天気:晴れ
パリでは日本食が人気で
それはもう10年ぐらい前から
とのことで、
街のいたるところに
日本食のレストランを
見かけることができます。
もう、
そんな前から人気と聞くと、
"少しは下火になってきたんじゃない?"
"少なくとも人気が落ち着いてきたのでは?"
と、思いがちですが、
ところがどっこい！
※表現が古い、、、
その人気は
ますます上昇しているように
感じます。
と言うのも、
先週の週末、
猛烈に日本食が食べたくなり、
レアールの『一風堂』に行ったのですが
大行列。。
仕方ない！
と気を取り直し、
日本食レストランは
オペラ界隈に集中しているので、
そちらに行くことに。
しかし！！
何とも信じられないことに、
全ての和食レストランが大人気で
行列に並ばなければ食べられない状況。
例えば、こちらはうどん屋の
『さぬき屋』。
ちょっと遠めで見にくいですが、
めっちゃ行列できてます。
これは30分どころではなさそうです。
『国虎屋』。
こちらは、一見並んでいないように
こちらも、がっつり行列です。
続いて、定食屋の『アキ』。
分かりにくいですが、こちらも行列。
続いて、ラーメン屋の『ひぐま』。
見えますが、中で大行列。
と、どの店も、
フランス人の行列で
大変なことになってます。
ほんと、日本食、
すごい人気です。
ただし！
日本食レストランにも
2種類あって、
・日本人が経営しているもの
そしてもう一種、
・中国人が経営しているもの
があるのです。
そして、この
中国人が経営している
和食レストランには
行列はできておらず、
中は閑古鳥が鳴いているところが
多いのです。
日本人経営の和食レストランは
大行列。
中国人経営の和食レストランは
閑古鳥。
私たち日本人から見ると、
「あ、これは変な和食レストランだな」
と、気がつきますが、
と、気がつきますが、
どうやらフランス人たちも
それを知っていて、
中国人経営の店には行かないようなのです。
行くのは、事情を知らない観光客と
中国人たちだけ。
※もちろん情報に疎いフランス人も行きますが
中国人経営のそれは
かつては中華料理の店だったところを
日本食ブームに乗じて、
日本食レストランに変更したところが多く、
厨房はもちろん日本人ではありません。
なんちゃって日本食なので
本当の日本食の味を知っている人は
行かない、というところでしょう。
日本人経営のところに
フランス人が集まっているのですから、
フランス人は日本の味が分かっている、
ということになると思います。
さらに最近はフランス人経営の
和食屋も増えているとのことで、
今後日本食の人気は
ますます上昇するかもしれません。
※弁当屋も増えている印象です
日本食（すし、天ぷらなど）→ラーメン→たこやき→うどん→弁当（おにぎり）
と、ますます
色々な日本の食べ物が
普及してきているパリ。
次は何が来るのか！
さしずめ牛丼専門店などでしょうか？
（すでに一部ありますが）
今は日本人が出店すれば、
結構行けてしまう
「日本人バブル」状態のような
気がするのですが、
この人気がずっと続いて欲しい
（他の国にも波及して欲しい）と
願うばかりです。