あり得ない民度 in パリ | 西方見聞録(旧パリレポート)

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2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

皆さん、〈民度〉という言葉を
聞いた時、どう感じられますでしょうか?

「あそこの国の人は民度が低い」
「あの地域の人は民度が高い」

この〈民度〉という言葉、
恐らく昔からあったのでしょうが、

個人的には昔はそんなに聞かない
言葉だった気がします。

最近、と言いますか、
ここ10年ぐらいでしょうか。

よく聞く言葉になったような
そんな気がします。

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〈民度〉とは
【その国、地域に住む人間の
文化的、知的、生活レベル的な水準】
を指す言葉、との事ですが、

個人的に
〈その地域全体の水準を指す言葉〉を
多用するのはどうかなー、
と思っていて、

例えば
「中国人は民度が低い」
とよく聞きますが、

本当は
〈いろんな人がいるから
一概には言えない〉と言うのが
本当のところです。

なので最近は特に
あまり
「フランス人はこうだ」
「ドイツ人はこうだ」
「中国人はこうだ」
「韓国人はこうだ」
と考えるのを、極力やめよう

と思っていました。

いわゆる《ステレオタイプ》で
物事を捉えるのをやめよう、
ということで、

それは友人のフランス人が
日本人の事を
「日本人は真面目だ」
「日本人は優しい」
「日本人は礼儀正しい」
といつも言っているのを聞いて、

いやー、いろんな人がいるから
一概には言えないよな

と思っているからです。

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ところで今日は
《ギャラリー・ラファイエット》という、
フランスで最も華やかなデパートの
一つが、

シャンゼリゼ通りという
パリで最も華やかな通りに
新しい店舗をオープンさせました。

この事は、以前ブログでも
お伝えしましたが、

ギリギリまで工事をやっていた
雰囲気だったので
「本当にオープン間に合うかなー」
と思って今日足を運んだら

綺麗にオープンしていました。

フランス人も、
やるときゃやるんだな。

そう思いましたが、
あ、こうゆう考えはダメですよね。

フランス人は時間にルーズ、という
ステレオタイプ。

ちゃんとしている人は
ちゃんとしている、

ちゃんとしている会社は
ちゃんとしているわけです。
ギャラリー・ラファイエット シャンゼリゼ店オープン!

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そのギャラリー・ラファイエット、
さすが、と言いますか、

隅から隅まで
最新仕様、なわけです。

まず入口。
ここからなかなかの
インパクトで迎えてくれます。
まるで《2001年宇宙の旅》の世界!

さすがにシャンゼリゼ通りにあるので
そんなに建物は大きくなく
売り場もオペラの本店に比べると
かなり小さいのですが、
地上3階、地下一階。真ん中の空間を中心に円状のフロアになっていて、ぐるぐる回って見れる作りです

まず基本的にショップインショップがなく
各ブランドのスペースは限られており

各ブランド間に仕切りがないので
いろんなブランドの服を
さーっと見比べられるメリットがあります。

また、各ブランドでスペースが
かなり限られているので
ベストな売れ線を置いてあり、

《今キテるテイスト》を
ぱっと見ることができます。
このように、各ブランドに垣根がありません

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また、シャンゼリゼ通り沿い
という土地を生かし、

窓際にはカフェスペースを設けるなどして
シャンゼリゼを見ながらお茶もできます。
ぼーっと通りを見てるだけでも楽しい

ディスプレイのデザインもいちいち凝っていて
見ているだけで楽しくなります。
こちらは、最新の各ブランドのバッグが、空港のターンテーブルで流れているイメージ。バッグがぐるぐる回っています。オシャレ!

多分時期によって変わりますが
今回はシャネルがフィーチャーされていて
各所にシャネルの特別展事が
なされていました。
特別に展示されていたシャネル

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このように、
最新感に溢れたこちらの店舗、
トイレにはこんなマークが。
これ、意味分かりますか?

これは、
男子マークと女子マークが
合体したもの。

つまり、男女兼用
というもの。

んー、分かりやすいのか
分かりにくいのか、、、

と、とりあえず入ると
中には個室が8つほどあって
順番を待っている女性の方が
お一人いらっしゃったわけです。

で、その方の後ろに立って待っていると
その方が、
中国語?(もしくは韓国語)で

○☆×?◇☆○

と言ってきたわけです。
分からなかったので
英語で聞き返すと、

「そこの個室、どうぞ使ってください」

とのこと。

え、あなたが先に並んでいたのだから
どうぞ、

と言うと、

「いやいや、どうぞ
使ってください」
と。

えー、そうですか?
ではお言葉に甘えて、、

と、その個室の扉を開くと

水浸しでビチョビチョ!!!

うげっ!
こんなとこ、使えるわけないじゃん!

と思って引き返すと
その個室を勧めた
中国人、もしくは韓国人は
何食わぬ顔をしているわけです。

というか、何でこんな
ビチャビチャな個室を
どうぞ、何て勧めるのかね!

その神経が分からんムキー

日本人だったら
絶対に「汚れてますよ」と言って
注意を促すか、

少なくとも勧めることはしないよな!

と、せっかく冒頭で述べたように
中国(韓国?)のことを
ネガティブに考えないように
しようと思っていたのに

こういうことがあるから
〈やっぱり民度低いよな!〉って
なってしまうんですよね。

ただ、今回はその人が
中国人か韓国人か分からなかったので
鉾の向け先が分からなかったですが、、、

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長くなってますが、最後に
もう一つ。

こちらの店舗のトイレ、
これもやはり最新で
何と、日本のウォシュレットが
付いていましたが
何か見たことないやつ。最新式でしょうか?

へー、パリでウォシュレット!
珍しー!

折角だから
試してみよう。

と、ボタンを押すと、
おー! 懐かしい感触!爆笑

と、満足して、
ウォシュレットを止めて、
さてティッシュ、ティッシュ。

とトイレットペーパーを探すも、
え、、、、????

トイレットペーパーがない、、、


と言うより、
トイレットペーパーを備え付けてる
場所がない、、、


え!!!!????

何何???
嘘でしょ、そんな話、ある!?!?!?

最新のウォシュレットを
備え付けてるのに
なぜトイレットペーパーを
備え付けてない!?!?!?

そんなはずはない。
また最新過ぎて、どこかのボタンを
押すと出てくるとか
そんな仕掛けだろ!

と、個室内をくまなく探すも
見つからず。。。

結局、しばらくエアーで乾かして
完璧に乾いていないお尻のまま
(ウォシュレットはリアルに
使ったのではなく、単に水の感触を
見ただけなので、大の用はたしてないので
ご安心を)

下着、ズボンを履いて
個室を後にしたわけです。

最悪!!!!

これだからフランスは!!!

あ、またフランスは、と
言ってしまいましたね。

そのトイレットペーパー係りの人が
アホなだけなので
フランスは関係ないですよね。

でも、日本で絶対そんなミス
ないよなー。

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そして、
トイレを出るとき、
なぜ先の個室が
ビチャビチャだったのか
理解できました。

あれは、
フランス人、もしくは
世界のどこかの国の観光客が
ウォシュレットのことを
よく分からなかったため

あのようなことが
起きたのでしょう。

つまり、
水を流そうと思って
ボタンを押したら、
突然水が吹き出してきたから
急いで立ち上がって

恐らくパニックになって、
個室を飛び出したのでしょう。

まー、生まれて初めて
前知識もなく、
突然ウォシュレットを体験した場合、
そうなる人も多いかもしれません。

恐らく、しばらく
ギャラリー・ラファイエット
シャンゼリゼ店のトイレは
ビチャビチャ状態が続くでしょう。

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以上、長くなりましたが
今日はこの辺りで!

それでは皆さん、
よい週末をお過ごしください!

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