砂漠でのカウントダウン! は踊りまくり!! | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

12月31日(土)

天気:晴れ
 
モロッコ3日目。
 
昨日、サハラ砂漠エリアに入り、
砂漠にあるリヤド(宿)に宿泊。
 
一夜明けて、
本日遂に今回の旅のハイライト、
サハラ砂漠の砂丘へ!!
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いよいよラクダに乗って、砂丘に向かいます!
 
と、砂丘へは
夕方に行く予定となっているので、
その前にリヤドの周りを少し散歩します。
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昨日は暗くてよく見えませんでしたが、こんな感じの立派なリヤドです(Riad Nezha リヤド ネズハ)
 
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リヤドの周りの地元の方々の家は、基本的に土壁。進んだ一部の家のみコンクリートです
 
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わら(のようなもの)と土を混ぜてできた土壁です
 
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街のメインストリート。道は土です
 
入口からチラッと見える
現地の方々の暮らしは
お世辞にも豊かには見えません。
 
モロッコ人の
平均収入はだいたい3万円。
 
砂漠に住む彼らの平均収入は
もっと安いかもしれません。
 
ちなみに我らのガイド、
ハッサンは、もともとは
ノマドの出。
(ノマドとは、家を持たずに荒野の中を
家畜とともに移動して生きる人たち)
 
その後村に出て、
ラクダのガイドを経て、
今、トヨタのランドクルーザーを
駆使した
モロッコツアーのガイドを
しているというわけです。
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ガイドのハッサンと、ハッサンのランドクルーザー!
 
かなりの成功者と
言えるかもしれません。
 
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話を戻して、
宿周辺の散策を終え、
ハッサンのガイドで砂丘の周りの村について
いろいろ教えてもらいます。
 
 
まず向かったのは、
かつてアフリカの南から
奴隷として連れてこられ、
 
17代前の王の時に(かなり昔!)
解放されたけれどもこの地に残った
黒人部族の集落。
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歌と踊りのパフォーマンスを見せてくれます
 
やはり黒人の音楽はリズムがいい!
バルバル人(モロッコの先住民族)
音楽とはまた違った、
趣があります。
 
次に向かったのは、
砂丘の下を水が流れている!
という灌漑施設の場所。
 
砂丘には水がない!
と思いがちですが、
実は砂丘の下には水脈があり、
水が流れているというのです!!
 
そんな理由で、
砂漠にはオアシスがあるのですね(^^)。
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砂漠の中をずーーーっと水が流れています
 
そしてこの水を使って
農業が砂漠の地で行われているわけです。
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砂漠とは思えぬ緑!

そして、何と
この灌漑施設は、日本人の団体が
お金を出して作ったそうです。
 
サンキュー、ジャパン!
とガイドのハッサンに感謝されました(^^)。
 
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さて、遂に砂丘へ、
とその前にランチ。
 
ランチは先住民族ベルベル人の
ピザ(のようなもの)をいただきました。
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地元の人が行くレストランにて。味は、まーまーです。。ちょっとコクがない。。

お腹を満たして、
いざサハラ砂丘へ!
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ラクダー! ひとこぶラクダです
 
 
ラクダについての余談ですが、
ラクダには
『ひとこぶラクダ』と
『ふたこぶラクダ』がいて、
 
モロッコのラクダは
『ひとこぶラクダ』。
 
そして、ラクダは英語では
"キャメル"と一般的に言われている
と思いますが、
"キャメル"とは『ふたこぶラクダ』のこと。
 
『ひとこぶラクダ』は英語で
"ドロメダリー"と言います。
 
しかし、タバコの"キャメル"は
パッケージの絵が『ひとこぶラクダ』
なのに、商品名を"キャメル"と言っていて、
それは間違いだ!
と、ガイドのハッサンは
言っていましたニコニコ
 
正しくは"ドロメダリー"という商品名、
もしくはイラストを変えるべき!とのこと。
 
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余談はこの辺りにして、
砂丘です!
 
早速ラクダに乗り、
本日の宿泊地、砂丘のテントに向かいます!
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ゆったりゆったり、砂漠の中を行きます
 
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遂に来ましたサハラ砂丘‼︎‼︎  これは素材写真ではなく、私が撮った写真です!!!(^^)
 
サハラ砂漠の砂丘!
見渡す限り砂丘が続き、
青い空と焼けた砂の色の
コントラストが美しいです!!おねがいおねがい
 
オアシスにあるテントに到着し、
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砂丘の中にあるテント。結構しっかりしてます
 
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中は広くて綺麗! 水洗トイレ&お湯が出るシャワー付き!
 
荷物を置いて
夕日を見に再び砂丘へ!
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砂の波々が綺麗です!
 
しばらくすると、
砂丘に夕陽が沈みます。
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2016年最後の夕陽です!
 
夕陽を見て、夕食を食べた後、
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別棟の大きなテントでの夕食
 
外に出て、焚火にあたっていると、
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「ヘイ!どこから来たんだい!」などと話しながら、みんなで焚火にあたります
 
焚火のすぐ横から、
花火が!!
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花火めっちゃ低い! 火花が当たりそうで、みんなビビってました。。

そして新年のカウントダウン。
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カウントダウンでは、再びテントに戻ってみんなで踊りまくります
 
みんなが踊ってるのを見ていると、
「一緒に踊ろう!」
と、強引に輪に入れられて、
踊りながらカウントダウン。
 
そして年が開けると、
みんなでビス!!
 
観光客が皆欧米人なので
そんな感じになるのですね!
 
と、このように
砂漠で過ごしたカウントダウン。
 
明日は、
進路を西に変えて、
マラケシュ方面に向かいます!