驚嘆の美しさ!! ハリーポッターが生まれた街"エジンバラ" | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

車で巡るイギリス
一人旅。

「湖水地方」を出て、
次に向かうは、
スコットランド!!

スコットランドは
イギリスを構成する
4つの構成国の一つで、
ちょっと事情が複雑で
以前その件について少し書きましたが、

簡単に言うと、
かつては独立した王国でしたが、
1707年にイングランド王国と合同。
イギリスの構成国となったわけです。

そう聞くと、
イングランドと対等な立場に
聞こえますが、
イングランド側によってスコットランド側は
度々虐げられ、

行政府などの機関は
イングランドに置かれていることなどからも
不公平な併合と思っている
スコットランド人は今でもいる、
と言う話です。

スコットランドとイングランドの
国境近くの宿で朝食を食べていたら
ロンドンから来たイングランド人に
話しかけられ、
彼がイングランドの美しさについて
誇らしげに語ると、

ちょうどコーヒーを持って来た
スコットランド人のスタッフが
「スコットランドの方が
綺麗だけどね」
と会話に入って来て、

それからイングランド人と
スコットランド人は
お互い自分の国が
いかに美しいかを、
談笑しながら主張。

ひぇ〜アセアセアセアセ
何かニコニコしながら話してるけど
結構ギリギリな感じなんですけど、、、滝汗滝汗

両国にとってこの話題は
かなりデリケートなようです。。

そんなわけで、
イングランドからスコットランドへ突入!!
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スコットランド〜。はるばるやって来ました!

両国の境は国境のようになっていて、
パーキングがあり
みんな車を降りてパシャパシャ
やってました(^^)。
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スコットランドの国旗がなびいています

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石に刻まれた"スコットランド"の文字。ここから先は、スコット人の土地です

一方逆車線のパーキングに行くと
(歩いて行けます)
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ここから先はイングランド! の表示

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そしてもちろん、イングランドの旗がなびいています

一応、もう一度
イギリスを構成する4カ国の
地図を添付しておきます。
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イギリスはこんな感じで、4つの構成国で成り立っています

国境であるこの地には
両国の激しい戦争の歴史を物語る
説明板がありました。
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お互い譲らない戦いが繰り広げられていたのですね

スコットランドとイングランドの
確執を描いたアカデミー賞作品があり、
観たことがある方も多いかもしれません。

それは、
1995年にメル・ギブソンが
主役、監督をこなし
アカデミー作品賞(含む5部門)を
受賞した映画、
『ブレイブハート』。
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画像はDVDのパッケージ画像をお借りしました

この映画では
とにかくイングランドは酷い国なのですが、
(ほんとにそうだったのかもですが)
最後のシーンがかなり印象的で
よく覚えてます。
(かなり残酷、、、)
※スコットランドの対イングランド戦の英雄、ウィリアム・ウォレスを描いた作品

メル・ギブソンは
この作品といい、
キリストの受難を描いた
『パッション』といい、
ほんと社会的な映画を作って
世に問いかける方です。

ちなみに、スコットランドを扱った
映画といえば、
個人的に好きで是非オススメしたいのが、
ロマン・ポランスキー監督の
『マクベス』。
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画像はDVDのパッケージ画像をお借りしました

この映画は凄いです。
シェイクスピアの戯曲が原作ですが、

あまりに中世の戦闘シーンが
リアルに描かれていて
特にラストシーンは
心臓に自信のある方でないと
トラウマになるかもしれません。
※オススメと書きましたが、、、
※スコットランド内の王位争いを描いた作品

マクベスは人気戯曲なだけに
過去何度も映画化されていて、
一昨年にもまた映画化されました。
(日本では昨年、吉本興業が配給で公開)

その宣伝で、"本能寺の変"で
有名になったエグスプロージョンが
動画を出していたので貼り付けておきますニコ

"本能寺の変"のリズムで、マクベスのあらすじを解説してます(^^)

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話が脱線しました、
スコットランドに戻ります!

そんなわけで、やって来ました
スコットランド!!
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んー(^^) 綺麗な景色です!

何とものんびりした
そして広大な景色が広がる国です。
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果てしなく低い丘が続きます

そして、
ちょっと細い道を走ると、
こんな風景も!
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馬が服を着てる!!!

タータンチェックの服を着た
馬もいて何だか可愛いです(^^)。

こんな道を走り、
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緑のトンネル! こうゆう道がたくさんありました

到着したのは
スコットランドの首都、
エジンバラ!!

そこは、
J.K.ローリングさんが
ハリーポッターの物語を書き上げた街。

母との死別→バーで知り合った男性と同棲→妊娠→流産→結婚→妊娠→出産→離婚→うつ病→自殺未遂→生活保護

という辛い状況の中で
書き上げた本、ハリーポッター。

人生何があるか
わからないもんです。
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おおお!!! これは、完全にハリーポッターが出て来そうな街です!!

ハリーポッターの最初の本は
この写真の近くにある小さなカフェで
執筆されました。

ローリングさん、
こんな街並みを見ながら
ハリーポッターを書いたのですねーニヤリ
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重厚感を感じさせる石造りの古い建物が、ずーーっと並んでいます

それにしてもこの雰囲気、
なかなか凄い街です!!びっくりびっくりびっくり

ヨーロッパを何か国か旅行しましたが、
この重厚感は初めてです!!
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興奮でシャッター切りまくり(>_<)!

今にもハリーポッターが
出て来そうな雰囲気。
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この重厚感、堪らないです(≧∇≦)!!

どこを撮っても
絵になる街!!おねがいおねがい
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こんなさりげない風景も絵になりますラブ

そして、やっぱりスコットランドと言えば
こちら!!!
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タータンチェックのスカート×バグパイプ!!

スコットランド音楽を代表する楽器
バグパイプは、
かなり遡ると中東起源の楽器のようですが、
スコットランドのそれは
"グレート・ハイランド・バグパイプ"という
特に大きな音が出せる構造のもの。

スコットランドでは
戦闘時に敵を威嚇するため
もしくは
仲間を鼓舞するために使われ、
故に大音量であることが大事だった、
とのことです。

バグパイプ吹きは
武器も持たずに、
隊の先頭で大音量で演奏し、
そんなわけで真っ先に殺されますが、
後ろに続く兵士が倒れた兵士の
バグパイプを手にして
また大音量で吹く。

その繰り返しで、
敵は戦意を失い、仲間はますます士気が高まり
結果戦いに勝利する、
という大事な役割を担った楽器だったようです。

そう聞くと、
"絶対にバグパイプ吹きには
なりたくない!"
と思いますが、
バグパイプ吹きは
とても名誉あるポジションだったようです。

そんなバグパイプを
動画に撮ったので貼り付けておきます!
(音量注意!)

いい音ですニヤリ 

ちなみに、バグパイプとは
英語で書くと"bagpipe"と書きます。

つまり
"bag(バッグ・袋)"
"pipe(パイプ)"
「袋に溜めた空気で演奏するパイプ」
という楽器です。

なので、"息を吹いて、
その空気で音を奏でている"
と思っていましたが、
そうではなくて
"息を袋に送り込んで、その溜め込んだ空気を
脇で少しずつ笛に送りながら演奏する"
楽器とのことで、

そんな理由で
息つぎで途絶えることなく
音色がずーーーっと続くわけです。

知りませんでした。。

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話は戻ってエジンバラです。

エジンバラは駅を挟んで
高台の旧市街と低地の新市街に分かれ、
歴史的な建造物は旧市街に集まってますが、

新市街にどどん! と建っているのが
この塔!!
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スコット記念塔。スコットランドの文豪スコットさんを記念して建てた塔です

周りに高い建物がないこともあり
異様に目立っています。
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個人の記念塔としては、世界で最も高い61m!!

エジンバラの独特な世界観に
ぴったりのモニュメントです。

そして、駅前にこれまた
立派に建っているのが
バルモラル・ホテル。
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1902年創業。数々のセレブに愛されてきたホテルです

ハリーポッターで
一躍億万長者になった
ローリングさんが
ハリーポッターの最終巻を
ここで書き上げたことは有名です。

とんでもなく出世したものです。


もう一度旧市街に戻り
スコットランドの教会に入ってみます。
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セント・ジャイルズ大聖堂。エジンバラにおける宗教の中心的役割の聖堂です

スコットランドは宗教も独特で
スコットランド国教会という
独自の宗派があります。
(プロテスタントです)

色々調べましたが、
宗教はどこもそうですが
かなり複雑で、下手なことは
書けないのでやめておきます。

とりあえず、中に入ると、
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荘厳で美しいです(^^)!

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中でも目を引いたステンドグラス。スコットランド有数のものとのことです

そして"おっ"となったのが、
教会に並んでいたイス。
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こんな感じのイスですが、、

よく見ると、、、
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全部、背もたれの所に、スコットランドの国旗が入れられてる!!

これを見るだけでも
この国がいかに"スコットランド"という
国を大事にしているか、
が見てとれます。

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そして、
スコットランドと言えば
忘れてはいけないのが
"ウイスキー"!

2014年から2015年にかけて
NHKの朝ドラで放送された
「マッサン」は、
まさにスコッチウイスキーの話。
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「マッサン」。NHKのHPより画像拝借しました

宝酒造(当時は別名)に勤めてた竹鶴さんが
スコットランドにウイスキー作りの修行に行き、
帰国後サントリー(当時は別名)に転職して
国産ウイスキーを作るも紆余曲折あって退社し、

苦労の末に自分で
ニッカウイスキーを創業して
「日本ウイスキーの父」となった話です。

エジンバラにスコッチウイスキーの
博物館があったので、
ちょっと立ち寄ってみました。
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スコッチウイスキー博物館。その名も「スコッチウイスキー・エクスペリエンス」

中に入ると、
ショップがあってずらーーっと
スコッチウイスキーが並んでいます。
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知識がないと、まったく何がなんだか分かりません、、、

これは、誰かに教えてもらう以外
ちょっと理解するのは無理ですね、、、
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小さい手のひらサイズの小瓶に入ったスコッチウイスキーも、たくさんあります

とりあえず、
スコッチウイスキーが大好き、
と言っていたイギリス人に
「これを飲め!」と勧められた
ウイスキーをチョイス。
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「オールド・プルトニー12年」。シングルモルトのウイスキーです

ちびりと飲んでみると、
ぐぉーーーっ!おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!

これが本場のスコッチですかーー!!!おーっ!おーっ!

し、渋い、、、

そもそもお酒が弱い自分が
ウイスキーの味など理解できるわけ
ないのですが、、、、

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この「スコッチウイスキー博物館」には
「スコッチウイスキー・エクスペリエンス」
という電動カートに乗りながら
スコッチウイスキーについて
色々知ることができる
アトラクションがあるのですが、

予約が必要で
カートに乗れませんでした、、、

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と、ざーっと
こんな感じで巡ったエジンバラ。

想像以上に他のヨーロッパと
雰囲気が違って、
そして想像以上に美しい街並みで
驚きと発見の連続でした。
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最後にハリーポッターの魔術学校ホグワーツのモデルとなったと言われる『エジンバラ城』。巨大な岩山の上に建っていて、エジンバラの街を見下ろしています


まだまだ続くイギリス紀行。
次はゴルフの聖地、
セントアンドリュースに向かいます!!
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こんな感じで北上してきました。セントアンドリュースはエジンバラのちょっと北です

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