本当にため息が出るほど美しい
のですが、
それは1800年代の後期に
当時のパリ地域のトップだった
オスマンと言う人が
パリの大改造を行ったから。
それまでは、昔からの建物が
統一される事なく
ごちゃごちゃと建っていて
それはそれで趣があると思いますが
今日のように
・白亜で
・統一された美しいデザインで
・まっすぐ綺麗に
と言うわけではなかったわけです。
その辺のことが好きな方は、
以前のこちらに書きましたので
そちらをご覧ください。
↓
(注意:パリマニア向けです)
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ところで、そのパリの
美しい建物は、
そのパリ改造以来ずっと
第一次、第二次世界大戦での
戦火も免れ
奇跡的に残されてきたわけですが、
流石に100年以上前の
建物に住み続けるのは厳しいので
実は外側だけ昔のままに残して
中はごっそり別の建物に
なってる、
なんてこともよくあります。
なので、パリの街を歩いていて
たまに見かけるのが
下のような建物。
↓
しかし、横に回ってみると、、、
↓
そうなのです。
このように、外側だけ
昔の建物を残してるので
たまにこのような
外側だけの表皮のように残っている
建物があるのです。
通りに面した部分だけ、
昔の建物を残す。
中は、今風にしたり
もっと安い構造で作り直したりします。
この外側(ファサード)は
定期的にクリーンナップしなければならず
(法律でそう決められてる)
その経費も結構高いので
維持するのも実は大変なようです。
また、このファサード掃除や修繕の際、
足場が組まれるのですが
この足場を使って、
窓が開けられがちな特に夏場、
泥棒が横行するのも
問題となっています。
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ところで前出の
表面だけの建物、
上の階に行くほど
部屋が小さくなるのがお分かりかと
思います。
いやー、一番上の階、
どんな構造になってるんでしょうね。
その下の階のメゾネットなのでしょうか?
通常、
オスマニアン建築(上のような建物)は
1階は商店、
3階が一番富裕層が住み
上に行くに従い
部屋が狭くなって
安くなっていき
一番上の階は
屋根が斜めになっていて
天井が低くて狭い、
そして階段も別の
いわゆる
低所得住居なのですが、
(最近は学生や若い人に人気)
これは、さすがに
階段は部屋の中にないと
無理ですよねー。
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このように、まるで
お面のようなパリの美しい建物たち。
美しい街並みを
ずっと残し続けるには
このような手段も必要なのですね。
では今日はこの辺りで!
それでは!