天気:晴れ
映画好きの方であれば、
"ヌーヴェルヴァーヴ
(以下ヌーベルバーグ)"という
言葉はよく知っていると思いますが、
この"ヌーベルバーグ"とは
1960年あたりにフランスで起こった
映画運動で、
ざっくり言うと、
それまでの映画にあった
「映画はこうあるべきだ」という
常識を取っ払って、
主に、職業監督ではなく、
それまで
"映画を評論していた若者たち"が
ハンディカメラを持って街に飛び出し
自由な発想で
作った映画、のこと。
つまり、
斬新な手法で撮影されていたり、
いわゆる"起承転結"がない
一見よく分からない
ストーリーだったりするので、
だいたいの人は
これらの作品を初めて見ると、
"なんだこりゃ?"
となります。
で、その"ヌーベルバーグ"作品の
代表作、とも言うべき
人気作品が、
フランソワ・トリュフォー原案、
ジャン=リュック・ゴダール監督の
『勝手にしやがれ』(1960年)。
(原題:À bout de souffle 「息切れ」)
この作品、
内容はまー個人的には
そんなに面白いとは思わないですが、
とにかくかっこいい!
作品の中の一コマを写真にして、
特大ポスターにして
部屋に貼ったら、
もうオシャレです。
セリフも、俳優
(ジャン=ポール・ベルモンド、
ジーン・セバーグ)の仕草も、
カッコいい。
この主人公、それまで
どうやって生きてきたんだろう、、
と思ってしまうほど、
ちょーー適当な生き方で、
自由奔放にもほどがあります。
で、この映画、
まだ学生の頃に見たのですが、
インパクトがありすぎたので
強烈に覚えていて
(何度も見たので)
中でも印象的だった
ラストシーンの舞台となったのが、
モンパルナス近くの
カンパーニュ・プレミエール通り。
せっかくパリにいるのだから!
と、先日、その通りに行ってみました‼︎
通りに入ってみると、
まー、もう50年前の
映画なので、
そりゃ風景も変わってるのが
当然ですが。。
(以下、ネタバレ注意)
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それに対し、フランス語がたまに分からないアメリカ人の恋人パトリシア(ジーン・セバーグ)は
すいません、
ネタバレし過ぎましたが、
この最後のシーンの交差点が
こちら!