感動の透明度を誇る、世界有数の美しい海〈紅海〉でダイブ！

エジプト旅もいよいよ最後。

最後は、

アフリカ大陸とアラビア半島の

間にある半島〈シナイ半島〉に向かいます。

カイロからシナイ半島に向かう

飛行機で窓の外を見ていると、

あ！ スエズ運河！！

ご覧いただけますでしょうか？

上の写真の、湾の奥部分、

湾の先が川のようになってますが

これが、あの有名なスエズ運河です。

ちょっと見にくいので、

色補正してアップにしてみると、

こんな感じです

地図で言うと、

“ここ”と書いた赤線部分が、スエズ運河です

スエズ運河は、1869年に開通した

世界で最も重要な運河のひとつ。

全長193km、

地中海と紅海を結ぶ運河で、

この運河の開通によって

アジア・ヨーロッパ間の貿易において

アフリカ大陸を回る必要性がなくなり

その後の世界に

強烈なインパクトをもたらしました。

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建設は当初フランス人が進めましたが、

その後ロスチャイルド家の資金によって

結局イギリス管轄のものとなり、

第二次世界大戦後まで

イギリスが管理。

しかし、その後エジプトが所有を

主張し、それによって中東戦争が勃発。

（イスラエル vs エジプト）

※イスラエルはイギリス・フランスが支援。つまり代理戦争

結果、何度にも及ぶ中東戦争を経て

多国籍軍などの介入によって

イスラエル軍が段階的に撤退。

現在は、エジプト政府によって

所有運営されています。

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そして、

〈シナイ半島〉と聞いて

歴史マニアの方であれば

「あー、モーセの十戒ね」と

思う方もいらっしゃるかもしれません。

「モーセの十戒」とは、

有名なイメージで言えば、

“海が割れる”シーン。

映画『十戒』より

モーセは、簡単に言えば

当時（紀元前13世紀ごろ）エジプトで

奴隷状態にあったヘブライ人（ユダヤ人）を

神の命令によって

エジプトから脱出させ、

神の意志《十戒》を授かった預言者。

その教えは、

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の

根幹になっています。

そのモーセが神から

《十戒》を授かったとされるのが

このシナイ半島。

砂漠の山しかない半島です

モーセはヘブライ人（ユダヤ人）たちを

引き連れてこの半島を歩き、

その途中で《十戒》を授かったようです。

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と話が長くなりましたが、

このシナイ半島に来た目的は、

その《十戒》の地を巡る、

訳ではありません。

私たちがやってきたのは

ダイビングをするため！

このシナイ半島の先端に

シャルム・エル・シェイクという

町があるのですが、

ここは、世界でも有数の

ダイビングスポット。

とてもエジプトとは思えない

とても洗練された街で

街を歩いているのは

欧米人だらけ。

ホテルも、リーズナブルなのに

部屋は広くてピッカピカで設備も最高でした。

ホテルの敷地内には、巨大なプールが点在。レストランもいくつも入ってます

ホテル専用のビーチもあります

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さてダイビングですが、

と言っても、

私はダイビングの免許を

持っておらず、

右も左も分からない状態だったのですが、

ダイビングをやっている友人に

体験ダイビングを強く勧められ、

ではやってみようかな、

と今回挑戦してみることに。

このボートで向かいます

出航！

アフリカ大陸と、アラビア半島の

間にある海を《紅海》と言いますが、

《紅の海》と言われる理由は、

海から陸を見ると、

砂漠の山肌が赤くなっているため。

お分かりになりますでしょうか？ 山の表面が赤い（紅色）ですよね

英語では《RED SEA》です。

ただ、その謂れは

諸説あるようですが、、、

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さて、ダイビングスポットに

到着して、いよいよ潜る時が！

他の皆さんはガンガン海に入っていきます

私も、緊張しながら

タンクを背負って、

レギュレーター（呼吸器）をくわえて

海の中へ。

背中にインストラクターさんがいて、呼吸法など教えてくれます

レギュレーター（呼吸器）を使って

海の中で呼吸するのなんて

簡単だろう、

と思ってましたが、

実際海に入ると、

あれ？？

呼吸のタイミングがずれる！

と言うか、

思うように息が吸えなくなる！！

と、インストラクターさんに

その旨を伝えると

「息を吸うことに集中しないで

息を吐くことに集中してください」

とのこと。

人間、どうしても

水の中で息を吸いたくなるので

吸うことばかり考えてると

肺の中が空気でいっぱいになって

空気を吸えなくなり、

パニックになってしまう、

とのこと。

逆に深く吐くことに

意識を持っていると、

酸素を出し切ると人間は

自然に酸素を吸うので

うまく呼吸ができる、

とのことでした。

確かにその通りで

吐くことに集中したら

その後全く問題なく

水中で呼吸ができるようになりました。

ブクブクブクー、と沈んでいきます

こちらのダイビングスポットが

世界的に人気がある理由は

その透明度の高さ。

めっちゃ綺麗！

そして、魚の多さ

魚群が目の前に！

私は体験ダイビングだったし

耳抜きが上手くできず

そこまで深く潜れませんでしたが

奥さんは免許を持っているので

深く潜っていました。

私も深いところまで潜りたかった、、、

こちらは、ウツボ。奥さんが見たものです

それでも浅い所でも、十分に楽しめました！

十分楽しんで、船へ。

水中から見た船底〜(^^)

一度船に戻って、

別のスポットに移動し、

体験ダイビングを終えた私は

今度はシュノーケリングをすることに。

シュノーケリングでも、十分に楽しめます！

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と、満喫したシナイ半島での

ダイビング&シュノーケリング。

日本からだと少し遠いですが

水温が温かくて、

透明度の高い美しい海に

潜りたい！ という方は体験ダイビングも

できるので是非オススメです！

今回お世話になったSINAI DIVE CLUBの悠貴さん。日本人インストラクターなので安心！

以上であるエジプト旅行記は

終了です。

パリに戻ります！

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