伝説の飛行機・コンコルドに乗ってみた！！

10月14日（金）

天気:雨

フランスの航空会社と言えば

エールフランスですが、

そのエールフランスが誇る

超音速旅客機で、

かつて世界中から羨望の眼差しを受け

飛んでいたのが

コンコルドです！

コンコルド！！ 覚えている方、いますでしょうか？

小学生の頃、

コンコルドが日本に飛んできた時、

みんなで校庭に出て

「あ！ コンコルドだ！！！」

ってみんなで指差しして見た

あの飛行機。

普通の旅客機は

マッハ1弱で飛ぶのが普通ですが、

コンコルドはその倍の

マッハ2で飛ぶ旅客機。

※マッハは音速。マッハ2で約2160㎞

2003年に運行は終了しましたが、

今でもコンコルドの速度で

飛ぶ旅客機は存在しません。

※音速を超えて飛ぶ旅客機すらありません

言わば、伝説の旅客機です。

そして、そのコンコルド！

何と、パリで乗ることができるのです！！！

おおおおーーー！ 憧れのコンコルドが目の前に！！

早速、乗ってみましょう！！

おー、なるほど、下から乗り込むわけですね！！

登場の様子、動画にしました！

機内の狭さなど、

よくお分りいただけると思います！

↓

では引き続きリポートです。

階段を上って中に入ると、、

おおお！

これがコンコルドの

室内ですか！！！

って、、

せまっ！

自分は身長175㎝ですが、

普通に立つと頭が天井に付きそうです。

こりゃ窮屈です。。

そして何より

通路が狭い！！

この足幅しかありません

日本人の自分をして

この狭さ。。

恰幅のいい外国人は

そりゃこの上なく

窮屈だったでしょう。

ところでこのコンコルドは

超富裕層の旅客機だったので

航空チケットの値段は何と、

ファーストクラスの１.５倍！！！

ファーストクラスの

1.5倍です！

普通に航空券を買うと

ビジネスクラスはエコノミーの

10倍以上しますよね。

例えばJALで調べると、

とある都市までエコノミーで

6万7000円のところが

ビジネスクラスだと

109万円。

ビジネスクラスは

エコノミーの16倍です。。

改めて驚かされます。。

そして

ファーストクラスは

250万円。。

普通に買う人、

いるんでしょうか。

いやー、いるんでしょねーー。

世の中、持ってる人は

桁違いに持ってますから。

そしてコンコルドは

そのファーストクラスの1.5倍なので、

375万円になります。

エコノミーの

約56倍の料金という

計算になります。

ただこれはあくまで

コンコルドがJALだった場合で

ファーストクラスの1.5倍だったら

という仮定なので、

実際はそんなに高くなかったと思いますが。

※実際は、当時の価格で片道90万円程度だったようです。

さらに2000年ぐらいには乗客が集まらず

半額近くの40万円程度だったという話も

じゃーシートはさぞかし

立派なんだろうなーって、、

コンコルドのシートです

ってこれは、

エコノミーのシートと

同じないですか！！

あ、いや、

もしかしてシートの質は

いいのかもしれませんが、

広さは完全にエコノミー。

ラグジュアリー感ゼロです。

これにファーストクラス以上の値段！

考えられません。。

しかし！

コンコルドは

それに乗ること自体がステータス！

へーい、コンコルドに乗って来たぜ！

それが大事なのです。

と、ここまで読んでくださった方、

「何でもう飛んでないはずの

コンコルドに乗ってるんだ！？」

と、思った方もいるのでは？

もうお気づきかもしれませんが、

こちらは

パリ郊外の「航空宇宙博物館」。

フランスの航空宇宙の歴史や、伝説の飛行機などを展示している博物館です

ここでは、

役目を終えたコンコルドが展示されていて、

コンコルドの室内に入ることができるのです！！

この巨大なテントの中に、コンコルドが格納されています

格納・展示されているコンコルドは2台！

普通に横からも入れます(^^)

コンコルドのコクピット。カッコイー！

中のシートを取っ払うと、その狭さが分かるかもしれません。前の人、天井に頭付きそうです

窓ちっちゃ！！

と、このコンコルドは

フランスとイギリスが共同で開発し、

1976年に就航開始。

当初は各国から

購入希望があったのですが、

・ソニックブーム（音速の壁を破る時に鳴る爆音）がうるさい。

・飛行距離が短い

（東京-西ヨーロッパ間は給油が必要）

・乗客の定員が少なすぎる（100名）

などの理由でキャンセルが相次ぎ、

結局エールフランスと

ブリティッシュ・エアウェイズの

2社での運行のみに。

さらに路線も

大西洋横断便のみに限られました。

※政府専用機は例外

それでも、

コンコルドは大変な人気があり、

運行を続けていたのですが

2000年にパリのシャルルドゴール空港で

離陸直後に墜落し、

113名が死亡する大事故を引き起こすことに。

その後、アメリカの同時多発テロの

影響による航空需要の低下もあり、

収益が出せないと判断され

2003年にコンコルドの運行は

終了することとなりました。

そんなコンコルドですが、

やはり今でも人気は高く、

このコンコルドを見に、

博物館に来る人は多いようです。

コンコルドの頭の先。かっこいいです！

タイヤはやはりミシュラン！

コンコルドはパリの

シャルルドゴール空港にも

パリに向かう高速沿いに展示してあります。

（こちらは中に入れません）

コンコルドファンの方は

ぜひ訪れたい博物館です！！

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