天気:晴れ
日本からフランスの玄関口と言えば、
シャルルドゴール空港(以下CDG空港)。
CDG空港はパリ市内の北東約30キロ位置し、
車で約40分〜1時間。
東京〜成田の遠さに比べれば、
かなり近くてアクセスのいい
国際空港だと言えます。
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しかし、
このCDG空港から
パリへのアクセス、
実はこれがかなり問題になっていて、
ここからパリに入る際に
荷物を強奪される
いや
ギャングに襲撃される被害が
多発しているのです!!
"華の都パリ!"と
シャンゼリゼやエッフェル塔、
フランス料理などのイメージを持って、
日本から12時間も
飛行機に乗って、
やっと到着した夢にまで見たパリ!!
"はーー、ここがパリかー"
と、踊る心で空港からパリに向かう途中、
まるでギャングのような
アフリカ系の方々に、
ズタボロにされるケースが
多発しているわけです。
え? 先進国のフランスで?
まさかー、
ギャングなんて大げさな!
いえいえ、
これは本当に深刻な話で、
冗談ではないのです。
物質的にも、精神的にも
ひどくやられて大変な思いをした人の
何と多いことか。。
パリへの旅行をお考えの方に
是非とも知っておいていただきたく、
今日はそのことについて
書かせていただきたいと思います。
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まず、
CDG空港からパリへ
入るルートですが、
大きく3パターンあります。
それは、
①タクシー
②電車
③バス
です。
さて、どれを選べば
最も安心でしょうか?
それは普通に考えれば、
①のタクシーが安全でしょうー!!
そうお考えの方、
残念ですが、
このタクシーが実は
かなり危ないのです!!!
このタクシーでの被害が
最近急増していて、
今回はこれをお伝えしたくて
書いたわけです!!
タクシーの被害って、何?
ぼったくり?
確かに、CDG空港からは
間違えたタクシー乗り場から乗ると
ぼったくり野郎がいて、
高額をふっかけられる被害に遭う危険が
かなり高くなります。
ちなみにCDG空港からパリ市内への
タクシー料金は固定となっており、
パリの右岸は50ユーロ、
パリの左岸は55ユーロ。
CDG空港でタクシーに乗車すると
走り出すときにメーターが
50ユーロか55ユーロの
いずれかになるはずです。
もしならない場合でも、
その値段のことは知っておいてください。
(できればこの時メーターをきちんとセットして
もらったほうが安心です)
話は戻って被害の件ですが、
被害はぼったくりではなく、
強盗です!
え?
タクシーに乗ってるのに強盗?
強盗って、オーバーじゃない?
大袈裟に書いてるでしょ!
スリぐらいなんじゃないの?
いえいえ、
大袈裟でも何でもありません!
何と、
CDG空港からパリに向かう
タクシーの中で、
しかも高速道路で
強盗に遭うのです!!
では、具体的にどんな
強盗なのか、
奥さんの友人が被害に遭ったので
そのことを書きます。
強盗が多発しているのは
CDG空港とパリの間にある
サンドニ地区にある高速道路のトンネル内。
このサンドニ地区のトンネル、
こんな感じのトンネルですが
↓
よく渋滞するのです!!
そして、
この渋滞していて車が
動かないタイミングを狙い、
壁の陰に隠れていた
黒人のギャングたちが
突然現れ、
手に持った
大きな石で
タクシーの
窓を"バーン!"
と割って
バッグを強奪していくのです。
恐ろしい。。。あり得ない。。
しかし、実際にこれは
起こっていることなのです。
そして、狙われるのは
アジア人の女性。
タクシーの運転手は
特に守ってくれません!
むしろ、中には
ギャングと手を組んで、
アジア人の女性が乗ったら
連絡してギャングを待っている、
という話も聞きます。
あまりにおもむろにやってきて、
一瞬の出来事で、
恐怖のあまり何もできず、
パスポートや財布、パソコンが
入ったバッグを
パリに来て早々
恐ろしい思いをしながら
奪われるわけです。。
そう聞くと、
タクシーは乗れなくなる、
という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、
タクシーは宿の前まで
行ってくれる便利な手段。
タクシーに乗る必要がある、
という方は、
渋滞のトンネルでは、
真ん中の車線を
走ってもらうように
してください!
黒人の強盗は
常に壁に隠れていて出てくるので、
すぐに犯罪が犯せる
端の車線が被害に遭いやすい!
と言われています。
とにかく
端の車線は走らないよう
指示してください。
また、あまりに渋滞が酷くて
高速道路を下りて下道でパリに向かう、
というのは最悪なので
絶対に避けてください。
CDG空港からパリに向かう途中で
高速道路を降りると、
そこはサンドニ。
そこは
NO GO ZONE(行ってはいけない地域)
です。
奥さんの友人は、
タクシーが渋滞で高速を降りてしまい、
サンドニで
窓を割られ、全て持って行かれた
そうです。
パリに何度も来ている
駐在員がそのような被害に
遭っているのです。
ましてや、
右も左も分からない
旅行者は
被害に遭ってからが大変です。
警察者に行って、
被害届の手続きをして
怪我をしたら病院へ行って、
フランス語も話せないのに、
もう泣くに泣けない状況になります。
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以上がタクシーのリスクです。
じゃー、タクシーがダメなら電車か?
CDG空港からパリに向かう電車は、
RERのB線で向かいます。
そして、このB線がまたまた
やっかいで、
もちろん途中、
サンドニ地区を通るわけです。
そしてここが大事ですが、
RER B線には
・各駅停車
・快速
の2種類があります。
ここで、必ず"快速"を
選んでください!
ここで、間違えて
"各駅停車"に乗ってしまうと、
そこは地獄です。。
途中の駅からは、
サンドニのガラが悪い人たちが
(もちろん全員ではないですが)
大量に乗車してきます。
荷物をたくさん持って、
怖いお兄さんたちに囲まれ、
無事にパリに入ってこられたら
ラッキーです。
では、
RERでパリに向かうシミュレーションを
してみましょう。
まず、空港にある案内を見て
RERの駅の方に向かいます。
空港内のこのような案内の方に進みます
↓
エスカレーターを降りていくと、
↓
げっ! 切符買うのにめっちゃ並んでる!!
↓
かーっ、切符買うのにこんな並ぶんかい!
↓
何とか、自分の番になったら
チケットを買ってみましょう!
↓
右に記されている、行き先(CDG空港からパリ)、値段(10ユーロ)を確認し、"Pay(支払い)"をタップ↓
↓
早速、乗り場に向かいます。
改札を抜けて
↓
ホーム。この時、停車駅をきちんとチェック!↓
と言ってるうちに出発!
CDG空港とパリ(Paris Nord)まで
間に一駅しかないので、
各駅停車ではないと分かります。
この間に駅名がずらーっと
並んだら、
それは各駅停車。
乗らないでください。
急行(快速)であることを
確認し、
早速電車に乗り込んでみると、
まー、綺麗ではないけど、汚すぎるほどでもない車内と言ってるうちに出発!
車内は出発時には満席に。
だいたい30分ほど。
RERのB線は
パリを縦断し、重要なスポットが
停車駅になっているので便利です。
・北駅
・シャトレ / レ アール
・サンミッシェル / ノートルダム
・リュクセンブルグ
今回私はシャトレ / レ アール で乗り換え。
コンコルド駅で乗り換え。
駅の通路では、生演奏を堪能(^^)
と、電車での市内入りは
こんな感じです。
パリに慣れている方には
問題ないですが、
パリが初めての方にとっては
ちょっとハードルが高いかもしれません。
特に地下鉄の乗り換え。
地下鉄はいちいち
スリのリスクがあるので、
スーツケースで身動きがとりにくい方などは
狙われやすいかもしれません。
(特にアジア人観光客は狙われます)
細心の注意を払ってください。
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というわけで、
電車もパリが初めて、という方には
あまりお勧めできません。
結論!
CDG空港からパリ市内に入る
ルートで最も安全だと
私が考えるのは、
バス!
です。
え? バス?
とお思いかもしれませんが、
この空港と市内を結ぶバスが
かなり便利!!
そして安全!
と、今回はかなり長くなったので、
バスの件についてはまた次回書きます。
それでは!!