
〈母子留学〉なるものが行われています。

うちの娘は毎日ユーチューブで
英語の動画を見てるので、
英語が好きで
3歳にして結構英語が話せるのですが、

そんなこともあり、
せっかくマレーシアに来てるので、
娘に英語を話す機会を!

ということで、やってきたのは
「キッザニア」。
マレーシアのキッザニア

東京も豊洲のららぽーとにありますが、
いつも激混み、、、

なかなか行く気になれなかったのですが、
マレーシアのキッザニアはめちゃ空いてる!

待ち時間なく、
様々なアトラクションを楽しめます。
お買い物体験

ポリスマン体験

チョコ作り体験

動物病院体験

もちろん全て英語で説明を受け、
娘もきちんと英語で答えられていて
父母大満足!

ユーチューブ様々です。

やっぱり女子。ネイル体験に大ハッスル

明日はマレーシアの
ショッピングセンターで
マレーシアの市場調査をします!