意外な事実! フランス人の日曜大工はハイレベル⁉︎ | 西方見聞録(旧パリレポート)

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2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

11月30日(水)
天気:快晴!

めっちゃ寒かったけど、
快晴で気持ちのよかった今日のパリ。
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真っ青な空! 奥に見えるのはオペラ座です

と、今日の話は天気と
全く関係ないですが、

先日奥さんの友人(旦那はフランス人)が
ブールジュ(オルレアンの近く)から
遊びに来て、

話になったのが、
フランス人たちの
日曜大工レベルについて。


うちのアパルトマンですが、
内装業者が仕事を終えて、
私たちが家に入った時、
天井の電気は下の写真のような状態に
なっていました。
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え? いや、、天井、穴空いてるし、、

日本だったら、
蛍光灯とか電球買ってきて
すぐにいい感じにセットできる
と思うのですが、

これは電球をセットする
ハードルが高そうです。。。


と、この取り付け、
かなり難しそうなので
ほぼ1年間、ここには手をつけず
間接照明などでやり過ごしていたのですが、

さすがにリビングの天井が
この状態もお客さんが来た時に
恥ずかしい、

ということで、
ちゃんとした電球を買ってきて、
取り付けよう、
となったわけです。

いい感じの照明を買って、
いざ取り付けよう!
と箱を開けてみると、、
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ん? んん? んんんんんんんーーー????びっくりびっくりびっくり

え? な、何これ、、、

んんんんん?

わけが分からない、、、

つまり、下の写真のように、
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全く繋がらなそうな
二つの線を
くっつけるわけです。

どう見ても
"カチッ"と
繋がりません。

そもそも
天井から出てる配線(左写真)は
2本線が出てるけど、
電球側(右写真)は
何かゴムみたいになってるし。

いやー、
むりむりむり!爆笑

配線の知識もないし、
それにこれは専用の道具がないと
無理でしょ。

完全に素人が
手に負えるものではありません。

と、その旨を奥さんに話すと
(写真を送って)
「何とかならないの?」

いやいやいや!!
無理ですよ、無理!!

これは電気ですから、
下手すると
感電なんかして、
命落としますよ!!

電球が爆発したり、
絶対に危ない!!


と、猛烈に危険をアピールし、
さらりと「できるでしょ?」という
奥さんに、
「これは、業者にやってもらうものだよ!」
と強く言って、
何とか業者にきてもらって
やってもらうことに。


その数日後、
業者の人が来て、
専用の道具で、切ったり貼ったりしながら
(貼ってませんが)
プロの技で見事に電球を
付けてくれたのです。
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さすがプロ、完璧な仕事です!

それにしても
何で天井、あんな未完成の
状態でアパルトマンを引き渡しますかね、
フランスの不動産屋。

と、その話を
冒頭のブールジュから来た
奥さんの友人と話していたわけです。

すると、
その奥さんの友人も
「そうそう! 私の家もそうだった!」
と、激しく同意してきたわけです。

(以下、奥さんの友人の話)
「私も、何でこんな中途半端な
状態で引き渡すなかなーって思って
旦那(フランス人)に話したら

-いやいや、自分でやるからだよ(旦那)-
って。

えー、こんなの
普通できないでしょ!

って言ったら
-甘えすぎだよ!(旦那)-

って。

それで、自分で工具出してきて、
ドンドン、ガチャガチャやって
サクサク電球を取り付けちゃった」


と。


どうやら、
フランスでは、
それぐらいの日曜大工は
できて当たり前なので、

そんな中途半端に見える状態で
(フランス人にとったら、中途半端じゃない)
引き渡すとのことらしいのです。

フランス人、
たくましすぎる。。。


と、ここまで書いて、
いや、もしかすると、
日本が親切すぎるのであって、
それぐらいが世界では普通なのかも。。

日本のサービスが行き届いた
温室で育つと、
端から見たら何もできない
軟弱な国民に見えるのかもしれません。。